ダイソーのヘアミルクはシアバター入りで110円!ワセリン入りとの違いや種類を紹介
ブリーチ毛のボブで日ごろからヘアケアに迷っている編集部のMinaが、ダイソーの「Dヘアミルク」4種類をお試し! すべて各110円(税込)で、シア脂配合とワセリン配合と選べるんだとか。使用感、パッケージ、香り、成分を細かく比較。香り控えめのシアバター入り「ヘアミルク」を中心に紹介します。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
■ダイソーから、シアバターやワセリン入りのおしゃれなヘアミルク登場!
ダイソーの「ヘアオイル」が品薄の状態が続いています。話題の商品で欲しかったのですがなかなか入手できず、数か月探していました。
私は普段はほぼノーセットのボブヘアですが、「ヘアミルクとヘアオイルを混ぜてスタイリングするとよい」と美容室で言われたのがきっかけです。そんなある日、ファミリーダイソーで見つけたのが「ヘアミルク」です。
4種類あり、店頭でどれにしようか迷ったのですが「110円(税込)という低価格なら!」とすべて購入し、試してみることに!
ダイソーのヘアミルク4種類を比較
ダイソーのヘアミルクには、シア脂(保湿成分)配合とワセリン(保湿)配合の2種類があり、それぞれ無香料と香り付きの2種類があります。商品名は、写真左から次の通りです。
- DヘアミルクSAF ダイソーヘアミルク シア脂(保湿成分)配合 フルーティシトラスの香り
- DヘアミルクSAM ダイソーヘアミルク シア脂(保湿成分)配合 無香料
- DヘアミルクWAM ダイソーヘアミルク ワセリン(保湿)配合 無香料
- DヘアミルクWAO ダイソーヘアミルク ワセリン(保湿)配合 オリエンタルフローラルの香り
次の3つのポイントで比較してみたところ、結果、私のイチオシはシア脂配合のフルーティシトラスの香り「DヘアミルクSAF」がお気に入りになりました。
1.シアバター配合とワセリン配合の使用感は似てる!
今回購入したダイソーの「ヘアミルク」はどれも同じメーカーでつくられています。大きく2つにわけて、保湿のためにシア脂かワセリンが含まれていますが、使用感は違いがわからないくらい似ています。
ワセリン(保湿)配合のヘアミルクには、「乾燥しがちな髪に 保湿・保水」と書いてあるのでしっとりタイプなのかと想像していましたが、どちらもさらっとしたテクスチャーで、髪や手がべたつくことはありません。
使用感がかなり似ているので、パッケージや香りでも比べてみました。
2.ダイソーのシア脂(保湿成分)配合ヘアミルクはおしゃれ度高め
シア脂入りの「DヘアミルクSAF」「DヘアミルクSAM」はパッケージがおしゃれです。
オーガニックブランドのような落ち着いたベージュと紺色をベースにしたデザインは、洗面台やポーチの中で悪目立ちすることがありません。
3.ダイソーのヘアミルクは優しい香り! シアバターのさりげないシトラスは好み
「DヘアミルクSAF」と「DヘアミルクWAO」、それぞれの香り付きの2種類を並べてみました。「DヘアミルクSAF」はフルーティシトラスの香り、「DヘアミルクWAO」はオリエンタルフローラルの香りで、それぞれ香りの頭文字のFとOが商品名の最後についています。
使用感やテクスチャーにはあまり差がなかったのですが、香りは明確に違います。
「DヘアミルクSAF」はフルーティシトラスの香りなので、レモンのようなさわやかな香りなのも意外性があり、さりげなく香るので私の好みにあっていました。
一方、「DヘアミルクWAO」のオリエンタルフローラルの香りはちょっと個人的には苦手な香りでした。
もしワセリン配合のほうを選ぶなら、無香料のほうがおすすめです。■ダイソーのシア脂配合ヘアミルクの魅力
以上の3つの理由から、ダイソーのシア脂入りのヘアミルク、とくにフルーティシトラスの香りの「DヘアミルクSAF」をイチオシのヘアミルクとして紹介します。
ダイソーのシア脂配合ヘアミルクの保湿成分:シア脂とは?
