Razerのイヤホンおすすめ4選!有線・ワイヤレス・マイク付き・ペアリング機能など、自分に合ったイヤホンの選び方も紹介
Razer(レイザー)はマウスやヘッドセットだけでなく、ゲーミングイヤホンの取り扱いもあります。有線・ワイヤレスどちらも展開しており、マイク付きやペアリング、Razer Chroma RGBなど、ゲーミングイヤホンならではのさまざまな機能が備わっているんです。そこで今回は、Razerのゲーミングイヤホンを徹底調査! 自分に合ったイヤホンの選び方を中心に、筆者が実際に使ってみた使用感レビューやおすすめのゲーミングイヤホンをまとめました。
■Razerのゲーミングイヤホンは有線やワイヤレスなどがあり、シーンに合わせて選べる!
“ゲーマーのために、ゲーマーによって作られた、世界をリードするライフスタイルブランド”がコンセプトのRazer(レイザー)
Razer(レイザー)は、“ゲーマーのために、ゲーマーによって作られた、世界をリードするライフスタイルブランド”をコンセプトに、ゲーミングPCやゲーミングマウス、ゲーミングマウスパッドなどを展開している、アメリカ・カリフォルニア州発のゲーミングデバイスメーカーです。
PC周辺機器だけでなく、FPSなどで敵のおおよその位置が分かるような高音質のゲーミングヘッドセットなど、音響機器も取り扱っています。
Razerのイヤホンは、ゲームのプレイ中はもちろん、通学・通勤中や移動中などさまざまなシーンで活躍するのが魅力
数ある音響機器のうち、日常使いもしやすいのがゲーミングイヤホン。ゲームをするときだけでなく、通学・通勤中や移動中など、さまざまな場面で重宝します。
Razerのゲーミングイヤホンは、有線だけでなくワイヤレスタイプもあり、使うシーンを考えて決めるのがおすすめですよ!そこで今回は、Razerのゲーミングイヤホンの選び方やユーザーの気になる口コミ、使用感レビュー、その他のおすすめモデルをご紹介します。
■Razerのゲーミングイヤホンの選び方
Razerのゲーミングイヤホンの選び方は?
まずは、Razerのゲーミングイヤホンを選ぶ際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
ポイント1:有線かワイヤレスか
有線? ワイヤレス? 2つの接続方式のメリット・デメリットを理解しよう
まずチェックしたいのがイヤホンの接続方式。
接続方式は有線・ワイヤレスの2種類があり、それぞれ特徴が大きく異なります。有線イヤホンを選ぶメリットは、高音質であること。
ワイヤレスイヤホンと比べて音の劣化が少なく、音楽などを聴くときも元の音源に近い音質で楽しめます。もうひとつの大きな特徴が、遅延がないこと。FPSや音ゲーなど、わずかな遅延がミスにつながるゲームをプレイする場合は、有線イヤホンがおすすめです。
一方、ワイヤレスイヤホンのメリットは、動作の自由度が高いこと。
有線イヤホンはケーブルがあるため、絡まったり引っかかったりなどケーブルに関するトラブルが起こりがちですが、ワイヤレスイヤホンならその心配はなし。ウォーキングやランニング、筋トレ中など、身体を動かす際にも便利です。
また、付け外しがしやすいのもワイヤレスイヤホンの魅力。
ケーブルがない分、スタイリッシュに見えるのも良いですね。ポイント2:イヤホンの形状
イヤホンの形状は「カナル型」と「インナーイヤー型」、「オープンイヤー型」の3種類
続いて確認したいのが、イヤホンの形状。
イヤホンには、イヤーピースを耳の中に押し込んで使う「カナル型」、耳にフタをするように引っ掛けて使う「インナーイヤー型」、軟骨部分や裏側など耳の周りに引っ掛けて使う「オープンイヤー型」の3種類があり、それぞれ作りが異なります。カナル型イヤホンの特徴は、遮音性の高さ。
外音を遮断するため、イヤホンから聞こえてくる音に集中でき、より没入感が高いのが魅力です。また、音漏れがしにくいのもこのタイプで、耳から外れにくいのも便利なポイント。ただし、長時間使い続けていると、疲労感や痛みを感じやすいので、適宜休憩を取りながら使うのがおすすめです。
インナーイヤー型イヤホンの特徴は、密閉感が少なく、長時間使用しても疲れにくいこと。
カナル型イヤホンの閉塞感が苦手な人や、イヤホンを長時間使う人におすすめです。また、カナル型イヤホンと比べてフィット感が少ないため、どんな耳の形でも使いやすい点も便利ですね。
