信頼関係を築き上げた若手キャスト 「ホワイトバード はじまりのワンダー」特別映像
2024年12月6日より劇場公開される、日本では2018年に劇場公開された「ワンダー 君は太陽」の原作者によるアナザーストーリー「ホワイトバード」を映画化した「ホワイトバード はじまりのワンダー」から、マーク・フォースター監督やキャスト陣のインタビュー映像に加え、約4カ月に及んだ撮影のメイキング映像を交えた特別映像が公開された。
ヘレン・ミレン演じるサラの少女時代を演じたアリエラ・グレイザーと、同じクラスでいじめられていたジュリアンを演じたオーランド・シュワートは、ともに映画出演経験はあるものの、主演クラスの役は初めてだった。キャスティングの背景について、「観客にも登場人物を愛してほしいんだ。そのためには説得力のある役者が必要だ」と語る監督の目にとまり、オーディションを見事に勝ち抜いた。
アリエラは「長い選考期間だった」と振り返って、デモを撮ったり監督に会ったりしたことを明かし、結果を受けてから「数日間は現実味もなかった」と語っている。またオーランドは7歳の時に前作の原作小説「ワンダー」を読み、作者のR・J・パラシオのファンになったそうで、「最高の機会に恵まれて幸せだ、ジュリアンが大好きだからね」と原作ファンとしての喜びをあらわにした。
およそ4か月間にわたって週に6日、6時間の撮影を続けた2人は実生活でも仲良くなったようで、アリエラは「撮影が終わって離れるのが寂しいくらいね」と名残り惜しい様子を見せる。オーランドもアリエラを「最高だよ」と絶賛し、「共演者が彼女でよかった」と撮影期間で信頼関係を築き上げたことを語っている。そんな二人を、ジュリアンの母ヴィヴィアンを演じたジリアン・アンダーソンは、「とても明るい子たちよ。才能ある若い俳優だわ。撮影現場ではとても仲よくしてた」と印象を話している。
「ホワイトバード」は、小説「ワンダー」の作者R・J・パラシオが書き上げたアナザーストーリー。主人公の1人は、前作でオギーをいじめた少年ジュリアン。ジュリアンは、いじめにより学校を退学処分になって以来、自分の居場所を見失っていた。そしてもう一人の主人公は、ジュリアンのおばあちゃんのサラ。孫の今後を心配したサラが、希望に満ちた未来へと導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという物語となっている。
ジュリアンの祖母サラ役を演じるのは、「クィーン」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレン。毅然としたまなざしと慈愛に満ちたほほ笑みで、波乱に満ちた人生を歩んできたサラの強さと優しさを体現している。いじめっ子だったジュリアン役には、ブライス・ガイザーが続投。少女時代のサラ役にアリエラ・グレイザー、サラの同級生の少年ジュリアン役にオーランド・シュワート、ほかにジリアン・アンダーソンらが出演する。監督は、「チョコレート」「ネバーランド」「プーと大人になった僕」「007/慰めの報酬」などのマーク・フォースターが務める。
【作品情報】
ホワイトバード はじまりのワンダー
2024年12月6日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
© 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.
記事提供元:映画スクエア
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