冬のスカートコーデに!防寒とおしゃれを兼ね備えたソレルのブーツ「カリブー」
更新日:
ファッションに詳しい宮田さんが冬のコーデに欠かせないと言うのが、ざっくりニットに薄手スカートで合わせるスタイル。そこでご自身もニューヨークに在住中に愛用していたのが、極寒のカナダ発の「SOREL」のブーツだそう。シロクマのロゴが愛らしい「SOREL」の魅力をたっぷりと教えていただきました。
イチオシスト:宮田 理江
ランウェイ分析から着こなし術まで、ファッションの今を発信するファッションジャーナリスト。店長、バイヤー、プレスなどの現場キャリアを活かし、セミナーやイベントでも活躍。オフィシャルサイトfashion bible by Rie Miyataを運営。野菜ソムリエの資格取得。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
ふんわりスカートに合わせてコーデにメリハリを
ここ数シーズンの冬のおしゃれの流れとして、ざっくりニットに薄手スカートで合わせるという、着膨れを遠ざけるコーディネートが人気を呼んでいます。
もっさりした姿とは無縁の軽やかな印象が醸し出されて素敵なのですが、当然、足元は冷えるので足元を暖かいブーツで合わせたいですね。そこでイチオシしたいのが、「SOREL(ソレル)」のブーツ。
タイムレスな魅力でロングセラーのシリーズも多く、フェミニンなスカートの足元に合わせるお気に入りの「SOREL」シリーズをご紹介します。
雪でも雨でもOK!極寒のカナダから誕生した頼もしい足元
40年以上変わらぬデザインの「SOREL(ソレル)」はウィンターブーツの定番として知られている。外気を遮断して保温性を高めるインナーブーツは取り外し可能
ロゴマークのシロクマも愛らしい。ロングセラーシリーズの「Caribou(カリブー)」
数あるブーツブランドのなかでも、極寒のカナダから誕生した「SOREL」のブーツは雨でも雪でもへっちゃらで防寒力抜群。私は真冬のニューヨークで、大雪の中で「Caribou(カリブー)」を愛用しました。足の甲の高さに、ぐるっと切り替えを施してあるから、ありきたりの長靴のようには単調に映りません。
雪が積もった翌日に晴れると、道が水たまり状態になりがちですが、靴裏がギザギザのウェッジソールなら、シャーベット状態の上でもザクザク歩けるので、軽快に動き回れます。
NYでは、男女問わず、ジーンズやスーツにも「SOREL」を合わせる姿をよく目にしました。雪が降らない日でも、本格的に寒くなる時期には頼もしく感じられます。
タイムレスな魅力を誇るロングセラーシリーズが中心
足元にボリュームを出してトレンド感のあるスタイルに
代表的なシリーズでロングセラーの「Tivoli(ティボリ)」は、内側にフリースを張ってあるので、確かなぬくもりが得られます。雪や雨の日に活躍するのはもちろんですが、普段履きにもヘビーローテーションしたくなるタイプ。
ほかにもスニーカー気分で履きたくなる、ウォータープルーフ加工を施した、軽量ショートブーツ「Explorer Carnival(エクスプローラーカーニバル)」など、バリエーションが豊富なところも魅力です。
どっしりしたボリューム感が着姿にメリハリをもたらしてくれるのも、コーデ面でうれしいところ。基本デザインが長く変わっていない、タイムレスな魅力を誇るロングセラーシリーズが中心だから、長く付き合えます。
おしゃれは機能性重視の時代へ
「カリブー」はインナーブーツを取り外せば、シーズンレスに使える
1962年にカナダで誕生した「SOREL」は、世界のファッショニスタに愛用者が多いブランド。
レザーアッパーとラバーボトムのコンビネーションは「SOREL」の代名詞的デザインです。革とゴムの異なる質感が装いにも深みを与えてくれます。
大自然から生まれただけあって、ナチュラル感の高さも今のおしゃれトレンドにマッチ。丸っこいフォルムは着姿に愛らしさも寄り添わせてくれそうです。
最近はアウトドア系のアイテムがモードの世界でも注目を浴びています。フェミニンなスカートと合わせれば、トレンド感もアップ。おしゃれを楽しみながら、機能性もバッチリという、いいとこどりのコーデが組み立てられます。
DATA
SOREL┃カリブー
サイズ:22.5~26.0cm
カラー:Buff、Black/stone、Shale/Stone
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。