夏こそワイドパンツコーデ!【GUやユニクロも注目】キレイめタック入りが大注目
2023年春夏からワイドパンツを取り入れるなら、きれい見えするタック入りワイドパンツや、ハイウエストデザインで脚長効果が狙えるタイプ、プリーツ加工が施されたものがおすすめと語るのは、ファッションディレクターの遠藤友香さん。トップスをインする・インしないコーデ、体型のお悩み別のコーデ術などを紹介。春から秋まで着られる涼しげなワイドパンツコーデ、旬なワイドパンツ選びやそれに合うトップスをトレンド情報もお伝えします。GUやユニクロなどプチプラブランドのアイテムも多数登場しますよ。
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■2023年夏のワイドパンツはタック入りやハイウエストの“キレイめ”がトレンド
2023年夏のワイドパンツコーデ
横幅が広く脚のラインを拾わない「ワイドパンツ」は、体型が気になる大人女性からすっかり市民権を得たおすすめのアイテムです。
今季、ワイドパンツを取り入れるなら、きれい見えするタック入りワイドパンツや、ハイウエストデザインで脚長効果が狙えるタイプ、夏らしい軽やかなカラーのもの、プリーツ加工が施されたものなどが◎。
今季イチオシはユニクロの「タックワイドパンツ」!
今季、ワイドパンツを選ぶなら、断然きれい見えするタック入りワイドパンツがおすすめですが、中でも注目なのが、UNIQLO(ユニクロ)の「タックワイドパンツ」。「美脚効果と高見えがすごい!」と、SNSで話題沸騰中なんです。
ユニクロの「タックワイドパンツ」は、パンツウエスト部分が2タックで程よいワイドシルエットかつ、縦にも横にも伸びる2WAYストレッチ素材が使用されており、ストレスフリーで過ごすことができますよ。また、センタープリーツで脚が長く見えるのも嬉しいポイント。
その他、ハイウエストデザインで脚長効果が狙えるワイドパンツや、夏らしい軽やかなカラーのタイプもトレンドに挙がっています。
■夏のワイドパンツ、タックインする?しない?
ワイドパンツをはく際、トップスの裾をタックインするかしないかで印象が異なってきます。タックインとは「押し込む」の意味で、シャツやブラウス、Tシャツなどのトップスの裾をパンツのウエスト部分に入れ込むことをいいます。
タックインすることで、ウエストまわりのすっきり見えが叶ったり、脚長効果が得られるなど、スタイルアップに一役買ってくれます。
裾を全部ボトムスに入れ込む方法を「フルタックイン」といい、裾の前部分のみを入れ込むのを「フロントタックイン」といいます。裾をボトムスに入れる範囲によって、コーデ全体の印象が変わってくるので、お好みでトライしてみてください。
一方、タックインしない場合は、肩肘の張らないリラックスした印象を与えてくれます。
【ワイドパンツをインするコーデ】すっきり&きちんと感がアップ
タック入りのワイドパンツに、バルーンスリーブトップスを合わせたコーデ。トップスの裾をパンツにインすることで、ウエストまわりがすっきりと見えています。また、きちんと感とエレガントな印象を与えてくれて、大人女性にぴったり。
こちらのワイドパンツは2023年3月3日(金)より販売開始した、「GU(ジーユー)」とファッションブランド「beautifulpeople(ビューティフルピープル)」の初のコラボレーション「GUandbeautifulpeople」のもの。
【ワイドパンツをインしないコーデ】涼しげ&リラックス感がアップ
きれいめな印象を持つホワイトカラーのワイドパンツに、ボーダーTシャツを投入したコーデ。ボーダートップスの裾をあえてボトムスにインしないことで、リラックス感が漂っています。カジュアルなボーダートップスはゆったりとしたシルエットで、今っぽい着こなしを実現させてくれます。こちらは、「Chillfar(チルファー)」の「サーカスパンツ」をはいたスタイリングです。
■体型別のワイドパンツをおしゃれに着こなすコーデのコツ
