朝のコーヒータイムをストレスなく!Coresの「ゴールドコーンフィルター」
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エスプレッソ人気がひと段落して、トレンドはスッキリとしたドリップコーヒーへと回帰するなか、編集者の山口さんがおすすめするのは「cores」の「ゴールドコーンフィルター」。スペシャリテコーヒーを一般家庭でも美味しく淹れられるこのツールを使えば、朝が贅沢な気持ちになれるんだそう!
イチオシスト:山口繭子┃Mayuko Yamaguchi
『婦人画報』『ELLE gourmet』の編集を経て、2019年にフリーランスに。noteでは食をテーマに、食のツール、食の考え方、シェフの話などの記事を発表している。なかでも、今注目しているのは地方発信による「ローカルガストロノミー」。「これからは食べ手が動く時代です。地方だからこそ成立する環境を大切にしたコンセプトにぜひ注目を」
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
純金コーティングにより、味と香りに悪影響を与えず、豆本来の特徴をダイレクトに抽出できる金色のフィルター「ゴールドコーンフィルター」
私、最近はコーヒー専門店のいわゆるブレンドコーヒーが強すぎるように感じてきて、アメリカンを頼むようになりました。日本人にはちょっと強すぎるのかな? しかもトレンドはエスプレッソからドリップへ。「cores」の「ゴールドコーンフィルター」は、そんなスッキリ味のコーヒーを自宅で手軽に淹れられるツールです。
コーヒー豆にストレスをかけないという新発想
取材時、「ゴールドコーンフィルター」で淹れたコーヒーを試飲。サーバーは「cores」のもの
皆さんは自分へのご褒美に、何か買い物をしてますか? 女性だととても高価な化粧品に走る時期もあると思いますが、それよりも朝に特別な何かを感じられる方が、私は贅沢な気持ちになれると思うんです。
例えば、朝のコーヒーを淹れるためのツール。その条件は「ストレスなく淹れられること」「洗い物がラク」「抜群においしい」。朝のコーヒーを飲む一連の行為にこの3つの要素がプラスできると、「私、イケてる!」って間違いなく実感します。ですから、仕事で厳しい日々を送っている人たちには、特に、朝の一連の行動をアップグレードしてみるのが、いいんじゃないかと思うんですよ。
この「cores」の「ゴールドコーンフィルター」は、私が前職のフードマガジンでキッチンツール特集を組むなかで出合いました。個人的にもすごくいいなあと思いながら、もう何年も使い続けています。
このフィルター、よく見るとメッシュの穴が細長いのが分かりますか? 以前に丸山珈琲の方が力説していたんですが、この形状はスペシャリテコーヒーをいかに一般家庭でも美味しく淹れられるかということを考えて作られたそうです。
「ゴールドコーンフィルター」はメッシュが純金コーティングされているため化学変化に強く、味と香りに対して最も影響が少ない。“ゴールド効果”でより一層、朝の時間が優雅なものに
この細長いメッシュの形状で、目詰まりすることなく、驚くほど早く、サーーっとコーヒーが抽出できるんです。ですから同じコーヒー豆を使っても、このフィルターで淹れたほうが味が丸く、スッキリするんです。これは本当に驚きでした。
さらにゴールドメッキを施すことで、味のピュアさが明確に分かるほどになってます。金は化学変化を起こしにくいので、豆の風味がそのままコーヒー液に落ちていくんです。しかも紙フィルターにありがちな泡ダマになりにくく、コーヒー豆の中でお湯の滞留時間が短いので雑味もなく、豆の油分も落とせます。きっとその頃合いが絶妙なんでしょう。
ペーパーフィルターを使わないので、紙特有の匂いが移りません。紙のフィルターを切らしてしまった際の買いに行く手間もないんです。もう、いちいち買い足すのも嫌じゃないですか? 買うのは、豆だけにしてほしい(笑)。さらに資源問題が取り沙汰される現代、使い捨てでないフィルターはありがたい存在です。
お手入れも簡単で、ストレス知らず
「cores」はオリジナルの豆のブレンドも行っている。フィルターと合わせてテイスティングしていただきたい
そして、洗うのもアッという間。ササッと水洗いするだけでOKです。フレンチプレスだとコイルを洗うのが手間で、ストレスになりますよね。コーヒーマシンも楽なようで、定期的なお掃除が意外と面倒。でもこのフィルターは、コーヒーカップを洗うのと同じです。ひっくり返して水を流せば、目詰まりせず、コーヒー粉がそのまま落ちてくれますから、あとは洗剤で洗うだけ。
サーバー部分の形状にも意味がありそうです。注ぎ口の縁に一段カーブが付いているので、コーヒーがこの部分でホールドされ、ドバっと注がれないようになっているんでしょうね。こういう配慮もグッドです(※)。
DATA
cores┃ゴールドコーンフィルター&サーバー
型番:C750 GD
サイズ:W18.5×D14.5×H19.0cm
重量:400g
素材:ステンレス(純金メッキ)、ガラス
容量:500ml
耐熱温度差:120℃
※「ゴールドコーンフィルター」のみの販売も行っております
山口繭子(やまぐち・まゆこ)
Instagram:mayukoyamaguchi_tokyo
note:山口繭子/食の編集・ディレクション
『婦人画報』『ELLE gourmet』の編集を経て、2019年にフリーランスに。noteでは食をテーマに、食のツール、食の考え方、シェフの話などの記事を発表している。なかでも、今注目しているのは地方発信による「ローカルガストロノミー」。「これからは食べ手が動く時代です。地方だからこそ成立する環境を大切にしたコンセプトにぜひ注目を」
Instagram:mayukoyamaguchi_tokyo
note:山口繭子/食の編集・ディレクション
『婦人画報』『ELLE gourmet』の編集を経て、2019年にフリーランスに。noteでは食をテーマに、食のツール、食の考え方、シェフの話などの記事を発表している。なかでも、今注目しているのは地方発信による「ローカルガストロノミー」。「これからは食べ手が動く時代です。地方だからこそ成立する環境を大切にしたコンセプトにぜひ注目を」
文:土田貴史
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