「DOOGEE MIX」シリーズのスマホのスペック・価格まとめ!5.5インチのベゼルレス・スライド式など特長を解説
DOOGEE(ドゥージー)の小型スマホ「DOOGEE MIX」シリーズについてご紹介します。初代の「DOOGEE MIX」から始まり、「DOOGEE MIX Lite」や「DOOGEE MIX 2」、「DOOGEE MIX 4」など全6機種展開のシリーズで、本体いっぱいに広がるディスプレイが特徴です。また、スペック以上のリーズナブルな価格も魅力なんだとか。今回は、「DOOGEE MIX」シリーズの特長やスペック、価格などを中心に、購入の際の注意点などをまとめました。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
■DOOGEE(ドゥージー)の小型スマホ「DOOGEE MIX」シリーズは本体いっぱいまで広がるディスプレイが魅力!

DOOGEE MIXシリーズの魅力を解説!
「DOOGEE MIX」シリーズは、中華人民共和国の広東省深圳市を拠点とするスマートフォンメーカー・DOOGEE(ドゥージー)社が、2017年6月から展開していたスマートフォンです。
初代にあたる「DOOGEE MIX」から始まり、一回り小さい「DOOGEE MIX Lite」、スペックが向上した「DOOGEE MIX 2」や「DOOGEE MIX 4」など、全6機種がそろいます。今回は、「DOOGEE MIX」シリーズが気になる方に向けて、特長やメリット、注意点をまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
「DOOGEE MIX」シリーズの特長は? 小型サイズで大画面が見やすい!
「DOOGEE MIX」シリーズの大きな特長は、本体サイズとディスプレイサイズの関係。
シリーズ名の「MIX」とは、「MINI(なサイズ)+ MAX(なディスプレイ)」のことで、「本体サイズは小さいけれどディスプレイは大きい」スマホということを意味しています。シリーズの中には、ディスプレイ比率が97%のモデルもあるなど、本体サイズいっぱいまで広がるディスプレイは、映画やアニメなどの映像を観るのにも最適。
また、シンプルながらスタイリッシュな背面デザインで、高級感があります。
■「DOOGEE MIX」の特長・価格・スペック
シリーズの記念すべき1台目として2017年6月に登場した「DOOGEE MIX」。
OSはAndroid 7.0、CPUはMediaTek Helio P25と、いずれも当時の最新モデルを採用しています。RAMは4GBと6GBから選ぶことができ、ストレージは64GB。2017年のスマホと考えると十分なスペックであると言えます。
アウトカメラはデュアルカメラになっており、美白モードやモノクロモード、パノラマモードなど複数のモードを搭載。
SIMスロットはmicroSIMとNanoSIMのデュアルSIM仕様、ディスプレイはSamsungのSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用しています。
また、おしゃれなカラーも魅力のひとつ。
特にダークブルーは夜空を感じさせる深い色合いで、クリアケースを装着するとかなり映えそうです。「DOOGEE MIX」の価格
「DOOGEE MIX」の発売当初の価格は、25,891円(編集部調べ)です。スペックに対してリーズナブルな価格設定ですね。
「DOOGEE MIX」のスペック
「DOOGEE MIX」のスペックは、以下の通りです。- OS:Android 7.0
- CPU:MediaTek Helio P25
- RAM:4GB / 6GB
- ストレージ:64GB
- ディスプレイ:5.5インチ(1,280×720)
- LTEバンド:B1/3/7/8/20
- ネットワーク:802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
- 入出力:microUSB、オーディオジャック、SIM×2(microSIM、nanoSIM or microSD)
- カメラ:イン5MP / アウト13MP+8MP
- バッテリー:3,380mAh
- サイズ:144×76.2×7.95mm
- 重量:193.2g
「DOOGEE MIX」シリーズのコンセプト通り、本体サイズに対してディスプレイがかなり大きいのが印象的です。
