改造すれば格安グラウンドチェアに!Moon Lence アウトドアチェア【動画】
YouTuberのFUKUさんがイチオシする「ムーンレンス アウトドアチェア」。この椅子は下半分の足を取り外すことで、グラウンドチェアとほぼ同型の椅子になるんだそう。しかもお値段は本家ヘリノックスの1/3以下の3000円台とお手頃! 分かりやすい椅子の改造方法も必見です。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
Moon Lence アウトドアチェアがイチオシ!
■この商品のイチオシポイント!
- サイドにペットボトルや小物などが入れられるポケットがついている(3:20~)
- 安定感があって座り心地が良い(3:45~)
- 下の脚を取り外せば、簡単にグラウンドチェアに変身(4:48~)
- 脚を取り外しても、がっしりとしっかりした座り心地(8:43~)
■動画の内容
はいどうもみなさんこんにちはFUKUです。
このチャンネルではキャンプ道具収集癖のある私FUKUが、ロマンあふれるものや初心者さんにもお勧めできるものなど、さまざまなギアを思い込み固定観念を交えてあーだこーだとしゃべくりながらご紹介して参りますので、ご興味のある方是非チャンネル登録していただければと思います。
今日はですね、視聴者さんから情報をいただいてやばいものを買いました。
こちらです。コンパクトタイプのアウトドアチェアです。
ムーンレンスと読むと思うんですけども、こちらのメーカーさんから出ているアウトドアチェアはこんな感じで、ヘリノックスで有名なコンパクトになるタイプのチェアです。
一見すると何の変哲もないようなんですが、つなぎ目のところを見ると下半分の4本の足を外すと全体のデザインが私が愛用しているこちらの「ヘリノックスのグラウンドチェアこのタイプの椅子に変わるんではないか」ということで情報を寄せてくださったんですね。
これは面白いと思い、即ポチって購入しましたよ。
まだ新品なんで開けてないんですが、今日はこちらを開封しましてこの私が使っているグラウンドチェアと同じような仕様にして、居り心地とか全体の重さとかサイズがどんな感じなのかっていうのを試していきたいと思います。
まずケースに入った状態でのサイズ感は似たり寄ったりというところですが圧倒的に違うのは重さですね。
収納ケース込みの状態でヘリノックスのグラウンドチェアは実測値が645gですね。
非常に軽量なんですけどこのMoon Lenceさんは新品の状態で1,016gということで1キロを超えております。
この椅子の改造をしたらどのぐらいになるかっていうところなんですけど一回出してみますね。こんな感じです。
なんかスクラッチカード出てきたぞ。改行する文字の部分が微妙だけどもまぁちょっと擦っておきましょうかね。
まじか1000円当たってる。なんかすげーな。
下記のようにしていただき当てた金額を受け取りましょう。
弊社で注文していただいた商品に使用感想などをレビューを書いてください。
レビューを書いてくれってなると私の立場でやるとなんか微妙な感じがするのでこの1000円は諦めようと思います。
ただでくれるわけじゃないんだね。
Moon Lence(ムーンレンス)のアウトドアチェアということで、こんな感じでやっぱり脚を外してグラウンドチェアにしていいよとはどこにも書いてませんね。
しかし私はやっちゃいますよ。
そうじゃないと買った意味がないのでね。
確かに下の4本を外すとグラウンドチェアになりそうだなぁ。
はい。組んでみますね。骨組みは簡単に組み上がります。
この布もブ厚くてしっかりしてますね。
このポケットにこのポールの先端を差し込むだけですので、あえてそこまで説明はいらないかと思いますが上下左右4箇所を差し込めば完成でございます。
まあいいんじゃないですかね、しっかりしてますよ。
しかも、ちょっといいなと思うのはここにペットボトルとか小物が入れられそうなポケットが付いております。使わない時はひらひらしちゃうのでマジックテープでくっついてる感じですね。
はいこっちにもありますね。親切設計だけどどうだろう左右2箇所もいるかな。