デメリットは、密着感が弱いためイヤホンが耳から落ちやすく、外音も聞こえてしまうこと。
没入感は減ってしまいますが、日常使いはしやすいタイプです。
オープンイヤー型イヤホンの特徴は、まるでイヤホンを付けていないかのような感覚で使えること。
イヤホンが耳に触れないため、「耳が小さくて合うイヤホンがない」と悩んでいる人におすすめです。
また、外部の音がはっきり聞こえるので「ながら聴き」にも使えるのですが、電車やバスなど公共交通機関に乗っているときに使う際は要注意。
外部の音が聞こえる=聴いている音楽の音も漏れているので、気になる人もいるかもしれません。
ポイント3:マイク機能の有無
ボイスチャットを使うゲームをプレイするならマイク機能は必須
ゲーム中に使うイヤホンであれば、Discordやゲーム内などでボイスチャットを使うかどうかもチェックしておきたいところ。
もし、ボイスチャットを使うゲームをプレイするのであれば、マイク機能を備えているイヤホンが便利です。ポイント4:使用シーン
イヤホン選びで特に重要なのが、イヤホンを使うシーンを想定して選ぶこと。
たとえば、通勤・通学中に使うのであれば、周囲の音を遮断し、音漏れも防いでくれるカナル型イヤホンがおすすめ。さらにノイズキャンセリング機能が付いていると、騒音が小さくなり、より音楽に没入できます。
一方、ランニングやウォーキングなどのスポーツシーンで使う場合は、周囲の音が聞こえやすいオープンイヤー型イヤホンがおすすめ。
加えて、ワイヤレスタイプだとケーブルの煩わしさがなく、より安全に使えます。
テレワークやボイスチャット付きのゲームで使う場合は、マイク機能を備えたイヤホンにしましょう。
イヤホンに付いているマイク機能はさまざまなタイプがありますが、タッチ操作ができるイヤホンであればハンズフリーで通話ができ、目の前の画面に集中しながら通話も楽しめます。■Razerのゲーミングイヤホンは使える? 使えない? 口コミまとめ
Razerのゲーミングイヤホンを使ったことがある人はどのような感想を抱いているのでしょうか?
SNSに寄せられた口コミをいくつかピックアップしました。良い口コミ
やはりデバイスはRazer、Razerしか勝たん(Xより引用)
Razerのゲーミングイヤホンが良いという人の意見を見てみると、機能面に対して評価していることが分かりました。
アプリとの連携やノイズキャンセリング機能など、Razerのイヤホンには便利な機能が備わっており、さまざまなシーンで活用できます。「今まで使っていなかったけど意外と便利だった」という機能と出合える楽しみもありそうですね。
悪い口コミ
まだ買って半年も経ってないのに…早すぎる…(Xより引用)
一方で、良い口コミと同じくらい、悪い口コミも見られました。その多くが「壊れやすい」という内容。
「1年以内に壊れた」という意見が多数見られ、耐久面はやや不安な部分があるのかもしれません。購入する際には、保証があるかどうかもチェックしておくと安心して使えそうですね。
■Razerのゲーミングイヤホンを使ってみた! 使用感レビュー
Razerの有線ゲーミングイヤホン「HAMMERHEAD PRO V2」を使ってみた!
良い口コミも悪い口コミも見られるRazerのゲーミングイヤホン。
「これは実際に使ってみなければ分からない……!」と思い、筆者もRazerのゲーミングイヤホンを購入し、試してみることにしました。
今回購入したのは、有線タイプの「HAMMERHEAD PRO V2」。
使ってみて分かった、素直な感想をご紹介します。
スタイリッシュでおしゃれな見た目にテンションが上がる
ライムグリーン×ブラックのスタイリッシュなカラーがおしゃれ! ポーチ付きで持ち運びも安心
まずは見た目から。Razerの製品らしい、ライムグリーン×ブラックのカラーリングがおしゃれすぎる……!
ブラックのシンプルなポーチと予備のイヤーピース、2又のイヤホンジャック、説明書、ステッカーがセットで付いており、いずれもスタイリッシュなデザインにテンションが上がります。さりげなくロゴが入っているのもポイント。主張しすぎないデザインに惹かれる
また、Razerのロゴは、マイク部分やイヤホン部分にさりげなく入っているだけと、主張しすぎないのがうれしいポイント。
ついポーチから取り出したくなるデザインに惹かれます。
絡まりにくい平打ちケーブルが優秀!
