前原滉 ウザさ全開も憎めない愛らしさも アラサーダメ男な姿 「ありきたりな言葉じゃなくて」本編映像
2024年12月20日より劇場公開される、テレビ朝日映像が初めて製作した長編オリジナル映画「ありきたりな言葉じゃなくて」から、主演の前原滉が演じる”アラサーダメ男”の”ウザさ”が全開するシーンの、本編映像が公開された。
情けないけどどこか憎めない実家暮らしの32歳で、ワイドショーの構成作家をしつつ脚本家の夢を追い続ける主人公の藤田拓也(前原滉)。映像では、夢だった脚本家デビューが決まり、講師を務めることになった脚本スクールの受講生たちとの飲み会で、創作に対する自身の偏った持論や思い込みが炸裂(さくれつ)する様子が映し出されている。
脚本のことを“自分の子ども”と言ったり、他人の創作の手伝いを“助産師”と言うなどデリカシーのない発言をし、受講生から軽蔑のまなざしを向けられる拓也。だが拓也に悪気はなく、ただ純粋に夢を追う気持ちが強い。そんなダメ男ぶりとひたむきさをあわせ持つ憎めない愛らしさが描き出された映像となっている。
「ありきたりな言葉じゃなくて」は、青春から遠くも近くもない32歳の藤田拓也が主人公の作品。町中華を営む頑固な父と愛想のいい母と実家暮らしの拓也は、ワイドショーの構成作家として毎日徹夜でナレーション原稿を書き散らす日々が続いていた。そんなとき、先輩の売れっ子脚本家の推薦によって、ようやく念願の脚本家デビューが決まった。「脚本家」の肩書を手に入れ浮かれた気持ちでいる拓也の前は、鈴木りえと出会う。
藤田拓也役を演じるのは前原滉。小西桜子が鈴木りえ役を務める。脚本・監督は、テレビ朝日映像に入社後、「ワイド!スクランブル」のディレクターを12年間務め、ドキュメンタリー番組やwebムービーの演出、ドラマ「レンタルなんもしない人」のプロデューサーとしても活躍し、ドキュメンタリー映画「ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ」で監督デビューを果たした渡邉崇。2021年に始動したテレビ朝日映像の映画プロジェクトによって、海外でも楽しめる作品作りを目指した45の企画が集まり、本作の企画が選ばれた。
【作品情報】
ありきたりな言葉じゃなくて
2024年12月20日(金)より全国公開
配給:ラビットハウス
©2024テレビ朝日映像
記事提供元:映画スクエア
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