子供にとって「いい学び」を育む知育アプリ「dキッズ」
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子供にスマホを渡して遊ばせる場面は増えても、親の立場としてはどんなアプリで遊ばせれば良いのか? という点は常に迷いどころ。キャリア系ガイドの小寺さんが、子供がスマホで遊びながら学べる知育アプリ「dキッズ」をイチオシしてくれました。
イチオシスト:小寺 良二
若者の就職支援を専門とするキャリアインストラクター。アメリカの大学を卒業後、アクセンチュアを経てリクルートに入社し100社以上の新卒・中途採用のコンサルティングを経験。2009年に独立後は企業の採用と若年求職者の双方を知る「若者就職支援のプロ」として官公庁や人材企業の若年就労支援プロジェクトに携わる。
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せっかく一緒に遊ぶなら、遊びながら学ばせたい
スマホで遊ぶ子供向けの「dキッズ」というNTT DOCOMOが提供する知育アプリがある。通常ならば、さまざまな子供用アプリを各社ごとに有料で毎回購入するところだが、「dキッズ」は定額制で使い放題。かつ子供が遊びながら「空間認知力」や「記憶力」など、知的能力を伸ばす仕掛けがされている。
また、それぞれのキャラクターのアプリを別々に有料で購入しなければいけないところを、定額で使い放題というのは経済的にはありがたい。キャリア教育の専門家としての立場からもイチオシした知育アプリを紹介しよう。
どうせ遊ばせるなら「学ばせたい!」という親心
「dキッズ」にあるアプリのひとつ「おしごとコレクション」。仕事の「ごっこ遊び」を通して社会生活への関心も
私自身、仕事では「若者の人材育成の専門家」として働きつつ、家では「3人娘の父」という立場でもあるため、日頃から「子育て」についてさまざまな視点から考えてしまう傾向にある(やや職業病?)。
そのため子供たちと遊ぶときも、「こういうときはどうする? さぁ考えてごらん!」とか「まずは作戦会議をしてみよう!」とか、ただの遊びをなんとかして能力開発の機会にしようとする面倒くさいオヤジになることがよくある。
ただどうせ遊ぶなら「学ばせたい!」という親心は、子を持つ親なら共感してくれると思う。特に子供が没頭するテレビゲームやスマートフォンも、せっかくなら子供にとっても学びが多いものにしたいと思ってしまう。ただなかなかそういったソフトやアプリを親自身が探し出すのは難しい。
30種類、1500コンテンツ以上の知育アプリが使い放題!?
子供が遊べるよう操作も簡単。0~2歳、3~5歳、6歳以上と年齢別で、ラインナップも豊富
いろいろと子供向け知育系のサービスやアプリを探すうちに、NTT DOCOMOの「Dキッズ」というサービスを見つけた。これは月額固定の料金(税抜372円)を支払うことで、30種類以上の知育アプリが使い放題というサービスだ。「飽きっぽいうちの子供にはいいかな」という気軽な気持ちでお試し体験をしてみることに。
実際に使ってみると子供の食いつきはかなり良かった。それはシンプルに「しまじろう」「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」といった人気キャラクターが登場するアプリが多いからだった。本来はそれぞれのキャラクターのアプリを別々に有料で購入しなければいけないところを、定額で使い放題というのは経済的にはありがたい。
さすが知育アプリというだけあって、ただ楽しいだけではなく「空間認知力」や「記憶力」などの知的能力を伸ばしたり、世の中を学ぶ仕掛けがされている。
うちの娘たちのお気に入りは「おしごとコレクション」というゲーム。スマホの「タッチ機能」で画面のアイコンを動かしながらさまざまな職業を体験できる。長女もドーナツやさんを選んでドーナツを作りながら「お菓子を作る仕事っていいなぁー」とつぶやいていた。
一応キャリア教育の専門家として見ても「これはいい学びになるなぁー」と感心する内容だ。
ゆとりを持った遊びの時間が手に入った
ただし知育アプリとはいえ、延々とスマホでゲームをやり続けるのは体にも良くない。一応使いすぎ防止のための「タイマー機能」などもついてはいるが、これはあまり頼りにはならず日頃からスマホで遊ぶときのルール(時間や使い方など)を設定するなど、ここは親が責任を持って管理していく必要性は感じた。とはいえ以前のように、遊びを無理矢理学びの機会にしようと必死になる必要はなくなり、パパとしては、少しゆとりを持って子供たちとの遊びの時間を一緒に楽しめるようになった気はするので良かった。
DATA
NTT DOCOMO┃dキッズ
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