パッと置いても絡みにくい平打ちケーブルが便利
今回、Razerのイヤホンを使ってみて筆者が便利だなと感じたポイントのひとつが、ケーブルが絡まりにくいこと。
よく見るとケーブルが平打ち仕様になっており、細いケーブルと比べて絡まりづらく、有線イヤホンあるあるのストレスをあまり感じずに使えました。また、スライダーが付いているため、首元でコードがぶらぶらしたり、顔に当たったりする心配も少ないです。
音量調節は手元で操作可能
音量調節は手元で。PC画面などには出てこず、ゲームに集中しやすい
イヤホンマイクはR側のケーブルに付いており、+、-、中央の3種類のボタンで音量など各種調節ができる仕組み。
いずれもイヤホンマイクで調節できるため、ゲーム中にスマホやマウス操作に干渉しないのが便利!また、調節も簡単で、2~3秒あればパッと設定できる手軽さも魅力です。
耳への密着度◎、自分の耳の形に合ったイヤーピースに替えて
複数サイズのイヤーピースが付いているので、使う前に自分の耳に合った大きさのイヤーピースに付け替えよう
「HAMMERHEAD PRO V2」を実際に付けてみると、耳の奥までしっかり入り、密着度はかなり高め。
付け心地もよく、イヤホンが外れてしまう心配もなさそうなので、「使いやすいイヤホンだな」と思いましたが、筆者は耳が小さいため、購入時のままのイヤーピースだと、耳甲介や耳珠など耳の一部に当たる痛みが強かったです。一度イヤホンを外し、一番小さいサイズのイヤーピースに替えたところ、痛みを少し軽減することができました。
ただし、イヤホン自体がやや重いため、慣れるまでは長時間つけていると痛みを感じやすいかもしれません。クリアな音質に感動! 遅延もなし
ゲームの世界に入り込んだような臨場感のあるクリアな音質に感動!
最後にチェックしたのが音質。
FPS系のゲームをプレイしてみると、ゲームのBGMはもちろん、足音、靴音や銃声、ガラスが割れる音なども繊細に聞きとることができたことに感動!また、奥で鳴っている音、手前で鳴っている音など、ある程度の敵の位置も把握しやすく、臨場感を楽しめた点もよかったです。
イヤホンの重さはやや気になるが、値段を考えればかなり高クオリティ。はじめてのゲーミングイヤホンにおすすめ!
イヤホンの重さにより、長時間使っていると疲れを感じやすいというデメリットはあるものの、心配していた遅延もなく、ストレスフリーでゲームに集中できました。
ゲーミングイヤホンを使ったことがある人は、もしかしたら気になる点が多いかもしれませんが、筆者ははじめてのゲーミングイヤホンだったこともあり、十分満足です!
DATA
Razer|HAMMERHEAD PRO V2
価格:9,680円(税込)
周波数特性:20Hz~20kHz
インピーダンス:32±15%
感度:102±3dB(最大SPL)
入力電力:5mW
ドライバー:ネオジム磁石付き10mm
コネクター:3.5mm直角ジャック
ケーブル長:1.3m
重量:18.4g
マイク周波数特性:50Hz~10000Hz
信号対雑音比:≧55dB
マイク感度:-45±3dB
マイク集音パターン:全方向性
■Razerのゲーミングイヤホンおすすめ3選
ここからは、その他のRazerのおすすめゲーミングイヤホンを3つご紹介します。「Razer Moray」
画像出典:Amazon(https://www.amazon.co.jp/dp/B0C9T2L9XD/?tag=ichi-oshi-22)
Razer初のインイヤー型モニターイヤホンとして登場した「Razer Moray」。
人間工学に基づいた設計で造られており、長時間付けていても疲れにくいのがポイントです。また、装着感もしっかりしていて、外音や雑音をシャットアウトしてくれるため、音楽に没入しやすいのもうれしいですね。
3種類の大きさ×2タイプの形状のイヤーピース付きで、より自分の耳に合う形のイヤーピースを使える点も魅力。
付属のキャリーケースもシンプルながら高級感のあるデザインで、使うたびにテンションを上げてくれそうです。
DATA
Razer|Razer Moray
価格:20,980円(税込)
周波数特性:20Hz~24kHz
インピーダンス:32Ω(at1kHz)
感度:106dB
入力電力:なし
ドライバー:ハイブリッド型(ダイナミック型およびバランスドアーマチュア型)
コネクター:コードの種類…取り外し可能なYタイプMMCXケーブル、プラグ…L型金メッキ3極ミニプラグ
ケーブル長:1.6m
「Razer Hammerhead Pro HyperSpeed」
画像出典:Amazon(https://www.amazon.co.jp/dp/B0C8T6LDRL/?tag=ichi-oshi-22)
40ms以下の接続レイテンシで音情報を伝えてくれる超低遅延接続が自慢の「Razer Hammerhead Pro HyperSpeed」。
オンラインゲームに適したレイテンシは40msと言われており、ストレスなくプレイに没頭できます。
付属のUSB-Cドングルを使うと、PCやPlayStation、Nintendo SwitchやSteam Deckなどの携帯型ゲーム機まで、さまざまなデバイスと接続できるのが高ポイント。
また、Bluetooth接続にも対応しているため、スマートフォンでのゲームにも重宝します。
ノイズキャンセリング機能は、なんと10段階で調節可能!
