藤田寛之が3位で最終戦に滑り込み　米シニアツアーの来季シード権も獲得

＜シモンズ・バンク選手権　最終日◇27日◇プレザント・バレーカントリークラブ（米アーカンソー州）◇7101ヤード・パー72＞

PGAツアーチャンピオンズ（米シニアツアー）のプレーオフシリーズ第2戦が終了した。3位から出た藤田寛之は7バーディ・3ボギーの「68」でプレー。優勝スコアには3打及ばず、トータル14アンダーの3位タイで終えた。

2番パー3から3連続バーディで流れに乗ると、後半には2回の連続バーディを奪った。これでポイントランキングは51位から32位に浮上。ランク上位36人が出場できる最終戦「チャールズ・シュワブ・カップ選手権」（11月7～10日、米アリゾナ州・フェニックスCC）への進出を決めた。

同時に、最終戦の出場が決まったことで、来季のフルシード権を獲得した。今季はここまで5試合に出場。6月「全米シニアオープン」ではプレーオフに惜敗して2位に入るなど、活躍を見せた。

パドレイグ・ハリントン（アイルランド）がトータル17アンダーで今季3勝目（通算9勝目）。Y・E・ヤン（韓国）がトータル15アンダーで2位だった。