■「DOOGEE MIX Lite」の特長・価格・スペック
「DOOGEE MIX」と同時期に発売された「DOOGEE MIX Lite」。
OSはAndroid 7.0と「DOOGEE MIX」と同じですが、CPUはMediaTek MT6737、RAMは2GB、ストレージは16GBといわゆるエントリーモデルにあたります。また、「DOOGEE MIX」と比べて本体サイズが一回り小さくなっているのも注目ポイント。
ただし、厚みは「DOOGEE MIX」が7.95mmなのに対し、「DOOGEE MIX Lite」は8.6mmとやや厚みを増しています。アウトカメラは「DOOGEE MIX」と同じくデュアルカメラ仕様ですが、どちらも約1,300万画素と「DOOGEE MIX」より性能が向上。
2025年の最新モデルと比べるとスペックは劣るものの、写真をたくさん撮りたいという人にはおすすめです。
「DOOGEE MIX Lite」の価格
「DOOGEE MIX Lite」の発売当初の価格は14,780円(編集部調べ)。1万円台という圧倒的な価格設定が目を引きます。
「DOOGEE MIX Lite」のスペック
「DOOGEE MIX Lite」のスペックは、以下の通りです。- OS:Android 7.0
- CPU:MediaTek MT6737
- RAM:2GB
- ストレージ:16GB
- ディスプレイ:5.2インチ(1,280×720)ゴリラガラス5
- LTEバンド:B1/3/7/8/20
- SIM:NanoSIM×2
- ネットワーク:802.11 b/g/n、Bluetooth
- 入出力:microUSB、オーディオジャック、microSD(SIM2と排他利用)
- カメラ:イン8MP / アウト13MP+13MP
- バッテリー:3,080mAh
- サイズ:138×73.2×8.6mm
- 重量:160g
「DOOGEE MIX」と比べると、カメラ以外はスペックが抑えられていることが分かります。
カメラのほか、SNSやインターネット閲覧がメインという人であれば問題なく使えそうです。
■「DOOGEE MIX 2」の特長・価格・スペック
2017年10月に登場した「DOOGEE MIX 2」。
「DOOGEE MIX」の後継機にあたるモデルですが、ディスプレイサイズは5.99インチ、解像度は2,160×1,080と大きく進化しています。また、ディスプレイの形状が縦長になっているのも特徴のひとつ。
サイズが大きくなったものの、横幅は「DOOGEE MIX」が76.2mmなのに対し、「DOOGEE MIX 2」は74.7mmとやや細くなっています。もうひとつの注目ポイントが、カメラ性能。
「DOOGEE MIX 2」はアウトカメラ・インカメラともにデュアルカメラ仕様になっています。インカメラのレンズの片方は130°ワイドアングルで、複数人と自撮りを楽しみたいときに便利です。
入出力ポートは、「DOOGEE MIX 2」よりUSB Type-cを採用。
「DOOGEE MIX」と「DOOGEE MIX Lite」には搭載されていたオーディオジャックは廃止になっています。
「DOOGEE MIX 2」の価格
「DOOGEE MIX 2」の発売当初の価格は、2万円台(編集部調べ)。価格帯は「DOOGEE MIX」と同じですね。
「DOOGEE MIX 2」のスペック
「DOOGEE MIX 2」のスペックは、以下の通りです。- OS:Android 7.1
- CPU:MediaTek Helio P25
- RAM:6GB
- ストレージ:64GB
- ディスプレイ:5.99インチ(2,160×1,080)
- LTEバンド:1/3/7/8/20
- SIM:NanoSIM×2
- ネットワーク:802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
- 入出力:USB Type-c、microUSB
- カメラ:イン8MP+8MP / アウト16MP+13MP
- バッテリー:4,060mAh
- サイズ:159.1×74.7×8.6mm
- 重量:210g
「DOOGEE MIX」よりサイズが大きくなった分、重量も210gと重い仕様です。
■「DOOGEE MIX 4」の特長・価格・スペック
2018年4月に登場した「DOOGEE MIX 4」。
