大宮や高尾から伊豆急下田へ向かう特急列車も走る!早春の伊豆・熱海を楽しむ観光キャンペーン 温泉、花、グルメ、絶景に惚れる旅
JR東日本横浜支社と(一社)美しい伊豆創造センターは、2024年12月1日~翌年2月28日まで、早春の伊豆・熱海観光キャンペーン「惚れ旅」を実施します。エリアは静岡県内の13市町(熱海市・伊東市・東伊豆町・河津町・下田市・南伊豆町・松崎町・西伊豆町・伊豆市・伊豆の国市・沼津市・三島市・函南町)。
首都圏よりひと足早く春が訪れる「伊豆・熱海」は、1月からの約4か月間、桜が楽しめる地。
キャンペーン期間中は伊豆半島ジオパークの恵みである温泉や絶景、三方を海で囲まれた伊豆・熱海ならではの海鮮グルメ、この時期に旬を迎えるいちごや柑橘のスイーツなど、地域の魅力に惚れ込むような体験が楽しめそうです。
このほかにも、下田温泉水仙まつりや桜のまつりに向けた臨時列車の運行、街歩きをしながらデジタルで楽しむスタンプラリー、参加費無料のウォーキングイベントなどが予定されています。
十国峠山頂でイルミネーション
本キャンペーンでは「特急踊り子1号」お出迎え(初日)や伊豆山神社の北条政子の曼荼羅 特別公開など様々なイベントが企画されていますが、鉄道とも関わりの深いものとしては十国峠山頂で行われるイルミネーションイベント「MANTEN1059」が気になるところ。
イルミネーションイベントは2024年11月2日(土)~2025年2月22日(土)までの毎週土曜日と、2024年11月3日(日)、2025年2月23日(日)に開催。
営業時間は17:15~19:00(ケーブルカー上り最終、ケーブルカー下り最終は19:30)、料金は大人2,000円・小学生1,000円で、ケーブルカー往復+「TENGOKUCAFE」ドリンク1杯付き。
十国峠ケーブルカーは、日本で唯一1,435mmの標準軌を採用しているケーブルカー(同じく標準機を採用していた妙見の森ケーブルは、2023年にその長い歴史に幕を下ろしました)。現在は伊豆箱根鉄道ではなく富士急グループが運営しています。
便利な臨時列車の運行について
◆特急「下田水仙まつり号」
下田温泉水仙まつりに合わせ、大宮発着の臨時特急列車が運行します。往路車内で下田の観光情報パンフレットを配布するほか、終着駅の伊豆急下田駅ではお出迎えも。また、伊豆急下田駅まで乗車された方には、まつり会場の爪木崎でサザエのつぼ焼きを振る舞います。
運転日は2025年1月11日(土)・12日(日)・18日(土)・25日(土)。停車駅は大宮駅、浦和駅、池袋駅、新宿駅、渋谷駅、武蔵小杉駅、横浜駅⇔熱海駅、伊東駅、伊豆高原駅、伊豆熱川駅、伊豆稲取駅、河津駅、伊豆急下田駅です。
◆特急「みなみの桜河津桜大宮号」・「みなみの桜河津桜高尾号」
みなみの桜と菜の花まつりや河津桜まつりに便利な臨時特急列車です。往路の車内で現地の情報パンフレットを配付するほか、終着駅の伊豆急下田駅ではお出迎えも。また、伊豆急下田駅まで乗車された方を対象に、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」内の南伊豆町観光協会特設会場にて、南伊豆が厳選した旬の柑橘をプレゼント。
「みなみの桜河津桜大宮号」の運転日は2025年2月15日(土)・16日(日)・22日(土)・23日(日)。停車駅は、大宮駅、浦和駅、池袋駅、新宿駅、渋谷駅、武蔵小杉駅、横浜駅⇔熱海駅、伊東駅、伊豆高原駅、伊豆熱川駅、伊豆稲取駅、河津駅、伊豆急下田駅。
「みなみの桜河津桜高尾号」は2025年2月14日(金)のみ運転。停車駅は高尾駅、八王子駅、立川駅(立川駅は往路のみ停車)⇔熱海駅、伊東駅、伊豆高原駅、伊豆熱川駅、伊豆稲取駅、河津駅、伊豆急下田駅。
「下田水仙まつり号」「みなみの桜河津桜大宮号」はE257系9両(全車指定席)、「みなみの桜河津桜高尾号」はE257系5両(全車指定席)で運行予定です。詳細は「惚れ旅」キャンペーンサイトでも確認できます。
(E257系 写真:tarousite / PIXTA)
記事提供元:鉄道チャンネル
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