シアバターとは、西アフリカから中央アフリカに生息するシアの木(アカテツ科シアバターノキ)の実から採れる植物性油脂のことだそうです。
保湿力が高く、肌なじみが良く、古くから肌や髪など全身に使われてきました。主成分はステアリン酸やオレイン酸などの脂肪酸で、トコフェロールなどのビタミンも含まれているのだそう。
ダイソーのシア脂配合ヘアミルク「DヘアミルクSAM」(無香料)の原材料
ダイソーの「DヘアミルクSAM」(無香料)の原材料は、次のとおりです。
- 成分:水、ミネラルオイル、BG、トリエチルヘキサノイン、ソルビトール、グリセリン、加水分解ケラチン(羊毛)、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、スクワラン、シア脂、ステアリン酸、(C13、14)イソパラフィン、ジメチコン、ヒドロキシエチルセルロース、ステアリン酸グリセリル(SE)、ポリアクリルアミド、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))、クロスポリマー、ラウレス-7、水酸化K、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、メチルパラペン
乾燥や紫外線から守る成分としてスクワランなども入っているんですね。
ダイソーのシア脂配合ヘアミルク「DヘアミルクSAF」(フルーティシトラスの香り)の原材料
ダイソーの「DヘアミルクSAF」(フルーティシトラスの香り)の原材料は、次のとおりです。
- 成分:水、ミネラルオイル、BG、トリエチルヘキサノイン、ソルビトール、グリセリン、加水分解ケラチン(羊毛)、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸、/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、スクワラン、シア脂、ステアリン酸、(C13、14)イソパラフィン、ジメチコン、ヒドロキシエチルセルロース、ステアリン酸グリセリル(SE)、ポリルアクリルアミド、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ラウレス-7、水酸化K、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、メチルパラペン、香料
「DヘアミルクSAF」には香料が入っているので、そこできっとフルーティシトラスの香りづけをしているんですね。
ダイソーのシア脂配合ヘアミルクの値段・内容量・コスパ
ダイソーのシア脂配合ヘアミルク「DヘアミルクSAF」「DヘアミルクSAM」はともに60ml入りで110円(税込)です。一般的なポンプ式のヘアミルクは1プッシュ=0.5mlくらいで、1回の使用量はセミロングで3~4プッシュと書かれていることが多いです。つまり、1回に1.5ml~2.0mlを使う場合、60ml入りのダイソー「DヘアミルクSAF」「DヘアミルクSAM」は30~40回くらい使えて、1回あたり1.5~2円というコスパのよさです。
60ml入りの小さなボトルなので、旅行や銭湯へ行く際の携帯用にもぴったりですし、お風呂・シャンプーの後に毎日使用したいときにも1か月以上持つのはうれしいですね。
ダイソーのシア脂配合ヘアミルクは国内生産、製造者はコスモビューティ
シア脂配合の「DヘアミルクSAF」「DヘアミルクSAM」も、ワセリン配合の「DヘアミルクWAO」「DヘアミルクWAM」も、ともに製造者は株式会社コスモビューティです。公式サイトによれば、化粧品のOEM・ODMの専門メーカーとして、有名化粧品メーカーの商品企画から開発、パッケージデザインもおこなうとのこと。ダイソーのヘアミルクのコスパや高見えデザインも、この企業の提案で実現したのかも?
ダイソーのシア脂配合ヘアミルクは、無香料とフルーティシトラスの香りを選べる
個人的な意見ですが、間近でずっと何かが香っているのが苦手なので、いつもは無香料か、気にならない程度の薄くてさっぱり系の香りのものを選びます。シア脂配合ヘアミルクはどちらも合格でした。
「DヘアミルクSAM」の無香料はまったくにおいがありません。
ほかのヘアケア用品や香水などの香りを楽しみたい方、食事の前にヘアケアをするときに整髪料の香りをつけたくない方、赤ちゃんやアレルギーがある人に会う際など香りに敏感な人に考慮したいシチュエーションでも使い勝手が良いと感じます。
「DヘアミルクSAF」フルーティシトラスの香りは、シアバターという響きから、ミルクやバター、ココナッツのような甘いこっくりした香りを想像していたのが、意外にもレモンのさっぱりしたさわやかな香り。
髪につけるときは香りますが、すぐにほとんど気にならなくなるくらいの薄めの香りなのが好みです。ダイソーのシア脂配合ヘアミルクのおすすめの使い方はドライヤー前!
