「Xperia 1 VI」実機レビュー!カメラ性能や画面サイズはどう?マニアが3週間使用してみた!
SONYの高機能スマホのXperia 1シリーズ。モデルごとにカメラの性能や画面サイズなど結構差があるため、毎回新作の発売日には話題になるシリーズです。人気のsimフリー携帯は、ガジェットマニアの長期使用レビューをチェックするのがおすすめ! というわけで今回は、ガジェット製品に詳しいワタナベカズマサさんが「Xperia 1 VI」の魅力と、気になる点、カメラ性能を詳しく紹介してくれました! 3週間じっくり使用したレビューなので、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!マニアが感じた魅力や気になる点とは?

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
Android派の中でもカメラの機能を重視するユーザーに人気のSONYのXperia 1シリーズ。今回はガジェットに詳しいワタナベカズマサさんの「Xperia 1 VI」のレビューをご紹介します。使用感が高すぎて、レビュー用の試用期間が長くなってしまったんだとか! 3週間メインスマホとして使用した詳しいレビューを、ぜひ参考にしてみてください。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!サクサク滑らかな動作で快適な使用感!

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
「Xperia 1 VI」を実際に使用してみて良いなと思った点は、動作のスムーズさです。YouTube、YouTube Studio、X(旧Twitter)、Instagram、Notion、LINE、Amazonショッピング、Gemini、カメラ、Google Photosなど、日常的に使用頻度の高いアプリの動作は非常に快適で、安定感と滑らかさに優れています。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!アスペクト比の変更が”大正解”

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
アスペクト比が19.5:9に変更されたことで、YouTubeやXなどのSNSコンテンツを見る際の画面サイズが大きくなり、動画視聴時の利便性が向上しました。縦持ちでも横持ちでも動画サイズが大きくなり、見やすくなりました。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!ディスプレイの視認性も良好

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
解像度はFHD+になりましたが日常使用で気になることはなく、画面の明るさが増した恩恵の方が大きいです。日中の屋外での視認性も良好です。また、Xperia独自の完全フラットなディスプレイは、ガラスフィルムを貼っても違和感がなく、指触りも良く、非常に使い心地が良いです。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!バッテリー持ちが抜群!発熱も無し

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
旧機種に比べて高く評価できる点が、バッテリー持ちです。ヘビーに使った日でも寝る前のバッテリー残量は74%程度でした。自分の使い方では1日で70%を下回ることがなく、特に待機時のバッテリー消費が少ない印象です。動作の安定性も高く、本体が熱くなったり暴走したりすることもありません。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!軽量で持ちやすいから疲れない
ハイエンドモデルながら200gを切る軽さで、手に持っている時に疲れにくいです。3.5mmヘッドホン端子も搭載されており、有線イヤホンやヘッドホンも使用可能です。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!AI機能は弱め!改善に期待

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
「Xperia 1 VI」の気になる点・改善して欲しい点も紹介していこうと思います。まず、AI機能に関してはもう少しトレンドを意識した機能があると良いなと思いました。
GalaxyやPixelにある「囲って検索」のような機能や、通話録音、翻訳機能がデフォルトで搭載されていません。特にボイスレコーダーアプリがない点は不便で、外部アプリを入れる必要があります。PixelやGalaxyのような高機能なボイスレコーダーアプリ(文字起こし、要約機能付き)が欲しいです。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!純正のギャラリーアプリが無い
純正のボイスレコーダーアプリが無いのと同じくらい残念なのが、ギャラリーアプリが無い点です。Google Photosでの管理は悪くないですが、純正のギャラリーアプリがあればもっと写真管理は楽になると思います。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!カメラ機能は広角メインカメラが優秀

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
気になっている方が多いと思われる、カメラの機能に関しても詳しくご紹介します。まず、超広角カメラは画角が16mm相当と他社ハイエンドモデルに比べて狭く、13mmのiPhoneなどと比べるとダイナミックさに欠けます。画素数も1200万画素と、もっと画素数の高いスマホもあるので、今後の改善に期待します。

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
広角メインカメラの評価はかなり高いです。4800万画素で1.0型センサーを搭載しており、画質は非常に高いです。1倍で24mm、2倍で48mmの撮影が可能で、2倍ズームはセンサーからの切り出しのため劣化がなく、暗所にも強いです。高画素での撮影も可能です。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!望遠カメラはノイズが出やすい

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
3.5倍から7.1倍のズームレンズを搭載していますが、センサーサイズが1/3.5型と小さく、F値も85mm時はF2.3、170mm時はF3.5と暗いため暗所に弱くノイズが出やすいです。手ブレ補正も弱く、失敗しやすい印象です。広角メインカメラのほうが優秀なので、24mmと48mmばかり使うことが多いです。また、最大21.3倍のデジタルズームはノイズが多く、綺麗とは言えません。他社ハイエンドスマホの方が綺麗に撮影できるため、若干物足りない印象です。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!ポートレートモードが優秀!

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
ボケモード(ポートレートモード)は非常に優秀で、人物だけでなく物や食べ物も綺麗にボカすことができます。ストローと飲み物を背景から分離してくっきり出すなど、処理能力の高さを感じます。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!オートフォーカスとトラッキングは使いやすい
瞳AFをはじめとしたソニーのオートフォーカスの技術やトラッキング技術は非常に使いやすく、一度被写体を認識してフォーカスを合わせれば失敗は少ないです。動画性能も高く、4K 120FPSでの撮影も可能です。
「Xperia 1 VI」実機レビュー!ソニー製のメリットを感じるスマホ

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=6MafMYW9Q9k)
気になる点もありはするものの、ソニー製のメリットを感じる点は多いです。カメラで撮影する写真の色味が自然で、スマホカメラっぽくないリアルな写りになります。また、サイドセンスが非常に使いやすく、ソニーのカメラの外部モニターとして使えたり、カメラとの連携が強い点も魅力です。ダッシュボードにヘッドホンコネクトが内蔵されており、ソニーのワイヤレスイヤホンやヘッドホンを使う際に便利です。
【まとめ】「Xperia 1 VI」は旧モデルに比べて魅力満載!機能向上にも期待
今回は「Xperia 1 VI」を約3週間使用してみてのレビューをご紹介しました。バッテリー持ちやディスプレイサイズなど、同シリーズの旧モデルに比べて魅力が多い機種です。AI機能やカメラの望遠性能などは今後の改善が期待されます。ソニー製品を好んで使用している方にはおすすめできるアイテムなので、ぜひチェックしてみてください。
DATA
SONY┃Xperia 1 IV
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