ディスプレイサイズは5.99インチと「DOOGEE MIX 2」と同じサイズですが、2層スライド式を採用することで、枠をできるだけ狭くしてディスプレイを広げるベゼルレス仕様に仕上がっています。ディスプレイ比率はなんと97%!映画やアニメなどを観る際にも、画面いっぱいまで迫力ある映像を楽しめます。
アウトカメラはデュアルカメラ、インカメラはスライドさせると現れるつくりになっています。
本体の厚みは11mmと、同シリーズの他モデルと比べてやや厚みを増していますが、スライド式であることを考えると許容できる範囲と言えるでしょう。
「DOOGEE MIX 4」の価格
「DOOGEE MIX 4」の発売当初の価格は、300ドル(編集部調べ)。
2025年9月執筆時点の為替レートだと約44,000円ですが、2018年当時の為替レートは110円前後だったので、約33,000円ほどだったと予測できます。また、「DOOGEE MIX 4」のスペックの詳細については、2025年9月時点、残念ながら確認できませんでした。
■「DOOGEE MIX」シリーズの注意点
小型スマホながらディスプレイサイズが大きく、画面が見やすい「DOOGEE MIX」シリーズですが、いくつか注意したい点があります。購入を検討している人は、あわせてチェックしておくと安心です。
注意点1:OSのバージョンが古い
1点目は、OSのバージョンが古いこと。
2025年9月時点の最新OSはAndroid 16ですが、「DOOGEE MIX」シリーズは2017年・2018年に発売された機種のため、OSは7.0~とかなり古いことが分かります。OSのアップデートは各メーカーが提供する必要があり、Android 16は一般的に2024年以降に発売されたスマホが対象だと言われています。
そのため、「DOOGEE MIX」シリーズがAndroid 16にアップデートできる可能性は低く、古いOSを使い続けることになるので、「使えるアプリが限られる」、「プログラムに不具合が生じる」などのリスクが起こる可能性もあります。注意点2:公式ではすでに販売終了。中古で買う必要がある
「DOOGEE MIX」シリーズは、楽天市場で展開している「DOOGEEストア」でも取り扱いがなく、すでに販売終了している機種になります。そのため、「DOOGEE MIX」シリーズのスマホが欲しい人は、中古品を探すことになるでしょう。
中古品を購入する場合は、信頼できる中古ショップで購入するのがおすすめ。
また、実店舗がある中古ショップであれば、できるだけ実物を見て買うことで、トラブルを回避しやすいですよ。
■「DOOGEE MIX」シリーズに関するQ&A
最後に、「DOOGEE MIX」シリーズに関する気になる疑問をまとめました。「DOOGEE MIX」シリーズの種類は?
「DOOGEE MIX」シリーズは、今回ご紹介した4機種含め、全6機種があります。- DOOGEE MIX
- DOOGEE MIX Lite
- DOOGEE MIX Plus
- DOOGEE MIX 2
- DOOGEE MIX 3
- DOOGEE MIX 4
■【まとめ】「DOOGEE MIX」シリーズは値段以上のスペックが◎! 中古品は信頼できるショップで買おう
「DOOGEE MIX」シリーズは、2017年・2018年にDOOGEE社から発売された小型スマホで、「DOOGEE MIX」・「DOOGEE MIX Lite」・「DOOGEE MIX Plus」・「DOOGEE MIX 2」・「DOOGEE MIX 3」・「DOOGEE MIX 4」の6機種の展開です。いずれも本体サイズは小さめながら、本体いっぱいまで広がるディスプレイが共通点。
特に「DOOGEE MIX 4」は、ディスプレイ比率が97%のベゼルレス仕様&スライド式デザインが特徴的です。
しかし、どの機種も公式サイトでは販売終了になっており、欲しい場合は中古品を探す必要があります。
中古品でもなかなか見つかりにくい機種もありますが、できるだけリスクを回避するためにも、信頼できる中古ショップで購入するのが良いでしょう。実店舗があるショップであれば、店舗へ足を運び、実物を見てから購入するとより安心ですよ。
DATA
DOOGEE
※記事内における情報は原稿執筆時のものになります。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。
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