ダイソーのシア脂配合ヘアミルク「DヘアミルクSAF」「DヘアミルクSAM」の使うのにおすすめなのは、ドライヤー前です。
シャンプーしたあとの濡れた髪をタオルドライし、少量を手のひらに伸ばし、乾燥やダメージを受けやすい毛先を中心に髪全体へなじませます。洗い流しは不要で、乾いた髪どちらにも使えます。
手のひらの上でボトルを逆さにし、目安として10円~500円玉大くらいをイメージして押し出しています。プッシュ式ではないので量の調整が難しいですが、つけすぎてもべたつくことはありません。
ダイソーのシア脂配合ヘアミルクは軽い付け心地で静電気が収まる!
ダイソー「のDヘアミルクSAF」「DヘアミルクSAM」は、さっぱりした付け心地。
乾いた髪につけると軽くコーティングされる感覚はあり、乾いた髪が保水されることで静電気は収まりやすくなります。ヘアオイルのように、髪に重さやウェット感が出ることはありません。重さを出したいときは、手持ちのヘアバームや、ヘアオイルを重ねてつけるようにしています。
ヘアオイルに関しては、あくまで整髪料ではなく、ケアケア用品として捉えているので、個人的には満足の使用感です。
DATA
ダイソー┃DヘアミルクSAM(無香料)
内容量:60ml
DATA
ダイソー┃DヘアミルクSAF(フルーティシトラスの香り)
内容量:60ml
■ダイソーのワセリン配合ヘアミルクなら無香料がおすすめ
ダイソーのワセリン配合ヘアミルク「DヘアミルクWAO」「DヘアミルクWAM」の詳細も見ていきましょう。
シア脂とワセリンの配合の使用感の違いは、正直ほとんどわかりませんでした。
パッケージデザインはワセリン配合ヘアミルク「DヘアミルクWAO」「DヘアミルクWAM」のほうが、グリーンとイエローなどのカラフルかつシンプルで、ちょっとレトロコスメのようなデザインにも見えます。
男性が持っていても違和感がないデザインなので、家族やご夫婦で使う方にはちょうどいいかもしれません。オリエンタルフローラルの香りはややクセがあるので、そういった点でも無香料を選ばれるとよいのではないでしょうか?
ダイソー「DヘアミルクWAO」「DヘアミルクWAM」の保湿成分:ワセリンとは?
ワセリンは「原料である石油を高純度に精製して作られた皮膚の保護剤のこと」とのこと。肌に塗布することで薄い膜を作り、肌から水分が蒸発するのを防いでくれます。
ワセリンは肌だけでなく髪の毛のケアにも効果があり、毛先にほんの少しのワセリンを塗りこむと摩擦による刺激が減り、枝毛が予防できるそうです。ヘアミルクの保湿成分としても安心できる材料ですね。
ダイソーのワセリン配合ヘアミルク「DヘアミルクWAO」(オリエンタルフローラルの香り)の原材料
ダイソーの「DヘアミルクWAO」(オリエンタルフローラルの香り)の原材料は、次のとおりです。
- 成分:水、ミネラルオイル、BG、トリエチルヘキサノインソルビトール、グリセリン、加水分解ケラチン(羊毛)、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、スクワラン、ワセリン、ステアリン酸(C13、14)イソパラフィン、ジメチコン、ヒドロキシエチルセルロース、ステアリン酸グリセリル(SE)、ポリアクリルアミド、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))、クロスポリマー、ラウレス-7、水酸化K、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、メチルパラペン、香料
オリエンタルフローラルの香りを香料でつけているようです。
ダイソーのワセリン配合ヘアミルク「DヘアミルクWAM」(無香料)の原材料
ダイソーの「DヘアミルクWAM」(無香料)の原材料は、次のとおりです。
- 成分:水、ミネラルオイル、BG、トリエチルヘキサノイン、ソルビトール、グリセリン、加水分解ケラチン(羊毛)、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、スクワラン、ワセリン、イソパラフィン、ジメチコン、ヒドロキシエチルセルロース、ステアリン酸、グリセリン、ステアリン酸(C13、14)、イソパラフィン、アクリルアミド、(アクリレーツ、アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ラウレス-7、水酸化K、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、メチルパラペン
「DヘアミルクWAO」(オリエンタルフローラルの香り)と同じく、ワセリンの表示を確認できます。
「DヘアミルクWAM」には、「DヘアミルクWAO」と違って成分表示に香料がないです。ダイソーのワセリン配合ヘアミルクの値段・サイズ・コスパは?