軽量化を突き詰めるなら片っぽは私的に切って取っちゃってもいいかなーなんて個人的に思いますがまぁつけておきましょう。
一度この状態で座ってみますが悪くないですよ。
普通にヘリノックスのチェア1に似たタイプの椅子の一般的な座り心地でございます。安定感もしっかりしてるし悪くない感じです。
しかし今回はこの普通の状態を紹介するための動画ではございませんので、椅子は1回外して早速改造をやっていこうと思います。
改造の仕方もコメントで教えてくださったんですけど、youtubeですでに方法を投稿されている方がみえますのでそちらもぜひ見てもらったらいいかなと思います。
ただ許可とかとってないので勝手にリンクとか貼るのもどうなのかなと思うので、「ヘリノックスグラウンドチェア風」とかって検索しますとすぐに出てきますので、そちらの方もご覧になってみられた方がいいかなと思います。
方法として一つ目はこの下半分の足を外してこうやってまとめちゃうってことですね。
こうやって畳んだ状態で縛ってしまえば地面に置いたらグラウンドチェアの高さとして使うことができますけど言うても邪魔ですよね。
だからこれは取ってしまった方がいいと思うんです。
ではやっていきましょう。
今の状態はひっくり返した状態です。
これが地面に着く足の部分ですけど今キャップを外してしまいます。簡単に取れますので、この部分に爪をかけて引っ張ると簡単にこのように中の構造が出てくるんですね。
で、ここでゴム紐が結ばれてしまってあるだけなのでこれをだしちゃって外してしまうと。
そして外れたらもうこのパイプもとれます。
このパイプはジュラルミンのしっかりしたパイプだからDIYが好きな人は、別でテーブル作ったりとかそういうことに使えそうですね。
そしたらねこのピオンって飛び出たゴム紐の結び目をこうやって解いちゃってください。
あとはこの反対側からこう引っ張ってやると外れます。
でここを押し込んでやると反対から結び目が出てきて完全に外れます。
見て分かるようにね途中でちょん切ってしまえばすぐ取れるんですけど一応こうやってしっかり外しておいてこれらのパーツを捨てずに取っておけば、通常の高さの椅子にしたいときにいつでも戻すことができますね。
この工程を4箇所行うことでグラウンドチェアにすることができました。
いや、とっても簡単でしたね。ぼく不器用ですけどそういうの全然関係ないですね。
誰でもできます。すごいなぁ本当にグラウンドチェアみたいになっちゃったよ。
これまでの工程でわかりにくい部分もあったかもしれないので、さっきも話しましたけどもすでに先行してこちらの方法を紹介されているチャンネルがありますのでちょっと許可取ってないのでリンク載せづらいですけれども、グラウンドチェアと検索すれば一番最初に出てきますので非常にわかりやすく手順をご紹介されてますのでよかったらこちらでも確認してみることをお勧めいたします。
組み立てておりますけど一つ気になった点もいいますと普段私はヘリノックスのグラウンドチェアを使っておりますけれども、この足をはめるポケットがヘリノックス性と比べるとややポケットが浅いです。
なのでこうはめ込む時に浅くハマっちゃうとこう外れてしまう恐れがありますので、しっかり差し込まないといけません。
しっかり差し込むためにアシストしてくれるようなこのループはつけてあるのでこの辺は親切かなと思いますけど適当に差し込むじゃなくてちゃんとループも使ってしっかりと奥まで差し込まないと座ってるときにどこか外れて落ちてしまう事故になりかねないので気をつけてください。
はいしっかりと4点差し込みまして、こんな感じになります。
座面の高さが非常に近い感じになったんじゃないでしょうか。実際に座る部分はもっと沈み込んでるんですけど前の部分の高さだけみてもほぼ20cm。ヘリノックスが21センチということで、ほとんど一緒です。
底の構造を見ますとヘリノックスがそもそもがこういう形状の椅子で造られていますのでこの底の部分は楕円形になってましてもちろん足を差し込むような穴などがありません。
ムーンレンズさんの方は脚を取り外したので、こんな感じになっちゃってますけど、ただこの辺がね平らなので地面に置いた時に別に安定感が悪いということはありません。
