ゲーミングPCに欠かせない!グラフィックボード(グラボ)おすすめ5選!RTXシリーズやRadeon【2025最新】
ゲーミングPCに欠かせないグラフィックボード(グラボ)。映像をパソコンのディスプレイに出力するための重要なパーツです。今回は、自作PCに挑戦する人や交換する人向けに、おすすめのグラフィックボードを厳選しました。最新の「GeForce RTX 5000」シリーズやコスパに優れた「Radeon」シリーズです。ぜひ、参考にしてくださいね。
■自作PCや交換に! グラフィックボード(グラボ)のおすすめを厳選

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グラフィックボード(グラボ)は、映像をパソコンのディスプレイに出力するための重要なパーツです。
ゲーミングPCを作る場合には、かならず搭載しておきたいですね。そこで今回は、おすすめのグラフィックボードを厳選しました。
まずは、グラフィックボードについてや主要メーカー、選び方のポイントをご紹介します。
ゲーミングPCの重要パーツであるグラボとは? CPUとはちがう?
グラフィックボードは、GPU(Graphic Processing Unit)と呼ばれる半導体チップを搭載したパーツの総称で、ゲームや映像などの画像処理を専門に行います。性能の低いグラフィックボードの場合だと、ゲーム自体がプレイできなかったり、画面がカクカクしたり、映像がフリーズしたりなど、集中して遊べないこともあります。
なので、最新ゲームをより快適に楽しむなら、高性能なグラフィックボードがおすすめです。
ただ、性能に比例して価格は高くなる傾向があるため、予算とのバランスを考慮しましょう。また、大容量の電源も必要になってきます。
そして、中央処理装置であるCPUとグラフィックス処理装置であるGPUは、どちらもコンピューターの処理装置ですが、それぞれ役割が異なります。
CPUはパソコン全体の計算処理を担うのに対し、GPUは画像出力に特化していますよ。■GPUの主要メーカーは、NVIDIAとAMD!
ゲーミングPCに搭載されているGPUは、NVIDIA製の「GeForce」とAMD製の「Radeon(ラディオン)」が主流です。これらのGPUを搭載したグラフィックボードが、さまざまなメーカーから販売されています。
NVIDIA|新グラボ「GeForce RTX 5000」シリーズを発表!
アメリカの半導体メーカー・NVIDIA(エヌビディア)。ゲームプレイに特化した「GeForce(ジーフォース)」は、「RTX」シリーズと「GTX」シリーズが展開中です(2025年4月時点)。「RTX」シリーズは、最新技術を搭載し、本格的な動画編集や3Dモデリングにもぴったり。「GTX」シリーズは、性能を抑え、「RTX」より低価格で手軽に動画編集を行えます。
2025年1月に、アメリカ・ラスベガスで開催されたデジタル技術関連イベント『CES 2025』では、新作のグラフィックボード「GeForce RTX 5000」シリーズが発表されました。
その中の下位モデルである「RTX 5070」の性能は、発表時点でもっともグレードの高かった「RTX 4090」と同等ということです。また、各モデルは、新設計やDLSS 4などによって約2倍も動作が速いのだそう。高性能な新製品が登場するのはワクワクしますね!
AMD
同じくアメリカの半導体メーカー・AMD(エーエムディー/アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)。家庭用ゲーム機のPS5やPS4、Xbox Series X/SのGPUもAMDベースのものが使われているのだそう。
「Radeon(ラディオン)」シリーズは、コスパの良さに定評があり、ミドルスペックのモデルが多く、映画やアニメなどのマルチメディア、動画再生能力に優れています。
動画編集などのクリエイティブ系の作業にも最適です。
■グラフィックボードの選び方
続いては、グラフィックボードの選ぶポイントを見ていきましょう。価格帯で選ぶ
グラフィックボードの性能は、価格に比例する傾向があります。
高スペックなものが必要ない場合もありますので、まずは使い方にあった価格帯の製品を選ぶのが◎です。たとえば、そこまで画質にこだわらない、スペックの高さを求められるゲームはプレイしないという人は、2万~3万円台のエントリーモデルを選択肢に入れてもOK。
3Dゲームも高画質に楽しみたい人は、それ以上の価格帯のものを選ぶとよいです。さらに、プロゲーマーや上級者なら、10万円前後または10万円以上のハイレベル品がいいですね。
プレイしたいゲームタイトルやソフトにあわせて選ぶ
使用するソフトウェアやゲームタイトル、今後使用する可能性があるソフトウェアやプレイしたいPCゲームなどを考えてグラフィックボードを選びましょう。せっかく購入しても対応しておらず、ゲームがプレイできなかったら悲しいですよね。
ゲームタイトルなどは、それぞれメーカーページに推奨動作環境の案内があるので、そちらを参考に製品選びをするとスムーズです。使い方を考えて、さまざまなスペックを事前にチェック!
たとえば、電源容量が足りずに動作しない!電源が落ちてしまう!、購入したけどPCケースに入らなかった、などのトラブルが発生することがあります。
そのため、グラフィックボードは、その環境にあったものを選ぶ必要があります。出力端子や冷却方式、メモリ容量、消費電力、サイズなど、スペックを事前にしっかり確認しましょう。
■【ゲーミングPC】グラフィックボード(グラボ)おすすめ5選
ここからは、おすすめのグラフィックボードをご紹介します。定番の「GeForce」シリーズと「Radeon」シリーズです。MSIの「GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC」

