『シティーハンター』『地面師たち』などNetflix話題作に出演中の片山萌美「私の芸能人生は週プレのグラビアから始まったと言っても過言じゃないです」
『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場した片山萌美
2014年9月の『週刊プレイボーイ』でのグラビアデビューから10年、女優・片山萌美(かたやま・もえみ)が、10月28日(月)発売『週刊プレイボーイ46号』のグラビアに3年ぶりの帰還。今年配信されたNetflix発の話題作『シティーハンター』、『地面師たち』への出演で勢いに乗る彼女が魅せる、もがきながらも都会で生きるひとりの女性の物語。
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■順風満帆な女優業。休日は惰眠を貪る!?――週プレでグラビアデビューされてから、今年で10年です。
片山 信じられない! 月日の流れはあっという間ですね(笑)。私の芸能人生はあそこから始まったと言っても過言じゃない。それくらい大切なグラビアなんです。週プレさんをきっかけに名前が周知され、少しずつお仕事も決まるようになった実感があるんですよ。
――今回、週プレでは約3年ぶりの撮り下ろしとなります。貴重な節目にご一緒できて、うれしい限りです。
片山 こちらこそです! それに今やありがたいことに、ドラマや映画から私を知ってくださる方も増えてきました。「グラビアやっていたんですね」とビックリされることもしばしばです。
年齢も重ねて、刑事役や母親役など大人な役も増えてきましたから、今の私のイメージに沿う内容のグラビアをあらためて撮っていただきたい気持ちもあったので、まさにグッドタイミングでした。
――テーマは「都会で頑張る女性の休日」です。
片山 普段テキパキ仕事をこなす女性でも、キラキラしている日もあれば、そうじゃない日もあるんじゃないかなって。自分の中でイメージを膨らませて撮影に挑みました。雑多な感じを楽しんでもらえたら幸いです。
――実際の片山さんの休日は?
片山 私はもう、全然です。一日オフの日は夕方頃まで寝て、スマホの電源も完全に切っていますから。「急用があっても連絡がつかない」と、マネジャーを不安にさせてしまっています(笑)。
――さすがに寝すぎでは......。起きている時間は何を?
片山 もっぱらスポーツ観戦かマンガを読んでいますね。あまり公言していないものの、実はかなりマンガ好きで。今は『僕とロボコ』にハマっています!
――女優業の話も聞かせてください。今年に入り『シティーハンター』『地面師たち』とNetflixの話題作に出演。順風満帆な印象です。
片山 『シティーハンター』では初めてのアクションにも挑戦しました。敵組織の戦闘員として、鈴木亮平さん演じる主人公・冴羽 獠とガッツリ一騎打ち。思いのほか本格的だったようで、驚きの声もたくさんいただきましたね。
――初めてとは思えぬ身のこなしでした。
片山 お相手の鈴木さんがアクションに慣れていたことも大きいですが、そう言っていただけてうれしいです。やらせてもらうからには全力で。
アクションに限らず、仕事に関しては、常に100%で挑みたいんです。結果がすべての業界だからこそ、「あのときもっとああしておけば」という後悔だけは絶対にしたくなくて。
――すてきな心がけですが、それだと自分を追い込みすぎてしまうこともあるのでは?
片山 ありますね。それこそ『地面師たち』は、第2話だけの出演ながらけっこう大変だった記憶があります。
――高級ホテルで殺されかけるデリヘル嬢の役でした。
片山 実は、私が出ていたあのホテルのシーンは、それほど長い場面ではなかったものの、撮影はほぼ1日がかり。『地面師たち』自体がクランクインしたばかりだったこともあり、スタッフさんの気合いと緊張感をひしひし感じる中でのお芝居でした。かなり気負いましたね。
――先日最終回を迎えたドラマ『そんな家族なら捨てちゃえば?』(関西テレビ)もまた、少々ヒステリックな役どころでした。
片山 朝から泣きまくったかと思えば、すぐメイク直しをして、穏やかなシーンを撮って......。こうして振り返ると、とっぴな役が多いですね(笑)。
――休日寝すぎてしまうのは、現場で気負いすぎる反動だったり?
片山 うーん、どうだろう。まあ、まとまりがいいので、そういうことにしておいてください!
スタイリング/伊井田礼子 ヘア&メイク/新井祐美子
●片山萌美(かたやま・もえみ)
1990年10月1日生まれ 東京都出身
身長170㎝ B92 W59 H86
血液型=AB型 趣味=B'z、読書、映画観賞
○今年配信のNetflix作品『シティーハンター』『地面師たち』での好演が話題に。2014年9月の『週刊プレイボーイ』でのグラビアデビューから10周年を迎えた。現在は映画・ドラマなど演技を中心に活躍している。
公式X【@neichiamo】
公式Instagram【@moet_mi】
片山萌美デジタル写真集『街に生きる』 撮影/熊谷 貫 価格/1100円(税込)
取材・文/とり 撮影/熊谷 貫
記事提供元:週プレNEWS
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