静岡市と「スマートアクアリウム静岡」の連携企画 「和と竹あかりの融合~竹のあかりから竹林の未来を考える」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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近年、手入れがされていない「放任竹林」が全国的に増え、生態系に悪影響をもたらしたり、土砂災害を引き起こしたりしている。静岡市は放任竹林を回復させるため、100を超える里山保全団体がボランティアとして竹林を整備し、整備で発生した竹の廃材の再利用にも取り組んでいる。その一環として、同市にある水族館「スマートアクアリウム静岡」では、伐採した竹で作った竹照明「竹あかり」の展示がスタートした。12月25日(水)まで。
「和と竹あかりの融合~竹のあかりから竹林の未来を考える」と題する展示。竹を活用したイルミネーションの温かみある光を通して、里山の自然を守り、持続可能な未来を目指すために身近にできることは何か、考えるきっかけを提供する。「竹あかり」は、測量技術を応用した緩和曲線・数列を用いて竹にデザインを施し、LED電飾で装飾した和風のイルミネーションで、静岡市で荒廃竹林問題解決のために活動するプロジェクトチーム「アカリノワ」(大測・静岡市)が制作した。
併せて、放任竹林問題の解説や活動報告をパネルで展示。また、土砂災害を引き起こす原因となる竹の根の実物をはじめ、伐採後の竹を肥料などで利活用するために破砕した「竹チップ」「竹粉」や、竹をいぶした作品、地元企業が放任竹林対策として開発した商品なども展示する。
観覧無料(入場料が別途必要)。入場料(税込み)は、大人(中学生以上)1400円、小学生800円、幼児(3歳以上)500円、3歳未満無料。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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