iPad mini(A17 Pro)を開封レビュー!ゼリースクロールの問題やApple Pencilの動作を確認<みずおじさん>
3年ぶりに更新された「iPad mini(A17 Pro)」。そこで、今回は実際に筆者が購入したものを開封して、本体の新色ブルーの色合いや背面の刻印がどう変わったのかなどを確認していきます。そして、新型ケースやApple Pencilが使えるか? といった気になる部分もしっかり紹介しますよ!
iPad mini(A17 Pro)を開封する前にカラーやパッケージを確認!
iPad mini(A17 Pro)は2024年10月23日に発売されました。カラーバリエーションは4色あるんですが、新色はブルーやパープルがちょっと変わった感じでほかの2色は同じ色。完全新色なのはブルーだけということになります。
今回はブルーを購入したので、さっそく箱をチェックしてみると、ロゴがブルーになっていますね。もちろん、横のリンゴマークもブルーになっています。
パッケージ正面は相変わらず「mini(ミニ)」と書かれていて従来と変わりません。背面には正式名称が書かれており「iPad mini (A17 Pro)」となっています。今までのように「iPad mini 7」といった世代を表す表示ではなくなったようですね。
実際にiPad mini(A17 Pro)を開封して外観を確認!
それでは、実際に開封してみましょう。まず、iPad miniはいつもどおり白い紙で包まれています。同梱物は電源アダプターとUSB-C/Cですね。iPhoneには電源アダプターが付属しないんですが、iPad miniにはついてきます。
そして、iPhoneでは省かれたリンゴシールですが、やはりiPad miniも付属しないようです。でも、iPhoneにはない注意書きと簡単な説明書が入っていました。
それでは、iPad mini本体を確認しましょう。新色ブルーはiPad Airと似たような感じでなかなかカワイイ感じです。カメラ越しではちょっとシルバーっぽいですが、肉眼で見るともっと色は濃いめですね。
次に、背面の刻印をチェックしてみましょう。iPad mini 6では「iPad」だけだったものが、iPad mini(A17 Pro)では「iPad mini」になっていますね。
それ以外は、デザインやサイズなどもiPad mini 6とまったく同じなので、ケースもiPad mini 6用のものがそのまま流用できますよ。実際に、今回Apple純正の新しいケースを購入しましたが、対応機種にはiPad mini(A7 Pro)とiPad mini 6の両方が記載されていました。
新しいケース「デニム」をチェック!
次に、Apple純正の新しいケースSmart Folioの「デニム」を開封します。今回はiPad mini本体がブルーなので、それに合わせてデニムを買いました。
色はポップな感じかなと思っていたんですが、実際には意外とくすんだ色で落ち着いたブルーですね。のちほど実際にiPad miniに装着してみます。
ここで、初期セットアップが済んだiPad mini(A7 Pro)を確認してみましょう。相変わらず指紋認証は本体上にあるので、電源ボタンを押すと同時に指紋認証されれば 、ロックが解除されます。iPad miniは手に持って使うことが多いので、これは理にかなっていると思いますね。
それでは、新しいケースをiPad miniに装着してみましょう。Apple純正なのでリンゴマークもあります。カバーを閉じてみると、やはりピッタリ色が合っていますね。本体横のブルーと新ケースのデニムの感じがピッタリです。これはいいんではないでしょうか。
もちろん、ケースのカバーを開けば電源が入りますし、閉じれば電源が落ちます。これってけっこうな発明ですよね。
「Apple Pencil」はどれが使えるか確認!
今度はどのApple Pencilが使えるか確認してみます。まずは「Apple Pencil(第2世代)」から。側面のフラットなところに磁気でピッタリ乗りますが、残念ながらペアリングや充電はされませんでした。
次に「Apple Pencil Pro」を試してみます。側面に磁気でくっつければ、Apple Pencil Proと認識されてペアリングも完了。充電も行えます。というわけで、Apple Pencil Proは普通に使えました。
Apple Pencil Proは、先のほうをグッと握ることでメニューが表示されるのが超便利ですね。わざわざメニューをタップして選択しなくていいので、メチャクチャ便利です。
最後は「Apple Pencil(USB-C)」です。USB-Cケーブルを使ってiPad mini本体に挿してみると、しっかりペアリングされました。実際に文字を書いても非常に滑らかに書けます。
ただし、Proや第2世代と違って 「筆圧」感知機能はないので、強く書いても弱く書いても文字はすべて同じ太さになってしまうんですね。どうしてものっぺりした印象になりますので、イラストなどを描く用途には向かないでしょう。
「外部ディスプレイ」とステージマネージャの存在確認
iPad mini(A17 Pro)と外部ディスプレイをUSB-Cケーブルでつなぐと、ミラーリング機能で大画面表示することができるのをご存じでしょうか? iPad miniを大画面に表示できるのは便利ですよね。
そこで気になるのがウインドウ管理機能「ステージマネージャ」です。これで一度に複数のウインドウを表示できたりするんですね。
ステージマネージャの対応を確認するには、設定を開いて「マルチタスクとジェスチャ」を押します。すると、上のところにステージマネージャが出てくるはずですが、 表示されません。残念ながら、iPad mini(A17 Pro)はステージマネージャに対応していませんでした。
ただし、iPad mini(A17 Pro)は外部モニターに表示する場合は「60fps」にも対応しています。しかも、iPad mini(A17 Pro)ではハイスペックな『バイオハザード 7』もプレイできるんですね。
USB-Cケーブルで外部ディスプレイにつなげば、大きな画面で迫力あるゲームを楽しめますので、iPad mini(A17 Pro)にゲームコントローラーを接続すれば、実は最強のゲーム機になるのではないかと思っています。
「ゼリースクロール」問題は解決したか?
実は、iPad mini 6でスクロールすると画面がグニャグニャする現象が見られたんですが、これがいわゆる「ゼリースクロール」問題です。
私はまったく気になりませんが、一度気になるとずっと気になる人もいるようです。これは動画でないと分かりにくいんですが、スクロールしたとき、画面の真ん中を基準に左右で更新速度がちょっとだけ違うため、波打っているように見えるんですね。
iPad mini(A17 Pro)で確認してみましたが、こちらは直っているようです。iPad mini(A17 Pro)の画面を見てからiPad mini 6の画面を見比べると、逆にかなり揺れているのが分かりますよ。
とはいえ、このようにじっくり見てみないと分からない程度のことですし、iPad mini(A17 Pro)ではそのような現象は解決されているようなので、大丈夫でしょう。
初代iPad miniと比較してみる
最後に、2013年発売の初代「iPad mini(第1世代)」とiPad mini(A17 Pro)を比較してみましょう。
まず、背面から確認してみますが、刻印とカメラの大きさが違うくらいで、実はほとんど形は変わっていません。これはかなり凄いことです。
ただし、初代から第5世代までは側面が丸いラウンド型になっています。それ以降はApple Pencilを乗せるために側面がフラットになっているんですね。
表面はさすがに違います。iPad mini(A17 Pro)はフルスクリーンですが、初代はホームボタンがあって上下に縁があります。その分、画面の大きさはかなり小さくなっているんですね。とはいえ、大きさはほとんど同じっていうのがiPadの凄いところだと思います。
【関連動画】iPad mini(A17 Pro)を開封してセリースクロールから新型ケース、Apple Pencilを全て確認!
こちらのチャンネルでも解説しています。
記事提供元:OTONA LIFE | オトナライフ
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