子どもの「STEAM教育」におすすめの番組『クリエイティブ・ギャラクシー』
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ITに精通している野本さんが注目しているのが、創造的な人材を育てる「STEAM教育」。そこで今回は、「STEAM教育」の教材にもなる未就学児向けの番組を紹介してくれました。
イチオシスト:野本 纏花
IT企業にてマーケティング業務に従事しながら、2010年8月よりライター業を開始。2011年1月にMarketing & Writing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。
マーケターとして培った顧客目線やバランス感覚を武器として、オンラインメディアを中心に多数の記事を執筆する。
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搭乗キャラクターのアーティーが大好きなアートの世界へ誘ってくれる
その内容は、アートでクリエイティブな問題を解決するアーティーと、その親友エピファニーの冒険の物語。日本ではあまり見ないビビッドな黄緑色のキャラクターに、最初は少し抵抗感を覚えた筆者ですが、娘があまりに熱中しているので一緒に観てみると、とっても良くできたストーリーで、感銘を覚えたのです。
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アーティーとママが提案するクリエイティブな課題解決方法
『クリエイティブ・ギャラクシー』では、毎回アーティーが「お風呂に入らなければならないのに、どうしてもお絵描きをやめたくない」「まだまだ遊び足りないのに、ごはんを食べる時間になってしまった」といった、子どもにとって身近な課題に直面します。私のような普通のママなら、子どもの都合は無視して「もういいから早くして~」と言ってしまいがちですが、アーティーのママは別。「アートで解決すればいいのよ!」と、お風呂でお絵描きができるクレヨンでお風呂に入りながらもお絵描きを楽しめるようにしたり、テーブルに街に見立てた飾り付けをすることで楽しくごはんを食べられるように工夫したりと、楽しい解決法を提示してくれるのです。
もちろん現実的にはそんな面倒なことをいちいちやってはいられないですし、「しつけとしてそれはちょっと……」と思うこともあるのですが、クリエイティブな子に育ってほしいと願う親御さんには、ぜひ一度ご覧いただきたいポイントがたくさんあります。
子どもの想像力を引き出す実写パート
本作の影響でものづくりが大好きになった娘
そう、『クリエイティブ・ギャラクシー』には、アニメの最後に実写パートがあり、子どもたちが実際に身の回りにあるさまざまなものを使って、思い思いにアートを楽しむ場面が描かれているのです。このシーンこそが、アニメという非現実的な世界と、現実の世界をつなぐ役目を果たしており、「わたしにもできるかも!」という気持ちを引き出してくれるんですね。
子どもとともに学ぶ「STEAM教育」の教材として
ところで、昨今注目を集めている「STEAM教育」という言葉をご存じですか? 「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Art(芸術)」「Mathematics(数学)」の5つの領域を重視した教育方針のことであり、こうした理数系や芸術系に力を入れることで、これからのAI、IoT時代に活躍できる創造的な人材を育ていこうという機運が高まっています。将来、本格的に理数系科目を学ばなければいけなくなる前に、自由にArtを楽しみながらクリエイティビティを養うことはSTEAM教育の土台にもなるはずです。
日本語の吹替版だけでなく英語版もありますので、英語学習にもピッタリ。『クリエイティブ・ギャラクシー』からヒントと刺激をもらいながら、お子さんとアートの世界に踏み込んでみてはいかがでしょうか。
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DATA
クリエイティブ・ギャラクシー
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