人間関係に悩む人必読!10年経っても泣ける『鏡の法則』
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人間関係、仕事や恋愛などの悩みは、だれもが悩むことでありながら、自分だけではなかなか解決できないこともあります。人間関係に関するセミナーや個人コーチングで活躍する今井さんが「10年以上経っても読み続けたい」と太鼓判を押すのは、『鏡の法則』という有名な一冊。読みやすさと普遍性を兼ね備えた一冊で、自身の愛読書であると同時に、仕事でも勧めているのだそう。
イチオシスト:今井 翔
大学では心理学を専攻。卒業後、継続して心理学やコーチングを学び専門家として活動。
執筆家として、大手結婚相談所の会報誌や専門家サイトでのコラム執筆、コンテンツ監修を行う。
また、講演家としては人間関係や目標達成に関するセミナー、個人コーチングサービスを提供している。All About 恋愛 ガイド。
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私がイチオシしたいのは、心理コンサルティングやメンタルマネジメントに関する著書で有名な、野口嘉則さんが執筆した『完全版 鏡の法則』(サンマーク出版)という本です。
10年前から何度も読み返している名著で、人生の至る場面でも役に立つ内容が書いてあります。また、今でも読み返すたびに大量の涙が出てしまいます。親子関係や夫婦関係などの人間関係に悩む人、仕事や恋愛に悩む人にもおすすめできる内容になっています。
「鏡の法則」は、簡単にいえば私たちの生きている現実は、私たちの心の写し鏡だとする法則のことです。極端に言うと、仮に同じ現実を生きていても「なんて素晴らしい人生なんだろう」と感じる人がいれば、「なんて最悪な人生なんだ!」と感じる人がいます。つまり、何を感じるかは私たちの心がけ次第だと解釈することもできます。
しかし、この本は、単に「自分の心が人生をつくる」と説く本とは一線を画しています。それは、著者の野口氏の心理学への深い理解と叡智のおかげでしょう。
これから読む人のために詳しい内容は控えますが、『鏡の法則』は、子育てや夫との関係に悩む女性が主人公で、私たちの人生における悩みの根幹である「親子関係」にフォーカスが当てられた物語になっています。
ストーリーを通して、私たちの人間関係は、なぜ親子関係がベースになるのか? また、どうして人生は私たちの心を映す鏡なのか? その理由とどのようにして生きるべきなのかという指標が書いてあるのです。
ちょうどその頃の私は親子関係に悩んでいて、ストーリーに共感し、涙が止まらなくなりました。その後、時間はかかったのですが、本のメソッドを試して親子関係の悩みを癒すこともできました。
最近も図書館で『鏡の法則』を見つけてふと読み直したのですが、人がたくさんいるにも関わらず、10年前と同じくらい感動してしまい、人目をはばからず涙を流してしまいました。
それほどに『鏡の法則』の内容は普遍的であり、心に響くものがあると思います。
私は、仕事で恋愛・人間関係に関するセミナーや個人コーチングを行っています。その際、クライアントに「私の悩みを解決するのに何かオススメの本はありますか?」と聞かれたら、どのような悩みであれ、まず『鏡の法則』を挙げています。
本が苦手な人でも数時間で読めるストーリー形式で、物語と解説のパート分かれていてて、1時間ほどで読めるコンパクトな文量。誰でも読みやすい平易な文章なのも、万人に勧めたくなるポイントです。
ちなみに、2006年に出たものではなく、2017年に出た『完全版』のほうが親子関係の問題について大幅に加筆修正されており、個人的にはおすすめです。また、より気軽に読みたい方には、コミック版もあります。いずれも、多くの方が共感しやすく、読み進めやすいのではないかと思います。
仕事や恋愛だけでなく、自分を否定してしまいがちで悩んでいるという人や、人生の苦難に直面しているすべての人に『鏡の法則』をイチオシします。
自分だけではなかなか処理のできない深い感情をどう扱えばいいのか? その答えを実にシンプルな方法で、この本は若き日の私に示してくれました。その答えは、今なお私を導いてくれています。
DATA
サンマーク出版┃『完全版 鏡の法則』
著者:野口嘉則
単行本: 128ページ
発行:2017年1月10日
10年前から何度も読み返している名著で、人生の至る場面でも役に立つ内容が書いてあります。また、今でも読み返すたびに大量の涙が出てしまいます。親子関係や夫婦関係などの人間関係に悩む人、仕事や恋愛に悩む人にもおすすめできる内容になっています。
「鏡の法則」という言葉は知っている、という方も
本を読んだことがない人でも、書籍のタイトルになっている「鏡の法則」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。「鏡の法則」は、簡単にいえば私たちの生きている現実は、私たちの心の写し鏡だとする法則のことです。極端に言うと、仮に同じ現実を生きていても「なんて素晴らしい人生なんだろう」と感じる人がいれば、「なんて最悪な人生なんだ!」と感じる人がいます。つまり、何を感じるかは私たちの心がけ次第だと解釈することもできます。
しかし、この本は、単に「自分の心が人生をつくる」と説く本とは一線を画しています。それは、著者の野口氏の心理学への深い理解と叡智のおかげでしょう。
これから読む人のために詳しい内容は控えますが、『鏡の法則』は、子育てや夫との関係に悩む女性が主人公で、私たちの人生における悩みの根幹である「親子関係」にフォーカスが当てられた物語になっています。
ストーリーを通して、私たちの人間関係は、なぜ親子関係がベースになるのか? また、どうして人生は私たちの心を映す鏡なのか? その理由とどのようにして生きるべきなのかという指標が書いてあるのです。
出会って10年経った今も、読むたびに涙してしまう
実は、私がこの書籍に出会ったのはもう10年以上前になります。最初に手に取ったのは、2006年に出た『鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』でした。ちょうどその頃の私は親子関係に悩んでいて、ストーリーに共感し、涙が止まらなくなりました。その後、時間はかかったのですが、本のメソッドを試して親子関係の悩みを癒すこともできました。
最近も図書館で『鏡の法則』を見つけてふと読み直したのですが、人がたくさんいるにも関わらず、10年前と同じくらい感動してしまい、人目をはばからず涙を流してしまいました。
それほどに『鏡の法則』の内容は普遍的であり、心に響くものがあると思います。
万人が読みやすく、すべての悩みに通ずる
私は、仕事で恋愛・人間関係に関するセミナーや個人コーチングを行っています。その際、クライアントに「私の悩みを解決するのに何かオススメの本はありますか?」と聞かれたら、どのような悩みであれ、まず『鏡の法則』を挙げています。
本が苦手な人でも数時間で読めるストーリー形式で、物語と解説のパート分かれていてて、1時間ほどで読めるコンパクトな文量。誰でも読みやすい平易な文章なのも、万人に勧めたくなるポイントです。
ちなみに、2006年に出たものではなく、2017年に出た『完全版』のほうが親子関係の問題について大幅に加筆修正されており、個人的にはおすすめです。また、より気軽に読みたい方には、コミック版もあります。いずれも、多くの方が共感しやすく、読み進めやすいのではないかと思います。
仕事や恋愛だけでなく、自分を否定してしまいがちで悩んでいるという人や、人生の苦難に直面しているすべての人に『鏡の法則』をイチオシします。
自分だけではなかなか処理のできない深い感情をどう扱えばいいのか? その答えを実にシンプルな方法で、この本は若き日の私に示してくれました。その答えは、今なお私を導いてくれています。
DATA
サンマーク出版┃『完全版 鏡の法則』
著者:野口嘉則
単行本: 128ページ
発行:2017年1月10日
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