それでは座ってみたいと思います。
いつものあぐらのかけるグラウンドチェアでございます。
私がこの高さが好きだっていうのもあるんですけど、非常に心地よいです。
ロースタイルのキャンプにはぴったりの椅子だと思います。
ただお値段は12,000円以上しますし、なおかつ品薄状態が続いているので欠品になっていることが多いです。
それにつけ込んでいるのか少々高いお値段で出している業者さんもみえるほどです。
さあ、ムーンレンズさんの方を座ってみましょう。
全然いいねこれ。
改造したから若干本家より座り心地が悪くなるんじゃないかとかそういう懸念がありましたけど、全く問題ない。
新品だからか布に張りもあるもんだからむしろちょっと座り心地いいんじゃないかぐらいに感じてしまう。
フレームの太さもどうなのかな。ちょっと私はノギスみたいなものを持ってないのでメジャーでざっくり測ることしかできないんですけど、フレームの太さを測ってみたところヘリノックスは約12ミリ、ムーンレンズは13ミリでした。
それもあってかムーンレンスさんのほうがちょっとがっしりした感じ。
左右に揺らしてもしなりが少ない感じがします。
ヘリノックスは長年使っているせいもあるのか知らないけど、ちょっと揺らすと揺れ幅はややこっちのが大きいですね。
ムーンレンスの方がしっかりした座り心地。ヘリノックスは少しゆらゆらした感じ。
別にどっちがいい悪いということもないですけど、そういう座り心地の違いは若干ありますね。
横から見るとこんな感じで、やっぱりでリラックスして過ごすことができていいですね。
ヘリノックスにはついてないんですけど、この横にサイドポケットがついているんですよ。
例えば水を入れておいたり、他にも小物類をしまっておけたりするのでこれも便利ですよね。
片付けるのもこの手の椅子は簡単です。
足を外したらこうやってまとめてシートでクルクルと巻いてしまいます。
そしてケースにしまってしまえば、元どおりということで、持った感じ確かにちょっと軽くなりました。
ただグラウンドチェアほどではないなぁ。
フレームが太かったりサイドポケットがついてたりたとこのケース自体もね布地が厚かったりするところが影響しているとは思います。
このグラウンドチャーモードにしたときのケースも含めた総重量は859グラムでした。
やはりヘリノックスのグラウンドチェアと比べると200グラムちょっとは重たくなってしまい。
ますがまぁそれでもヘリノックスを除いた比較的安価に売り出されているコンパクトチェア類の中では、改造すれば最軽量クラスにはなったんじゃないでしょうか。
以前の動画で軽量化した道具等でキャンプするっていう企画をやったんですけど、非常にご好評いただきました。
ただその中でハイブランドのULギアを中心に揃えていくとどうしても価格的に手を出しづらくなっちゃうっていうところがあったんですよね。
そんな中このムーンレンスさんの開発陣の方たちの意図にはなかったかもしれないですけど、このような改造を行うことで軽量化したローチェアを3000円台で手に入れることができるということになりました。
このグラウンドチェアタイプの椅子っていうのはヘリノックスとか a light とか一部のハイブランドしか取り扱ってなかったので、このムーンレンスさんで実現ができることになると、ほかにもザックとかテーブルとかテントとか、そのあたりの比較的軽量で安価なもので揃えていけば、ウルトラライトとまでは言えないかもしれないけど、ザック一つでコンパクトにキャンプっていうのも手軽にできるようになってくるんじゃないでしょうか。
そういうキャンプ企画をまたちょっとやってみたいなって思いますね。
こちらの椅子の裏技すでに実践された方もいらっしゃると思いますので実際のフィールドでの使い勝手など経験されたかたいましたらその様子などコメントで教えていただけると嬉しいです。
今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
それではご視聴ありがとうございました。
DATA
Moon Lence┃アウトドアチェア
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