ワイドパンツは体型カバーにぴったりのアイテムでどんな方でも着こなしやすいですが、お悩み別のコーデのコツを押さえておくと安心です。「ワイドパンツが似合わない」と感じがちな方に有効な解決策とコーデ例を紹介します。
1.背が低い人:ハイウエストのワイドパンツでスタイルアップ効果
背が低い方は、ハイウエストのワイドパンツでウエスト位置を高く見せると、必然的に身長が高く映ります。重心を上へ持っていくのが正解です。
こちらは、「ZARA(ザラ)」の「ハイウエストワイドパンツ」をはいたスタイリング。ウエストを高く演出でき、かつトップスの裾をパンツにインすることで、すっきり見えが叶っています。
2.下半身が気になる人:Aラインシルエットのワイドパンツをチョイス
ヒップまわりや脚の太さといった下半身にお悩みのある方は、上半身は細身、下半身はワイドパンツのような太さのあるアイテムでAラインシルエットを作ると、太ももやふくらはぎの体型カバーにつながります。Aラインとは、アルファベットの大文字の「A」のように、肩のあたりが小さく、裾に向かって広くなっていくスタイルのこと。
例えば、画像のようにトップスはコンパクトに、ボトムスはフレアシルエットのワイドパンツでAラインを描くと、簡単にスタイルアップ効果が期待できます。
こちらのワイドパンツは「Levi's(R)REDWIDEFLARETROUSERAZURITERINSE」のもの。デニムならではのハリのある生地でAラインを描いています。
3.上半身が気になる人:Xラインでメリハリのあるシルエットを意識
肩幅が広かったり、胸が大きいなど、上半身にお悩みを抱えている方は、Xラインでメリハリのあるシルエットを構築するのが正解。Xラインとは、文字通りアルファベットの「X」のように、身体の真ん中にあたるウエスト部分を最も細く強調したラインのこと。
画像のように、リボンでウエストマークしたシャツにワイドパンツを合わせると、Xラインを作ることができて、上半身のお悩みが目立たず、スタイル良く映ります。
こちらは韓国ブランド「Neuna(ヌナ)」の「リラックスパンツ」。光沢がある生地やブーツカットのシルエットでエレガントな印象に。
■【ワイドパンツの色・柄別】お手本のコーディネート
続いて、ワイドパンツの色や柄別に、お手本のコーディネートを見ていきましょう。
【黒】ワイドパンツお手本コーデ
「GUandbeautifulpeople」のタックワイドパンツは深めの3本タックとたっぷりとした分量感の一本。脚のラインを拾うことがないので、大人女性にぴったり。コンパクトなニットTシャツの上から、ボーダーカーディガンを肩掛けすることで、今っぽいこなれ感を演出しています。
夏にぴったりなリネン素材で、涼しく快適なはき心地のワイドパンツ。リネンは、コットンやシルクと比較すると吸水性と速乾性に優れており、汗を素早く吸い取って発散させてくれるので、汗ばむ時期にも肌にまとわりつかず快適な着心地です。また、体の余分な熱を逃がしてくれるので、涼しく着用することができます。
こちらのワイドパンツは「JOURNALSTANDARD(ジャーナルスタンダード)」のもの。タックが前後に入っており、ヒップまわりをすっきりと見せてくれる一本です。ウエスト部分の調整が可能なものなら、ややハイウエスト気味ではいたり、少し下げてルーズに着用したりと、着方のバリエーションを楽しむことができます。
ボーダートップスは、ゆとりのある身幅で、タックが入っていることで身体を細く見せてくれます。
【白・アイボリー】ワイドパンツお手本コーデ
程よい厚みのツイル生地のワイドパンツ。ハイウエストシルエット、かつウエスト部分にしっかりと入ったタックのおかげで、脚長効果が期待できるアイテムです。
きれいめな印象を持つ「TODAYFUL(トゥデイフル)」のホワイトカラーのワイドパンツに、ロゴTシャツを投入すれば、カジュアルダウンできて、今っぽいスタイリングが完成します。
