ダイニングルームを横切る黒い影は「亡くなった元夫」と主張する女性(米)
ハロウィンを前にして、海外では心霊現象にまつわる話が後を絶たない。そんな中、アメリカのある女性が、監視カメラに映る不気味な黒い影の動画をSNSに投稿し、注目を集めた。女性はこの黒い影について「亡くなった元夫だ」と主張している。英ニュースメディア『What’s The Jam』が報じた。
米アラバマ州ハンツビル在住のカリー・ジャクソンさん(Kallie Jackson、60)が先月17日、TikTokに投稿した動画が人々の背筋を寒くさせている。動画はカリーさんの自宅ダイニングルームに設置された監視カメラの映像で、そこには誰もいない夜間の部屋を横切る黒い影が映し出されていた。
カリーさんによれば、ちょうどこの黒い影が撮影された日は、彼女の元夫ジョンさん(John)の命日だった。その後、この黒い影はジョンさんの誕生日にも現れ、カリーさんはこの黒い影が自分を気にかけて見守ってくれているジョンさんだと信じている。
カリーさんは、ジョンさんとは17年間の結婚生活を経て、2001年に離婚した。しかし2人は、2022年にジョンさんが肝硬変を患って60歳で亡くなるまで友人としての良い関係を築いてきた。カリーさんは英ニュースメディア『What’s The Jam』の取材に応じ、次のように語った。
「その日がジョンの命日だと気づいた時、思わず背筋が寒くなりました。何度も動画を見返しましたが、どうしても論理的な説明がつきませんでした。ダイニングルームに面したところは車が通らないから、ライトの反射ではないと思います。」
「2度目はジョンの誕生日に現れました。最初の影ほどはっきりと捉えられてはいませんでしたが、確かにそこに映っていました。この2つの出来事(命日と誕生日)を関連づけて考えた時、信じられない気持ちでいっぱいでした。」
「私はこの影がジョンだと信じています。彼がまだそこにいることを知らせてくれたのではないかと思うと、幸せな気分です。私たちには3人の子供がいるため、離婚後も連絡を取り合っていましたが、子供たちのことだけでなく、他愛のない話もよく楽しんでいました。」
「私たちは本当に仲が良かったのです。私を愛してくれた唯一の男性だと感じているため、離婚したことを今でも後悔しています。別れた後、しばらくは大変な時期もありましたが、それでも前に進む決心をして、彼とは友人としてお互いに付き合い続けることに決めたのです。」
カリーさんは、ジョンさんの肝硬変が悪化した時も毎週末、病院にお見舞いに通っていたそうだ。またカリーさんは、黒い影が映ったダイニングルームで毎年、ジョンさんと一緒にテーブルを囲んでクリスマスをお祝いしており、「素晴らしい時間だった」と明かしている。
なお、カリーさんは「実は私は、死後の世界を信じています」とも語っている。
画像は『What’s The Jam 「Mum-of-three left spooked after ‘ghost of her late ex-husband’ - who died two years ago - appears TWICE on security camera」(Picture: Jam Press)』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
記事提供元:テックインサイト
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