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台湾の老舗PCパーツメーカー・MSI(エムエスアイ)の「GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC」。
NVIDIAの最新アーキテクチャ「Blackwell」を採用、そしてAIを活用したDLSS 4により、なめらかな映像を味わえます。
トリプルファン仕様を採用していて、高い冷却性能と静音動作も実現。
長時間のプレイも安定した動作で行えますよ。
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MSI|GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
MSIの「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC」

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TORX FAN 4.0とAirflow Controlを搭載したMSIの「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC」です。
一対のファンブレードの外輪を結合することにより、エアフローを集中させることが可能に。冷却と静音性を叶えた仕様です。
高速のGDDR6メモリを搭載。
強化されたTensorコアによる強力なAIアルゴリズムの活用などにより、リアルなバーチャル世界に没入できます。
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MSI|GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC
GIGABYTEの「AORUS GeForce RTX 3060 Ti ELITE 8G(rev.2.0)」

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グラフィックボードのほかに、マザーボードやCPUクーラーなど、PC関連機器を手掛ける台湾のメーカー・GIGABYTE(ギガバイト)の「AORUS GeForce RTX 3060 Ti ELITE 8G(rev.2.0)」。
三角形のオリジナルブレードファンや気流の圧力を高めるオルタネイトスピニング、3DアクティブファンのWINDFORCE 3Xクーリングシステムにより、高い冷却性能を備えた製品です。
背面は美しい金属製のバックプレートを採用しており、基板の剛性を高め保護もしてくれます。
スタイリッシュなデザインのグラフィックボードです。
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GIGABYTE|AORUS GeForce RTX 3060 Ti ELITE 8G(rev.2.0)
ASRockの「AMD Radeon RX 9070 Steel Legend 16GB OC」

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台湾に本社を置くコンピューター関連部品製造メーカー・ASRock(アスロック)の「AMD Radeon RX 9070 Steel Legend 16GB OC」。
白色のトリプルファンクーラーを備えた、オーバークロック仕様のグラフィックボードです。
口コミでは、モンハンワイルズ発売のタイミングで購入したという声も見かけましたよ。
強化された金属製フレームを採用していて、耐久性もばっちりです。
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ASRock|AMD Radeon RX 9070 Steel Legend 16GB OC
SAPPHIREの「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 7800 XT GAMING 16GB GDDR6」

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香港の人気メーカー・SAPPHIRE(サファイア)の「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 7800 XT GAMING 16GB GDDR6」。
AMDのミドルレンジGPUの「RADEON RX 7800 XT」を搭載した製品で、コスパに優れています。
独自ユーティリティツール「TriXX」は、クーラーの稼動状態のチェックやカスタマイズにも対応。
ほかにも、ゲーミングにリアリズムをもたらすDirectXレイトレーシングや可変レートシェーディングなど、ゲーミングパフォーマンスを向上させる機能が満載です。
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SAPPHIRE|SAPPHIRE PULSE Radeon RX 7800 XT GAMING 16GB GDDR6
■ゲーミングPCやグラフィックボード(グラボ)に関するQ&A
最後に、ゲーミングPCやグラフィックボードに関する気になる疑問をQ&A形式でまとめました。グラボなしのゲーミングPCはある?
注文を受けてから製造する「受注生産」のパソコン・BTOパソコン。購入時に、自分でCPUやメモリ、ストレージなどのパーツを指定するので、グラボなしのゲーミングPCを作ることができます。
自分のPCのグラボを確認する方法はある?
Windowsの場合は、「DirectX 診断ツール」から確認ができます。手順は、以下の通りです。
- 画面左下のWindowsマークを右クリックする
- 「検索(S)」をクリック
- 検索欄に「dxdiag」と入力
- 「DirectX 診断ツール」を起動し、ディスプレイのタブをクリックする
- デバイスの名前に記載されているグラフィックボード名を確認する
■【まとめ】高性能グラボを搭載して自分好みのゲーミングPCに!
おすすめのグラフィックボードを紹介しました。プレイしたいゲームに合った製品や好きなメーカーの製品を選んで、自分好みのゲーミングPCを作ってくださいね!
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