【Excel集計】「条件ごとの合計、電卓でやってない?」ミスをゼロにする条件付き集計3選
大量のデータから特定の条件に合うものだけを集計する際、フィルター機能と電卓を併用するのはミスの元です。本記事では、複数の条件を満たすデータを合計する「SUMIFS」、件数をカウントする「COUNTIFS」、そして平均値を出す「AVERAGEIFS」を紹介します。これらを使いこなせば、担当者別や商品別、期間別といった複雑なクロス集計も、数式だけで瞬時に完了させることができます(最新のExcel(Microsoft 365 / 2021以降)の場合)。
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【Excel集計】「条件ごとの合計、電卓でやってない?」ミスをゼロにする条件付き集計3選
「A商品の、関東エリアでの、4月の売上合計を知りたい」。上司からそんな急な依頼が来た時、データを並べ替えてフィルターをかけ、範囲選択してステータスバーの合計を確認していませんか。その方法は時間がかかるだけでなく、選択漏れのリスクがあります。条件を指定して集計する専用の関数を使えば、元のデータを触ることなく、安全かつ一瞬で正確な数値を導き出すことができます(最新のExcel(Microsoft 365 / 2021以降)の場合)。
1:複数条件で合計する「SUMIFS」
指定した複数の条件を満たすセルの値を合計するのがSUMIFS関数です。例えば「担当者が佐藤」かつ「売上が10000円以上」といった複合条件での集計が可能です。引数の順番は「合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, ...」となります。単一条件のSUMIF関数と違い、条件が増えても対応できるため、実務ではSUMIFSを基本として覚えておくのが「仕事ができる人」の定石です。
2:件数を正確に数える「COUNTIFS」
指定された範囲に含まれるセルのうち、複数の検索条件に一致するセルの個数を計算するのがCOUNTIFS関数です。出席者リストから「出席」かつ「懇親会参加」の人数を数えたり、商品リストから「在庫あり」かつ「赤色」のアイテム数を数えたりする場面で活躍します。手動で数えるよりも圧倒的に速く、データの増減があっても自動で数値が更新されるため、管理表には必須の関数です。
3:条件付き平均を出す「AVERAGEIFS」
複数の検索条件に一致するすべてのセルの平均値(算術平均)を返すのがAVERAGEIFS関数です。例えば、クラス全体のテスト平均点ではなく、「数学を選択した生徒」かつ「出席率80%以上」の平均点を出したい場合などに使えます。異常値を除外するために「0より大きい」などの条件を付けることで、より実態に即した分析が可能になり、データの質を高めることができます。
条件付き集計関数は、データ分析の基本にして奥義です。これらをマスターして、どのような問い合わせにも即座に数字で答えられるようになりましょう。
<出典>
Excel 関数 (機能別)(Microsoft)
※記事内における情報は原稿執筆時のものです。
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