「もちはだ」がワークマンなら値段1/3の安さ!女性も着たいあったかメンズインナー
「もちはだ」は、防寒におすすめのワシオの特許素材を使った衣料品のこと。寒さ対策にこだわる川崎さんは以前から愛用する「もちはだ」インナーをワークマンで発見し、即購入したのだそう。愛用するワシオ版「もちはだ」とワークマン版「もちはだ」を比較しつつ、特徴や暖かさ、サイズ感の違いを紹介。知る人ぞ知る「もちはだ」シリーズのおすすめの種類も解説します。
■経歴:2003年、夫が子育てをするために、突然会社を辞める。翌月からの給料が0円になり、家にいながら、しかも空いた時間でできるオークションに目をつける。しかし、取引の仕方がわからずに、まずは落札者として参加。その後、出品者側にまわり、家の中の物を出品しまくる。出品する物がほぼなくなってからは、仕入れを経験。ネットオークションを生活の一部に取り入れるべく、「ネットオークションやフリマアプリは生活のインフラになる」という考えを持つ。また消費税増税の社会においては、ネットオークションやフリマアプリが家計の救世主になりえると考え、業者とは違う視点でユーザーとして参加中。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
■知る人ぞ知る「もちはだ」インナー!本家ワシオ版とワークマンのOEM版、どう違う?
みなさんは「もちはだ」という商品をご存知でしょうか?「もちはだ」はワシオ株式会社が特許を持つ素材やニットブランドの名称で、防寒に適したインナーや衣類を展開しています。筆者は以前から愛用しており、昨今の状況下で増えたおうち時間の寒さ対策でさらに大活躍するようになりました。
そんな「もちはだ」という名前のついたインナーをワークマンで見つけました!
驚きと嬉しさがある反面「どう違うんだろう?」という疑問もむくむく。本家ワシオ株式会社の「もちはだ」とワークマンの「もちはだ」の違いを着用しながら比較します。
イチオシではワークマンの“最強”防寒インナーは何かも特集しています。
イチオシしたい「もちはだ」とは
「もちはだ」はワシオ株式会社が「世界中から寒いをなくしたい!」をコンセプトに開発した国産ニットブランドです。また、商品名や生地の名前としても「もちはだ」という表記が使われています。
そんな「もちはだ」は丸編円筒起毛生地で、独自の起毛素材からなっています。
特許を獲得した起毛方法はワシオ式起毛とも呼ばれ、生地繊維にあるループを壊さない裏起毛です。暖かさを保つと同時に外の冷たい空気を遮断します。抜群の保温力とやわらかな風合いで、防寒インナーとして知名度を誇っています。
インナーに始まりましたが、「もちはだ」の小物類もかなりハイクオリティ。近年は厚みの種類や編地のバリエーションも増え、小物やアウター生地としても幅広く用いられています。
■ワシオ「もちはだ」とワークマン「もちはだ」を語る
筆者が愛用しているのは「もちはだ」の靴下とアームウォーマー。本当に暖かいので、かつて「もちはだ」のそんな靴下とアームウォーマーをイチオシでも取り上げました。
3年ほど着続けているほどの大ファンです。「お世話になっている」という表現が大げさではないです。
その暖かさは冒険家・植村直己さんが南極大陸探検ので「もちはだ」のソックスを着用したというエピソードもあるほど。そのくらい防寒に適していて、使いやすいのです。
身に付けた瞬間から暖かい
もちはだの特徴は、ループを残したままの起毛です。通常の起毛の場合には、ループを壊してしまうことが多いのですが、もちはだはループを壊すことなく起毛させています。
これによって起毛部分とループの両方に暖かい空気をため込むことができるので、保温力が高くなるのです。着てみるとわかるのですが、腕を通した瞬間からポカポカした感覚。寒がりの筆者でも暖かいと感じるくらいなので、かなりの保温力だと思います。
■ワークマンの「もちはだ」も暖かくて優秀! 詳しく解説
ワークマンの「もちはだ」は、製造元がワシオ株式会社、販売元は平松工業株式会社となっています。本家「もちはだ」は製造も販売もワシオ株式会社なので、ワークマンの「もちはだ」とは違いがあります。
平松工業株式会社は、自社で製造した製品を自社ブランドではなく、他社ブランドで販売をおこなうOEMも手掛けています。取引実績に「株式会社ワークマン」を確認しました。
今回筆者が見つけた「もちはだ」もおそらくOEMの商品だと思います。
■ワークマンで買える「もちはだ」の種類
ワークマンで購入できた「もちはだ」は、メンズの「長袖 クルーネック」と「ロングタイツ」。店員さんにレディースサイズや他の商品がないかと尋ねてみると「この2商品しかない」との回答でした。
ワークマンの「もちはだ」の売り場や取扱店舗
今回筆者がワークマンの「もちはだ」を購入したのは、ワークマンプラスの店頭です。ただワークマンプラスだからといって、すべての店舗で「もちはだ」の取り扱いがあるわけではないようです。