そのほかにも、Qiワイヤレス充電や本体をカラフルにライティングできる「Razer Chroma RGB」など、便利な機能が多数揃っているのも魅力です。
DATA
Razer|Razer Hammerhead Pro HyperSpeed
価格:29,980円(税込)
周波数特性:20Hz~20kHz
インピーダンス:16Ω
感度:95dbSPL/mWbyHATS
入力電力:5mW(maxinput)
ドライバー:10mm
コネクター:Bluetooth接続
マイク集音パターン:高度ENCビームフォーミング
マイクS/N比:64dB
マイク感度(@1kHz):-26dBFS
「Razer Hammerhead HyperSpeed - PlayStation Licensed」
画像出典:Amazon(https://www.amazon.co.jp/dp/B0BWRL32N2/?tag=ichi-oshi-22)
PlayStation5向けに造られた、ホワイトのボディが特徴的な完全ワイヤレスゲーミングイヤホン「Razer Hammerhead HyperSpeed - PlayStation Licensed」。
付属のUSB-Cドングルを使うことで、超低遅延の2.4GHz接続を叶えられるのが魅力です。アクティブノイズキャンセリングを搭載しており、周囲の雑音をカット。聞こえてくるゲーム音や音楽に集中できます。
また、マイクにはデュアル環境ノイズキャンセリングが備わっており、相手の音声がクリアに聞こえやすく、チームでプレイするゲーム際などに重宝しそうです。さらに、バッテリー持続時間は最大30時間と、長時間のプレーでも安心。
「Razer Chroma RGB」機能を使ってカラフルに演出し、気分を上げるのも良いですね。DATA
Razer|Razer Hammerhead HyperSpeed - PlayStation Licensed
価格:24,880円(税込)
周波数特性:20Hz~20kHz
インピーダンス:16Ω
感度:91dB@1mW/1kHz
入力電力:5mW(maxinput)
ドライバー:10mm
コネクター:Bluetooth5.2
ケーブル長:0.5mType-C充電ケーブル
重量:53g
マイク集音パターン:全方向
マイクS/N比:64dB
マイク感度(@1kHz):-26dBFS
■【まとめ】Razerのイヤホンの選び方を覚えて自分に合ったアイテムを選ぼう
各モデルの機能を見比べて、自分に合ったRazerのゲーミングイヤホンを見つけよう
Razerのイヤホンは、有線タイプとワイヤレスタイプがあり、いずれもさまざまな機能を備えています。
イヤホンを選ぶときのポイントは、「自分がイヤホンを使うシーンを想像する」こと。
カナル型がいいのか、オープンイヤー型がいいのか、マイク機能は必要なのかなど、一つひとつ考えていくことで、自分にぴったりのイヤホンがきっと見つかるはず。Razerのイヤホンはゲーム中に使うことを想定されているため、ワイヤレスイヤホンでも遅延が少ないのがうれしいポイント。
また、気分を上げたいときやおしゃれなイヤホンが欲しいときには、「Razer Chroma RGB」機能が付いているものもおすすめです。
ゲーミングイヤホンを探しているという人は、ぜひRazerのイヤホンを試してみてください!
用途に合わせて選べる★★★★★
スタイリッシュなデザイン★★★★★
(星5つ中)
DATA
Razer
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