繊細な「アオザイ」のデザインがかわいい！ベトナムを身近に感じる雑貨

【この記事は、イチオシスト自身が企画開発に携わる「モノ・サービス」について、開発者だからこそ知るイチオシポイントや開発への想いを教えてもらうインタビューコーナーです】

なかなか海外旅行に行けない今、海外の文化を感じる雑貨があると少しワクワクした気持ちになりますよね。今回は、ベトナムで暮らし、アオザイデザインの魅力を日本に向けて発信し続ける深海利昌さんに、アオザイデザイナーが作ったベトナム雑貨の魅力を教えてもらいました。

アオザイデザインの雑貨とは

ベトナムを代表する伝統文化「アオザイ」。デザイナーが1つ1つ手がけ、アオザイデザインの施された美しい雑貨達は、日本ではなかなか見つけることができない逸品です。

今ベトナムにはコロナウイルス流行によりお祝い事などの行事が中止となり、ベトナムを象徴する「アオザイ」を着用する機会が急激に減っている現実があります。そんな中でアオザイデザイナーのシー・ホアン氏との出会いがあり、アオザイのデザインを日常にも取り入れたり、後世に残したいという彼の思いに共感しました。文化継承としてアオザイの美しさを広めたく、「アオザイデザイン」の雑貨について紹介します。

アオザイデザインのクッションカバー

ベトナムを代表するアオザイデザイナーのシー・ホアン氏がデザインしたクッションカバーです。ベトナム独自の伝統的なデザインやアオザイに施すデザインをクッションカバーに施しています。模様は1つ1つ、絵の具を使い手作業で書いています。 クッションカバーの表面は、綿100％、裏面はベトナムシルク100％が使用されています。

この作品はシー・ホアンが日本の方々に向けて特別にデザインしたもの。ベトナム少数民族の伝統刺繍柄や、紋章などが施されています。ベトナムの伝統的なデザインは柄を大きく描くことが多いのですが、今回は日本の暮らしに馴染むよう、ワンポイントに近いデザインで制作してくれました。アオザイ生地の色と刺繍の色のバランスにこだわって作られたものなので、部屋に置いていてもベトナムの風土を感じられると思います。

年齢問わず使いやすいデザインのポーチ

クッションカバーだけでなく、ベトナム少数民族の伝統刺繍柄や紋章などをほどこしたオリジナルデザインのポーチなどもおすすめ。 こちらのポーチは、アオザイデザイナーのグエン・ホン・ロイがデザインしたものです。彼は枯葉剤の影響により生まれつき両脚がなく、右腕の手首から先もなく、左腕だけが自由に使える状態で産まれました。

シー・ホアン氏からアオザイのデザイン技法を学び現在は独立して活躍しています。今回のポーチは、アオザイがもつ刺繍の魅力を知ってもらうため、特に生地と花柄の刺繍の色の組み合わせにとてもこだわった部分です。

アオザイの美しいデザインを日本でも身近に感じられる

私はベトナムに住んで10年が経ちましたが、現在の旅行の仕事を通して、また私自身としても、日本とベトナムがさらに親密な関係となり、ベトナムの人々や社会全体の幸せや発展に少しでも貢献したいと思っています。

日本のデザインとは異なる海外雑貨、ベトナム雑貨が好きな方に、アオザイデザイナーが心を込めて作った雑貨を使ってほしいです。気になる方はぜひチェックしてみてください。

DATA

アオザイデザイン雑貨

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