たとえばワークマン女子(水戸市の水戸元吉田店)にはなく、置く基準は何か店舗の判断があるのかもしれません。
ワークマンの「もちはだ」インナー&タイツの値段は? 価格・コスパ
ワークマンの「もちはだ」インナーの価格は3,900円(税込)。
「インナーに3,900円(税込)!?」と思うかもしれませんが、ワシオの「もちはだ」はそれよりも値段が高く、後述の通り、ロンTだと3倍近くの値段になります。
OEMなので素材に若干の違いはありますが、本家ワシオが携わる「もちはだ」で3,900円(税込)は安いと思いました。チャンスとばかりに、店舗でインナーのMとLサイズ、ロングタイツを買いました。
ワークマンの「もちはだ」インナーの生地・素材
ワークマンの「もちはだ」インナーの素材は、アクリル65%、ナイロン19%、毛14%、ポリエステル1%、ポリウレタン1%です。
暖かくて防寒に優秀なアイテムです。
■ワークマンの「もちはだ」インナーのサイズ・カラー
購入したワークマンの店舗では「もちはだ」インナーのカラーの種類は、黒のみでした。サイズはM、L、LLで展開されています。
ワークマンの「もちはだ」インナーは女性でも着られるサイズ感
ワークマンで扱う「もちはだ」インナーは、表記ではメンズサイズのみですが、実は女性でも着用可能です。
筆者はインナーとして使いますし、1枚で着ることもあります。イメージとしてはVネックのニットのような感覚。寒がりの筆者でも1枚で過ごせるくらいの暖かさで、体にほどよくフィットします。そのため、おしゃれな着こなしに!
DATA
ワークマン┃もちはだ 長袖 クルーネック ブラック
値段:3,990円(税込)
サイズ:M、L
ワークマンの「もちはだ」タイツもレディースとしても着用可能
ワークマンの「もちはだ」ロングタイツもメンズ対応です。ちなみに身長175cmの夫が履いてみたところ、Mサイズではちょっと短いとのことでした。
女性にもおすすめのサイズ感です。DATA
ワークマン┃もちはだ ロングタイツ
■ワシオ「もちはだ」とワークマン「もちはだ」を徹底比較!
筆者が使っているワシオ「もちはだ」は以前イチオシで取り上げた靴下やアームカバーなどの小物もありますが、今おすすめしたいのは「もちはだTOWN L/SラグランT」です。
購入したのは3年ほど前。2021年現在で3シーズン目に突入する防寒アイテムです。価格は14,080円(税込/2021年末現在)で、ワークマンのインナーの3倍以上。
そんなワシオ「もちはだ」製品とワークマン「もちはだ」製品を比較してみたいと思います。
比較1. 生地や素材の違い
まず生地の厚さから比較してみます。
「もちはだTOWN L/SラグランT」は中厚地、ワークマンの「もちはだ」インナーは極厚地との表示。「もちはだ」のホームページで生地の厚さを確認すると、2番目に厚さがあるのが極厚地で、その次が中厚地となっています。ちなみに、最も厚手なのが「超極厚地」です。釣りなど屋外でじっとしている時に最適な生地の厚さです。
そして素材も比較。ワークマンの「もちはだ」インナーの素材は、アクリル65%、ナイロン19%、毛14%、ポリエステル1%、ポリウレタン1%。「もちはだTOWNL/SラグランT」は、綿41%アクリル39%ナイロン16%毛3%ポリウレタン1%となっています。数値に違いがありますね。
比較2. 形の違い
ワシオ「もちはだTOWN L/SラグランT」はインナーではなくアウターとして販売されており、比較的ゆったりしています。一方ワークマンの「もちはだ」インナーは、体にフィットする感覚です。
袖や裾にも違いがあります。「もちはだTOWNL/SラグランT」は切りっぱなしのようになっていて、使っていくうちにクルンと丸まってしまいますが、ワークマンのインナー「もちはだ」はピタッとしています。もともと用途が違うこともあって、デザインや仕様が異なるのですね。
比較3. 保温性の違い
ワシオ「もちはだTOWNL/SラグランT」はすでに3シーズン目に突入していることもあり、生地に傷みが見られますね。
それを踏まえての比較になのですが、生地の厚さの関係で極厚地であるワークマンの「もちはだ」インナーの方が暖かいように思います。おそらく手首や裾がピタッとしているのもあるでしょうが、熱が内側にこもっているように感じるのです。
ただ「もちはだTOWNL/SラグランT」も暖かく使いやすいです。お気に入りでかなりヘビーに愛用しているくらいです。来シーズンは買い換えたいと心に決めています。
DATA
ワシオ株式会社┃もちはだTOWN L/SラグランT
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:ホワイト、ブラック、ネイビー、ベージュ、グレー
■ワークマンに売っていない「もちはだ」で知ってほしい防寒アイテムを紹介
