ティモシー・シャラメ“そっくりさん”コンテストに本人がサプライズ登場 「無許可イベント」で警察が出動する事態も
ティモシー・シャラメが、米ニューヨークで開催された自分の“そっくりさん”コンテストにサプライズ登場した。ティモシーは群衆の間をひっそりと通り抜けると、写真撮影中のそっくりさんの前に突然現れ、集まったファンを驚かせた。一方、イベント開始直後には警察官が出動し、無許可のイベントだとして解散を命じたり、1名が連行される騒動もあった。しかし、その後もコンテストは続行され、最終的に優勝者が選ばれた。
現地時間27日、ニューヨークのグリニッチ・ビレッジにある公立公園「ワシントン・スクエア・パーク」で、ティモシー・シャラメのそっくりさんコンテストが開催された。
街の各所にイベントの宣伝ポスターが貼られ、優勝者には50ドル(約7,600円)の賞金が提供されることになっていた。イベント当日の朝までに、2,500人以上の参加申し込みがあったと報道された。
イベントが始まる午後1時頃には、公園入り口にある巨大なアーチ周辺に数百人が押し寄せるように集まった。
人々の中には、ティモシーが映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で演じたウィリー・ウォンカや、来年公開予定の伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で演じたボブ・ディランに扮したファンの姿も見られた。
それから約30分後、“本物”のティモシーが集まった群衆の中に姿を見せ、人々を驚かせた。
米メディア『Variety』によると、ティモシーは黒いベースボールキャップにマスク姿で顔を隠し、群衆の間を静かにすり抜けていった。そして、写真撮影中の“そっくりさん”の前に到着した。
SNSで拡散された動画によると、本物のティモシーを目の前にした“そっくりさん”はとても驚き、周囲からは「オーマイガー!」という声や大きな歓声が巻き起こった。ティモシーは2人のそっくりさんと並び、笑顔で写真撮影を行った。
ファンにとって嬉しいサプライズとなったが、ティモシーの到着前に警察官が出動し、会場が一時混乱した。
イベントが始まった数分後、ニューヨーク市警の警察官がサイレンを鳴らしながら到着し、群衆に向けて解散するように命じたという。
主催者は「無許可の仮装イベントを開催した」として500ドル(約7万6千円)の罰金の支払いを命じられ、少なくとも1人の出場者が手錠をかけられ連行された。警察はその理由を明らかにしていないそうだ。
しかし、参加者たちはコンテストを続け、最終的にはスタテン島在住の大学4年生、マイルズ・ミッチェルさんが優勝した。紫色のウィリー・ウォンカの衣装を着たマイルズさんは、ブリーフケースからキャンディを取り出して放り投げ、会場を盛り上げた。
画像は『Timothée Chalamet Instagram「@chanelofficial」』『Variety X「Timothée Chalamet makes an appearance at the Timothée Chalamet lookalike competition in NYC.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
記事提供元:テックインサイト
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