【iPhone豆知識】9割が理解していないカメラマークの意味！ライブフォトやオートモードを正しく理解

更新日：2025年11月30日

iPhoneのカメラ機能、「ライブフォトモード」には3つの設定があるのをご存じですか？その中でも「オートモード（A）」の本当の仕組みを理解しているiPhoneユーザーの方は、ほとんどいないんだとか。今回は、YouTubeでスマホやパソコンに関する知識をわかりやすく発信している、いなわくTVの川島さんがこのオートモードの動作の詳細と、ライブフォトの便利な活用法について詳しく解説してくれました。ぜひ動画と合わせてチェックしてみてください。

イチオシスト

YouTuber / Microsoft 認証トレーナー / Apple Teacher いなわくTV

YouTubeなどでスマホやPCの使い方を初心者・シニア向けに解説。著書『70歳から楽しむスマホの使い方』（SBクリエイティブ）など多数出版実績もあり、全国でオンライン講座や企業研修も行っています。皆が同じように情報を受けることが出来る社会を目指し、わかりやすい解説で全国の学びをサポートしています。

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iPhoneのカメラ機能を正しく理解！ライブフォトのオートモードとは？

画像出典：いなわくTVさん (https://www.youtube.com/watch?v=26ZNTkykGQg)

今回は、iPhoneカメラのライブフォト機能の詳細について、YouTubeでスマホに関する知識をわかりやすく発信している、いなわくTVの川島さんが解説してくれました。知っているようで知らない人も多いこの機能、気になる方は、ぜひ動画と合わせてチェックしてみてください。

いなわくTVさんのYouTubeチャンネルをチェック！： 9割以上ほとんどの人が理解していないiPhoneカメラ｜ライブフォト

iPhoneカメラ機能「ライブフォト」の基本！3つの設定とシャッター音の違い

画像出典：いなわくTVさん (https://www.youtube.com/watch?v=26ZNTkykGQg)

iPhoneユーザーの方にはおなじみの「ライブフォト」機能。実は詳しく知らない、という方も多いのではないでしょうか？

今回は、まず「ライブフォト」の基本設定である「オフ（スラッシュ）」・「オン（黄色）」・「オート（A）」の3つのモードの違いについて解説します。

「ライブフォト」をオフにしている場合、シャッターを切るとカメラの「カシャッ」という大きなシャッター音が出ます。この音、結構大きく感じますよね。

一方、オンまたはオートに設定していると、「ピコン」という電子音が鳴り、シャッター前後の1.5秒ずつ、合計約3秒間の動画として保存されます。

シャッター音の大きさはボリュームで変えることができないため、無音カメラアプリなどを使わない場合は、元々の設定である電子音モード（ライブフォトオン）に切り替えるのがおすすめです。

9割が勘違い！オートモード（A）はオン/オフを自動で切り替えるわけではない

画像出典：いなわくTVさん (https://www.youtube.com/watch?v=26ZNTkykGQg)

この3つのモードの中で、9割以上の方が誤解しているのが「オートモード（A）」の動作の違いについてです。

多くの方は、Aは写真のシーンに応じてライブモードのオンとオフをiPhoneが自動で切り替えてくれる機能だと勘違いしています。しかし、この認識は全く違います。

実は、「オートモード（A）」の場合も必ずライブモードになっています。分かりづらいですよね。このポイントについて、書籍を執筆する際に徹底的に調べましたが、Appleの公式情報にもネット上にも正確な説明はほとんどなく、Appleのスペシャリストの方と1日かけてやり取りし、判明した事実です。

「オートモード（A）」の正しい意味は？「空間の有無」で決まる動作の判定

画像出典：いなわくTVさん (https://www.youtube.com/watch?v=26ZNTkykGQg)

では、「オートモード（A）」と通常の「ライブモード（オン）」は何が違うのでしょうか？

実は、オートモードは「被写体に空間があるかないか」を判定基準としています。空間がある被写体、例えば部屋の中で手前のコーヒーカップと後ろの壁紙を撮るような場合は、必ずライブモードとして撮影されます。一方、書類など、空間がないと判断された被写体の場合は、「オートモード（A）」は自動的にJPEGとして認識されるようになります。

ただし、オートモードで撮影した場合、写真アプリで後からオプションの編集をかけられる点が、ライブフォトオフモードとの大きな違いです。

この細かい違いについて、正しく理解しているiPhoneユーザーはとても少なく、私も詳しく調べるまでは正しく理解できていなかったポイントでした。