「ゴルフ戦争」は終了? 英タブロイド紙が伝えるが、その信ぴょう性は?
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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先週末、英国ロンドンを拠点とするタブロイド紙、“ザ・サン”に「ゴルフ戦争は終了」の見出しが躍った。同紙によると「統合の交渉は終了した。ローリー・マキロイ(北アイルランド)とタイガー・ウッズ(米国)の貢献によりPGAツアーとLIVゴルフは10億ポンド(約1979億円)の和平が成立した」とされた。
一方で「この契約はPGAツアー選手からの承認が必要」と書かれたが、米メディアは「統合はPGAツアーと、サウジアラビアの政府系ファンド、PIFとの間で成立するもので、LIVゴルフとではない」と、矛盾を指摘している。
ザ・サン紙は、当初はLIVゴルフはPGAツアーの傘下に入るとしていたが、後に削除された。米メディアはその信ぴょう性に疑問を呈している。
しかし、同じ英国のオンラインメディア、「bunkered.com」は今週の欧州女子ツアー(LET)のアラムコ・チームシリーズでPGAツアーのモナハン会長とPIFのヤシル・アルルマヤン会長が会合を持つと報じている。“ザ・サン”が示した10億ポンドは、PIFがPGAツアーとともに設立する新会社に投資すると言われている金額と一致し興味深い記事となっているが、多くの疑問あると米メディアは報じている。(文・武川玲子=米国在住)
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