「このままだと大変なことになる」取り立て代行会社からの連絡を無視した結果…
回収代行業者を名乗り「他人に損害を与えた示談金を払え」と高圧的に迫る架空請求詐欺の事例です。自身の不安につけ込み、具体的な内容を明かさず動揺を誘う巧妙な話術の解説と、警察への相談や情報サイトでの学習による自衛策を紹介します。
イチオシスト
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「心当たりがあるはず」と不安を煽る高圧的な電話。それは架空請求です
プロフィール
- 当時の年代:40代
- 性別:男性
- 当時お住まいの都道府県:千葉県
- 当時の職業:会社員(正社員)
【わたしのイチオシ対策】警察への通報・情報サイトでの学習(架空請求詐欺)
自身やご家族が体験した詐欺電話やスマホ詐欺と効果的だったモノやサービスについてアンケートで募集し、【わたしのイチオシ対策】として紹介します。
今回は、回収代行業者を名乗る人物から「あなたが他人に損害を与えている」と高圧的な電話があり、示談金を振り込みそうになった40代男性の体験談をお届けします。
Q1.どのような詐欺に巻き込まれたのですか?
A. 電話による詐欺です。
Q2.詐欺被害に遭った際について、詳細に教えてください。
A. スマートフォンに、取り立て代行会社を名乗る電話がかかってきました。「あなたが他人に損害(名誉棄損など)を与えており、先方から相談を受けている。示談にしたい場合には規定の金額を口座に振り込んでほしい」という連絡でした。身に覚えがないため、どういった内容の被害なのか教えてほしいといったが、「詳細を教えると顧客が困るので伝えられない。ご自分で思い当たる節があるはずです」と非常に高圧的で…。振込口座を口頭で伝えられ、振り込みそうになりました。
Q3.どんなきっかけで、信じそうになりましたか?
A. 当時、トラブルに巻き込まれていて疑心暗鬼になっており、その相手に損害を与えているはずはなかったものの、思い当たる節がないわけではありませんでした。
Q4.相手はどんな言葉や方法で信じさせようとしましたか?
A. 「思い当たる節があるはず」の一点張り。一切詳細を語らず、こちらから話させるやり口ですかね…。動揺すると、そこだと言わんばかりにほのめかしてきました。さらに、「このままでは大変なことになりますよ」などと煽ってきました。
Q5.怪しいと気づいたのはどんな瞬間でしたか?
A. 具体的な内容を自分から言わせようとしており、冷静に聞いていると高圧的なだけだったため。
Q6.最終的にどのように対処・解決しましたか?
A. 高圧的なオレオレ詐欺かと思ったので、「思い当たる節はない。警察に通報する」と伝えたところ、「ご勝手にどうぞ」と言われ、それ以上の会話はありませんでした。実際、そう判断するまでに、動揺して何分も「詳細を教えてください」と粘りましたが…。精神的にかなりまいりましたね。
Q7.その後、再発防止のために行ったことはありますか?
A. 特に何もしていません。
■編集部解説
身に覚えのない請求や脅迫めいた電話があった場合、最寄りの警察署や、警察相談専用電話「#9110」への相談が有効です。また、国民生活センターなどの情報サイトでは最新の詐欺手口が公開されており、事前に手口を知っておくことが防御につながります。
Q8.同じような被害を防ぐために、他の人へ伝えたいことがあれば教えてください。
A. つけ入る隙があると、そこを重点的について動揺させてきます。口座振り込みを要求する電話は、全て詐欺だと割り切るようになりました。
■編集部まとめ
「詳細を言えない」のに「金銭を要求する」というのは詐欺の典型的なパターンです。相手は「思い当たる節があるはず」とカマをかけ、こちらの不安や後ろめたさを引き出そうと執拗に攻めてきます。具体的な根拠を示さない相手には一切取り合わず、すぐに電話を切りましょう。少しでも不安を感じたら、一人で抱え込まずに警察へ相談することが大切です。
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