ワークマンには売っていないワシオ「もちはだ」で、まず注目して欲しいあったかアイテムを紹介します。
ワシオ「もちはだ アンクレット」は納得の暖かさ
筆者も使っていますがワシオ「もちはだ アンクレット」は本当に暖かいです。
ふんわりとしているので履きごこちがよく、ゴムの締め付けもありません。価格は2,200円(税込)と高めですが、納得できると思います。
DATA
ワシオ株式会社┃もちはだ アンクレット
値段:2,200円(税込)男女兼用
ワシオ「もちはだ ハイソックス」は足元の冷え防止に活躍
ワシオ「もちはだ ハイソックス」は膝下をカバーできるのでぜひ。
たとえばスカートを履いてのデスクワークのときに筆者は必需品と言って良いくらい重宝しています。愛用しすぎて、かなり毛玉ができているのがわかってしまいますね。
DATA
ワシオ株式会社┃もちはだ ハイソックス
値段:2,970円(税込)男女兼用
ワシオ「もちはだ アームウォーマー 中厚地」は寒さ対策に必須
ワシオ「もちはだ アームウォーマー 中厚地」も使い勝手が良く、おすすめしたいです。
洗濯の都合上、筆者はワークマンの「アームウォーマー」と交互に使っています。防寒に必須なあったかアイテムなんです。値段は1980円(税込)です。
DATA
ワシオ株式会社┃もちはだ アームウォーマー 中厚地
値段:1,980円(税込)男女兼用
ワシオ「あったかレギンス」は防寒に超最適
筆者が寒さ対策に欠かせないのがワシオ「あったかレギンス」です。
愛用している期間が3年と長いので、2021年末現在の販売商品と仕様が違うかもしれませんが、暖かさは格別です。寒い季節にスカーを履きたいときに便利。生地が厚めなのでタイツという感じではありませんが、防寒に超最適です。
DATA
ワシオ株式会社┃あったかレギンス
値段:6,270円(税込)
サイズ:M女性用
■「もちはだ」に関するQ&A
ワシオ「もちはだ」、ワークマン「もちはだ」の両方に関わる疑問に答えていきたいと思います。
「もちはだ」はバイクや釣りにも最適?
筆者が「もちはだ」を知ったのは、釣りをする知人から教えてもらったのがきっかけです。釣りはじっとしている時間が長いのですが、知人は薄着。「寒くないの?」と尋ねると「もちはだを着ているから平気」と話してくれたのです。
釣りだけではなく、バイクに乗るときにも活用されることもあるのですね。
バイクは体を動かさない上に風を切って走ります。いくら防寒のアウターを着ても寒いので、「もちはだ」が活躍しているとそうです。
ワークマンの「もちはだ」のインナーとしての評判は? 口コミはどう?【2024年版】
ワークマンの「もちはだ」のインナーとしての評判がどんなものか、2024年2月時点の口コミをX(旧Twitter)でチェックしてきました。
2024年の寒さにも十分対応できるようです。
「もちはだ」に釣りよかでしょう。とのコラボ商品があるって本当?
「もちはだ」が「釣りよかでしょう。」というYouTuberとコラボした商品があります。釣りをする人のための防寒アイテムで「Wネックウォーマー」と「ヒレハイソックス」があります。値段はそれぞれ4,180円(税込)、5,060円(税込)です。
他にも「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」にこだわるウエアハウスとのコラボ商品や、スタイレム瀧定大阪株式会社と「もちはだ」がコラボして高い消臭性を誇る「ierogi(イエロギ)」に販売実績があります。値段は2万円近く(税込)するので、正直にお値段高め……。筆者はまだ買えていませんが「いつか買いたい!」と考えています。
■ワークマンのインナー「もちはだ」は新商品が待たれる
愛用している「もちはだ」がワークマンで販売されていて驚くやら嬉しいやらで、即決で購入しました。
ワークマンの「もちはだ」インナーは、筆者の防寒生活を変える強いインパクトがありました。ただ値段を考えると、決して安くはありません。
もともとワークマンはお手頃価格の商品が多いので、インナーで3,900円(税込)は「高い……」と感じる方もいるでしょう。ワークマンで販売されている「もちはだ」は、2021年末現在「長袖クルーネック」と「ロングタイツ」のみ。もしかしたらまだまだ新商品が出る可能性もあります。筆者は期待度は今まで以上に本気で、本当に本当にみなさんに試して欲しい商品です。
イチオシでは、ワークマン好きがイチオシする人気商品をカテゴリ別に紹介したまとめ記事も紹介しています。ワークマンへ行く前に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※記事内における情報は原稿執筆時のものになります。店舗により取扱いがない場合や、価格変更および販売終了の可能性もございます。あらかじめご了承ください。
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