オスカル、アントワネット、アンドレ、フェルゼンの生きざま 麗しきビジュアル公開 「ベルサイユのばら」
池田理代子の同名代表作を原作とした劇場アニメーション映画「ベルサイユのばら」の劇場公開日が2025年1月31日に決まり、物語の主人公であるオスカル、アントワネット、アンドレ、フェルゼンら4人のキャラクタービジュアルが公開された。
将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人のオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは、「進め、情熱の命ずるままに。」のコピーとともに、燃えさかる炎とバスティーユ牢獄を背に剣を振りかざし、フランス革命へと飛び込んでいく美しい姿が捉えられている。隣国オーストリアから嫁いできた気高く優美な王妃のマリー・アントワネットは、「愛、それはなんと残酷で、美しい。」のコピーとともに、人を惹きつける天性の魅力を表現しつつ、ルイ16世の妃であるものの、運命的に出会ったフェルゼンへの恋を胸に秘めながら、美しくもどこかはかなべな姿でたたずんでいる。
オスカルの従者で幼なじみの平民であるアンドレ・グランディエは、「この命尽きるまで、守り抜く。」のコピーとともに、フランス近衛連隊長としてマリー・アントワネットの護衛を務めるオスカルに寄り添う人生を歩む。遠くを見つめる先にはそのオスカルがいるかのような姿が描かれている。容姿端麗で知性的なスウェーデンの伯爵のハンス・アクセル・フォン・フェルゼンは、「たとえ、許されざる恋だとしても。」のコピーとともに、異国の宮廷で孤独を深めるアントワネットと運命の出会いを果たし、アントワネットへ愛と運命をささげると自ら選んだ人生への決意が表現されている。
「ベルサイユのばら」は、革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた作品。池田理代子の原作は、累計発行部数2000万部を突破し、宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化をされてきた。監督は「アオハライド」「チア男子!!」の吉村愛が、脚本は「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ、「君に届け」の金春智子が務め、アニメ制作は「呪術廻戦」「この世界の片隅に」などのMAPPAが手がけている。
【作品情報】
ベルサイユのばら
2025年1月31日(金)全国ロードショー
©池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
記事提供元:映画スクエア
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。