中島啓太は3年連続予選落ちで唇震わす「結果がすべて」 8月のパリ五輪へ気持ちをシフト
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<全英オープン 2日目◇19日◇ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)◇7385ヤード・パー71>
今季自身2試合目となるメジャーで、今回が3年連続の全英出場となった中島啓太だが、今年も苦い思い出とともに大会を終えることになった。予選ラウンド2日間を終え、トータル17オーバー・150位。決勝ラウンドに進むことはできなかった。
「80」と苦しんだ初日は145位タイ発進と大きく出遅れた。パーオンしたのは8回、ブッシュから“出すだけのショット”になったホールや、2打目でロープを越えてギャラリー方向へ打ち込んでしまうなど、アイアンショットがとくに不調。この日も3番パー3のティショットを右に曲げたり、10番、12番、13番、16番でもショットが右へと飛びスコアがまとまらない。
「結果がすべて。日本で応援してくれている人に対して情けないというか、だらしない結果になってしまったので、そこは悔しい」。ラウンド後はうつむき、目を赤くして唇も震わす。無念の思いが伝わってくる。
この後は8月1日から4日間の日程で行われる「パリ五輪」を控えている。それまでにまずは体を休めながら、スイングの見直しを含め調整に励む。「日本代表に選んでいただけたので、そこはもう一回自覚を持って。しっかり自分のゴルフをして、日本代表として頑張りたい」。視線は表彰台へ。この悔し涙を糧に、パリで花開くことを願うばかりだ。(文・高木彩音)
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