オーガスタ・ナショナルGC、ハリケーン「ヘレン」で大きな被害 16番パー3のグリーン上に倒木
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
9月下旬、カテゴリー4のハリケーン、「ヘレン」が米ジョージア州からフロリダ州、ノースカロライナ州を直撃、230名以上の死者と甚大な被害をもたらしたが、「マスターズ」が行われる舞台、オーガスタ・ナショナルGCも「大きなダメージを受けた」とフレッド・リドリー会長が発表していた。
4月にはアザレアが咲き、緑のグリーンに敷き詰められた美しいコースが春の訪れを告げるが、洪水によって破壊されているドローンによる航空写真が撮られ、Xにアップされた。
同写真によると、16番パー3のグリーン奥にある松の木が2本大きくグリーン上に倒れ、バンカーの砂は浸水からか、完全になくなっている。フェアウェイの多くに松の木が倒れている様子も映し出された。
オーガスタ・ナショナルGCは「記録的な洪水により、我々の地域と同様に大きな被害を受けている」と発表していた。一方オーガスタ・ナショナルGCに隣接するオーガスタ・カントリークラブも大きな被害を受けており、その様子を動画で公開。フェアウェイには大きく木が倒れ、池の水は大きく濁っている様子が映し出された。
オーガスタ・ナショナルGCは同地域の被害に500万ドル(約7億2500万円)を寄付。「アジア太平洋アマチュアゴルフ選手権」で日本を訪れたリドリー会長は「現在は復旧に力を注いでいる。来年4月にはマスターズ・トーナメントは開催される」と話した。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。