ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞受賞、エイドリアン・ブロディ主演「ブルータリスト」2025年2月21日公開決定
第81回ヴェネチア国際映画祭銀獅⼦賞を受賞し、第97 回アカデミー賞最有⼒候補に躍り出た「THE BRUTALIST」(原題)が、邦題「ブルータリスト」に決定し、2025年2⽉21⽇(⾦)に⽇本公開が決定した。
監督・脚本を弱冠36 歳の気鋭ブラディ・コーベットが務め、主⼈公のラースロー・トートを演じるのは、「戦場のピアニスト」(02)で第74 回アカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ。妻エルジェーベトを、「博⼠と彼⼥のセオリー」(14)で第87 回アカデミー賞主演⼥優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。アメリカへ渡ったラースローの運命に⼤きな影響を与える⼤富豪ハリソンを「メメント」(00)などのガイ・ピアース。そのほか、ジョー・アルウィンや、ラフィー・キャシディなど、ハリウッドを牽引してきたベテラン実⼒派から注⽬の若⼿まで幅広い役者陣が顔をそろえている。
解禁された特報は、ラースロー・トートのこれから始まる数奇で壮⼤な⼈⽣の⼀端を捉えたもの。ホロコーストを⽣き延び、新天地アメリカに到着したラースロー・トートの眼前に映った、⾃由の象徴<⾃由の⼥神>、新しい出会い、妻との愛、そして建築にかけた情熱。荒々しくも、⼒強く、そして圧倒的に美しいーまさに<ブルータリズム>を映し出したかのような視覚的にもスタイリッシュな映像となっている。
Story
才能にあふれるハンガリー系ユダヤ⼈建築家のラースロー・トートは、第⼆次世界⼤戦下のホロコーストから⽣き延びたものの、妻エルジェーベト、姪ジョーフィアと強制的に引き離されてしまう。家族と新しい⽣活を始めるためにアメリカ・ペンシルベニアへと移住したラースローは、そこで裕福で著名な実業家ハリソンと出会う。建築家ラースロー・トートのハンガリーでの輝かしい実績を知ったハリソンは、ラースローの才能を認め、彼の家族の早期アメリカ移住と引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築をラースローへ依頼した。しかし、⺟国とは⽂化もルールも異なるアメリカでの設計作業には多くの障害が⽴ちはだかる。ラースローが希望を抱いたアメリカンドリームとはうらはらに、彼を待ち受けたのは⼤きな困難と代償だったのだ──。
「ブルータリスト」
監督・共同脚本・製作:ブラディ・コーベット/共同脚本:モナ・ファストヴォールド
出演:エイドリアン・ブロディ、フェリシティ・ジョーンズ、ガイ・ピアース、ジョー・アルウィン、ラフィー・キャシディ
2024 年/アメリカ、イギリス、ハンガリー/ビスタサイズ/215 分/カラー/英語、ハンガリー語、イタリア語、ヘブライ語、イディッシュ語/
5.1ch/日本語字幕翻訳:松浦美奈/原題「THE BRUTALIST」/配給:パルコ ユニバーサル映画
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記事提供元:キネマ旬報WEB
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