「不在届通知」が届いたら注意。多発中の詐欺の巧妙な手口
自身やご家族が体験した詐欺電話やスマホ詐欺と効果的だったモノやサービスについてアンケートで募集し、【わたしのイチオシ対策】として紹介します。今回は、宅配業者を装ったSMSによるフィッシング詐欺に遭いかけたという30代男性の体験談をお届けします。
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巧妙なフィッシング詐欺! 引っかからないために
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【わたしのイチオシ対策】宅配業者を装ったSMS詐欺(スミッシング)
自身やご家族が体験した詐欺電話やスマホ詐欺と効果的だったモノやサービスについてアンケートで募集し、【わたしのイチオシ対策】として紹介します。
今回は、宅配業者を装ったSMSによるフィッシング詐欺に遭いかけたという30代男性の体験談をお届けします。
Q1.どのような詐欺に巻き込まれたのですか?
A. SMS・メールによる詐欺です。平日の昼休みに、「お客様宛のお荷物をお届けしましたが不在でした。再配達はこちらから」という通知が届きました。
Q2.詐欺被害に遭った際について、詳細に教えてください。
A. 仕事中で急いでいたこともあり、深く考えずに記載されていたURLをタップしてしまいました。開いたページは宅配業者の公式サイトに似たデザインで、再配達手続きのためと書かれていたので、名前・住所・電話番号まで入力しました。途中でクレジットカード情報まで求められましたが、そこは違和感があり入力せず閉じました。しかし翌日、身に覚えのないログイン通知が複数届き、不正アクセスの形で情報を抜かれていたと分かりました。
Q3.どんなきっかけで、信じそうになりましたか?
A. 仕事柄ネット通販を利用する機会が多く、自宅に荷物が届くことも頻繁だったので、宅配業者からの連絡だと信じ込みやすい環境でした。日頃から宅配業者の再配達連絡がSMSで届くことがあり、それと同じ形式だったため疑いませんでした。また、ちょうどフリマアプリで複数の商品を購入していたタイミングで、「どれかの荷物だろう」と思い込んでしまいました。昼休みの短い時間で確認したこともあり、冷静な判断ができず、急いで対応しようとしてしまったのが原因です。
Q4.相手はどんな言葉や方法で信じさせようとしましたか?
A. SMSには追跡番号らしき記号が書かれており、かなり本物らしく見えました。また、偽サイトでは自分の住んでいる地域名が自動表示されており、「地域ごとの再配達受付ページ」といった文言が並んでいたため、公式ページだと錯覚しました。見慣れたロゴや配色で作られており、あえて説明文を短くすることで考え込ませないようにしていた印象です。
Q5.怪しいと気づいたのはどんな瞬間でしたか?
A. 最初に違和感を持ったのは、カード情報入力を求められた瞬間でした。とはいえ、その時点では「もしかしたら新しい再配達手続きの仕様かも」と思いかけました。 翌朝、利用していないサービスから「ログイン試行がありました」という通知が複数届き、明らかにおかしいと気づきました。前日に入力した個人情報が悪用された可能性が高いと感じ、そこで初めてSMSが偽物だったのだと確信しました。
Q6.その後、再発防止のために行ったことはありますか?
A. まず、スマホの各アカウントのパスワードをすぐに変更しました。その後、念のため携帯キャリアに相談し、不審SMSを報告。併せて警察の情報提供窓口にも経緯を伝えました。また、銀行口座やクレジットカードの不正利用がないかを数日チェックし、問題がなかったことを確認しました。
Q7.対策のために購入・利用したモノやサービスの名前と参考URLを教えてください。
A.セキュリティアプリです。
■編集部解説
セキュリティアプリは、スマートフォン内の情報を守るだけでなく、詐欺サイト(フィッシングサイト)へのアクセスを未然にブロックする機能を備えているものがあります。SMSやメールに含まれるURLが危険なものかどうかを自動で判別してくれるため、うっかりタップしてしまった際のリスクを軽減できます。
Q8.同じような被害を防ぐために、他の人へ伝えたいことがあれば教えてください。
A.SMSのURLは絶対にそのまま開かず、必ず公式アプリや公式サイトから確認してほしいです。少しでも違和感があれば、家族や友人に相談する習慣が大事だと思います。後から落ち着いて振り返ると、公式アプリだけで手続きしておけばよかったと強く感じます。
■編集部まとめ
今回は、宅配業者の不在通知を装ったSMS(スミッシング)の事例でした。日常的に利用するサービスを装い、偽サイトへ誘導して個人情報を盗む手口です。対策として、SMSのリンクを直接開かず、公式アプリやブックマークから公式サイトへアクセスして配送状況を確認することが重要です。また、セキュリティアプリを導入し、不審なURLをブロックする環境を整えることも有効な手段です。
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