でんがん、新卒で入った大手企業を辞めた理由を明かす 配属先で「違和感」が連続
11月17日、元「はなおでんがん」(登録者数162万人)の「でんがん」(同32万人)が大手企業を辞めた理由についてYouTubeで語りました。
自身の退職当時の状況について語る
でんがんは大阪大学在学中、「はなお」とともにYouTube活動を開始し、高学歴理系YouTuberとしてブレイクしました。2018年、同大学大学院修了後に大手企業に就職しましたが、同年に退職して専業YouTuberになりました。「はなおでんがん」は2023年に解散しており、現在はなおとでんがんはそれぞれ個人で活動しています。
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会社を退職してから6年が経とうとしているでんがん。退職にあたっては、はなおとYouTube活動を頑張るためという理由があった一方で、「それだけの理由やったら辞めてなかったかもしれないよね」とも打ち明けます。
就職してすぐ、基礎的なマナー研修を受けたというでんがん。4月下旬の配属先決定後、課長に挨拶に行った際に事件は起きたのだとか。「一番やる気ある」タイミングで「これからここで頑張らせていただきます!」と挨拶したところ、課長から「へ〜、頑張るんだ〜」と返されたそう。でんがんは「もしかして歓迎されてない?」と違和感を覚えたと振り返ります。
7月ごろから始まった自社商品の研修では、教育担当者が現場の人ではないため商品について詳しく理解しておらず、疑問点を尋ねてもマニュアル以上のことは答えてもらえなかったとのこと。現場の人が研修に来てくれた場合はわかりやすく教えてもらえていたといい、「(現場の)すごい人とコンタクト取らせまくった方がやる気を維持できるんじゃないかって思うわけよね」とでんがんは持論を述べます。
研修期間中、担当の指導者には毎日報告メールを送る必要があったそうですが、同期にはメールに対してアドバイスを添えた返信があったものの、でんがんのもとには指導者から1カ月近くも返信が来なかったのだとか。担当者に確認を求めたところ、後日全てのメールに「見ました」と一言だけ書かれた返信が返ってきたといいます。後日、でんがんの指導者は部下に興味のない人だったことがわかったそうですが、「じゃあそういう人を指導者にすんなよ!」と、でんがんは指導者を決めた課長にツッコミを入れます。
退職する際課長から「ふ〜ん、早く消えてほしいね」とあしらわれる
研修期間が終わり、8月に大阪に配属された際、スライドを使って自己紹介をする機会があったそうですが、でんがんの発表のとき、課長は寝ていたのだとか。これら一連の違和感と。はなおからの誘いが重なり退職を決意したというでんがん。課長に退職を伝えた際も「ふ〜ん、早く消えてほしいね」と冷たくあしらわれたそうです。
タイミングが良かったとする一方で、でんがんは、はなおからのYouTubeの誘いがなくても転職を考えていただろうと述べます。自身へ投資してくれた会社のことを考えて「残る」という選択肢も考えたものの、「新人への愛がない」ことから退職したとのこと。
ただし大企業には所属するだけでも多くのメリットがあるため、現状に不満があっても何も考えずに辞めるのは「リスクが高い」とするでんがん。2〜3年後に自信を持てるようにスキルアップをしていくことが重要ではないかと語ります。それと並行して、思わぬ人との出会いから仕事が好転したり転職につながることもあるため、人脈も大事にするべきだとアドバイスしました。
コメント欄には「会社に依存しないぞっていうマインドまじで大事」「内定式を終えて入社を待つ身ですが、非常に参考になりました」「社会人になってもスキルを磨き続ける、つまり人生は一生勉強が大切なんですよね」と賛同する声が寄せられています。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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