上質なツイル生地が使用された、アイボリーカラーのワイドパンツも「TODAYFUL(トゥデイフル)」。やや落ち感があるので、今っぽい着こなしに一役買ってくれます。タックが入っていることで、ウエストまわりの細見えが叶う一本です。
そこに、コンパクトな着丈のニットベストを合わせれば、Aラインを描くことができて、スタイルアップ効果が狙えます。一枚で着用するのは難易度が高いとお考えの方は、インにTシャツを合わせると取り入れやすくなります。
【ブラウン・ベージュ】ワイドパンツお手本コーデ
サイドのボタンディテールがポイントになった、「MOUSSY(マウジー)」のタックワイドパンツ。スカート見えするほどたっぷりとした分量なので、エレガントにはくことができます。リラックスしたシルエットは、今っぽい空気感を運んできてくれます。
そこに、クルーネックをベースに、首元に前立てとボタンをあしらったヘンリーネックのリブカットソーを投入すれば、肩肘の張らないスタイリングが完成します。
リラックスムードを高めてくれる程よい落ち感が、こなれ感満載のワイドパンツは「GRL(グレイル)」のもの。リネンとコットン混の清涼感のある素材で、夏にぴったりなアイテムです。ウエスト部分がゴム仕様になっているタイプなら、ストレスフリーで着用できます。
そこに、フレンチスリーブで肩まわりをさりげなくカバーしてくれるTシャツを合わせれば、ノースリーブで二の腕を出すことに苦手意識を持つ大人女性におすすめのコーデに。
【ネイビー・デニム素材】ワイドパンツお手本コーデ
フロント部分に付いたドローコード(紐付き)デザインがポイントになったワイドパンツは「SHIPSany(シップスエニィ)」のもの。大きめのベイカーポケットが、メンズライクな印象を醸し出しています。動きやすく、シワになりにくいので、お出掛け時にも最適な一本です。
そこに、ホワイトTシャツを投入すれば、夏らしい爽やかなコーデに。裾をボトムスにインすることで、すっきりとしたスタイリングが完成しています。
サラッとした綿麻素材で、汗ばむ季節も快適にはける「CIAOPANICTYPY(チャオパニックティピー)」のデニムワイドパンツ。ゆったりとしたシルエットですが、タックが入っているためすっきり見えが叶います。ウエスト部分がゴム仕様になっているタイプなら、ラクチンなはき心地で、デイリー使いにぴったりです。
そこに、ロゴTシャツを合わせれば、大人カジュアルコーデの完成。イエローカラーのシャツをたすき掛けすることで、おしゃれなアクセントを加味できます。また、冷房などで寒さを感じた際は、シャツを着用すればOKです。
【カラー・柄・プリーツ】ワイドパンツお手本コーデ
夏にぴったりなリネン素材のワイドパンツは「TODAYFUL(トゥデイフル)」のもの。程よく光沢感があり、洗いざらしたような表情豊かな質感が魅力的です。今季も引き続き人気のグリーンカラーが、おしゃれ度を加速させてくれる一本です。
そこに、上品な透け感と光沢感が特徴的なサテン素材のブラウスを合わせて大人っぽく。ゆったりとしたオーバーサイズなので、女性らしい抜け感を演出してくれます。
ラメを圧着させたシフォン生地に、プリーツ加工が施されたサスペンダー付きのワイドパンツは「AMERI(アメリ)」のもの。落ち着いた深いグリーンカラーなので、ラメがあしらわれていても派手な印象にならず、大人っぽく着用可能なアイテムです。プリーツが、女性らしい雰囲気を運んできています。
メンズライクなオーバーサイズのTシャツを合わせれば、大人カジュアルコーデに。足元にはポインテッドトゥのパンプスを投入して、エレガントさをプラスしています。
【まとめ】夏もワイドパンツでおしゃれを楽しもう
以上、この夏おすすめのワイドパンツについてご紹介しましたぜひ、これを参考に、この夏のスタイリングにワイドパンツを投入してみてはいかがでしょうか。
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