ダイソーのワセリン配合ヘアミルクは、ともに60mlで110円(税込)です。30~40回くらい使えて、1回あたり1.5~2円というコスパのよさです。
ダイソーのワセリン配合ヘアミルクは、無香料とオリエンタルフローラルの香りが選べる
「DヘアミルクWAOオリエンタルフローラルの香り」は昔の化粧品のようなムッとした香りで、髪につけると数時間、鼻について気になってしまいました……。
香りの好みは個人差が大きいと思いますが、確認してからの購入、もしくは、無香料をおすすめします。DATA
ダイソー┃DヘアミルクWAM(無香料)
内容量:60ml
DATA
ダイソー┃DヘアミルクWAO(オリエンタルフローラルの香り)
内容量:60ml
■ダイソーの「ヘアミルク」の疑問に答えるQ&A
ダイソーの「ヘアミルク」への素朴な疑問に質問形式で答えてみます。
ダイソーの「ヘアミルク」の売り場はどこ?
ダイソーの「ヘアミルク」は化粧品棚の近くありました。
箱入りで2種類並べて、棚の上に売られています。購入のときには、化粧品コーナーで探してみましょう。
ダイソーの「ヘアミルク」と「ヘアオイル」で前髪におすすめなのは?
ヘアミルクは前髪につけてもべたつくことはありません。
私は前髪なしのワンレンボブなので、前髪に使用していませんが、毛先や顔周りの髪につけても、毛束っぽくなることはありませんでした。韓国女子のような束感前髪を作りたい方は、ヘアミルクは向きません。ヘアオイルならツヤ感が出てウェットな仕上がりになるはずですよ。
「OILSERUMオイル美容液」として、オリーブ果実油、アーモンド油、ホホバ種子油、スクワランのピュアオイルも近くの売り場に売っていまし
ル入りの「エリップス ヘアオイル」って? ヘアミルクとの相性は?
「エリップスヘアオイル」を使用したことはありますが、カプセルをぷちっと開けると、使い切りの分量が出てきて、テクスチャーはオイルというより美容液のようにとろっとしていました。
個人的には一般的なヘアオイルよりはさらっとしていて、すぐに髪になじみましたが、ヘアミルクよりはしっとりした印象でした。
合わせて使ったことはありませんが、もし使うなら、ヘアミルクのあとに、「エリップス ヘアオイル」を使うことをおすすめします。束感を出すスタイリングをしたくてヘアミルクとヘアオイルを混ぜたい、という場合、「エリップスヘアオイル」よりも、ベビーオイルや椿オイルのようなもっと重いオイルをヘアミルクのあとに少量だけつけたほうがよさそうです。
「OILSERUMオイル美容液」オリーブ果実油、アーモンド油、ホホバ種子油、スクワランのピュアオイルも適しているかもしれません。
ダイソーの「ヘアミルク」のほかの種類、ハンドクリームやリップジェルもある?
今回訪れたファミリーダイソーでは、「Dヘアミルク」と同じ株式会社コスモビューティが製造元のハンドクリームやボディミルクが、ヘアミルクの近くの売り場に置いてありました。
ハンドクリームやボディミルクは、ヘアミルクと同じ香りの種類を展開しています。リップジェルの種類は次の通り。シア脂配合は無香料とブルーベリー。ワセリンは無香料とピーチの香りがあります。
シア脂配合の「DヘアミルクSAF」のフルーティーシトラスの香りが気に入ったので、ハンドクリームやボディミルク、リップジェルも合わせてお試ししてみたいと思います。
■ダイソーでヘアミルクを買うなら、さっぱりした香りでシア脂配合の「DヘアミルクSAF」が◎
ダイソーでヘアミルクを買うなら、男女問わず使えて、さっぱりした香りと使用感のシア脂配合「DヘアミルクSAF」をおすすめします。ボディミルクにも、フルーティーシトラスの香りが選べるので、合わせて使いたくなりますね。ドライヤーの前にも朝のスタイリング前にも使えて、軽い付け心地。ヘアミルクをお試しで使ってみたいときや、旅行や銭湯に行く際に小ぶりなボトルが欲しいときにちょうどいいサイズ感も便利です。
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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。 実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。 また、全ての方への有効性を保証するものではありません。