「4日間通してダメダメ」 渋野日向子は53位に厳しい自己評価
<Danaオープン 最終日◇21日◇ハイランド・メドウズGC(オハイオ州)◇6555ヤード・パー71>
渋野日向子は3バーディ・3ボギーと伸ばせず、トータル1アンダー・53位タイで4日間を終えた。ラウンド後に応じた大会を中継するWOWOWのインタビューでは、「4日間通してダメダメなゴルフだと思いますね」と厳しい評価を自らに与える。
過去2年間は予選落ち。苦手な大会で初の予選通過を果たしたが、“これが決まれば”というパットがことごとくカップに嫌われた。パーオン率は4日間で77.7%を記録し、チャンスも作るが、最後が決まらない。「ショットはそれなりにつけられていたけど4日間通して5メートル以内のパットが入ってなかった。そういうところかな」。伸ばしあぐねた原因も、グリーン上に求める。
最終日もスタートの10番から3メートルほどのチャンスを外すと、続く11番もやはり同じくらいの距離のバーディパットがカップを大きくオーバーし、返しに失敗。ボギーにしてしまった。13番では残り111ヤードからピッチングウェッジで1.5メートルにつけてバーディ。直後の14番では連続でスコアを伸ばした。18番パー5も3打目を2.5メートルほどにつけてバーディを奪うなどいい流れは作るが、ビッグスコアにつながらない。後半は5番で1つ落とすのみだった。
「グリーンを狙うショットはパーオン率も高かったと思うけど。グリーン周りがすごくもったいなかったなと思います」。表情も厳しい。ここからカナダに移り、25日開幕の「CPKC女子オープン」に挑む。「しっかり4日間戦えるよう、引き続きやるべきことをやりたい」。昨年は50位で終えた大会で、モヤモヤを吹き飛ばしたい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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