スーパーフード・アマランサスの栄養成分が嬉しい!お米に大さじ1杯炊くだけでOK
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アマランサスは「神の黄金の穀類」「未来の食物」と称され、16穀米などに含まれるスーパー穀物のひとつ。管理栄養士の松田さんによると、ミネラルを豊富に含んでいるとのこと。体に必要な栄養素を手軽に摂取できる魅力や、栄養成分、おすすめの食べ方&商品などを合わせて教えていただきました。
イチオシスト:松田 真紀
管理栄養士。日本抗加齢医学会認定指導士。株式会社バードワークス代表取締役。自ら18才から15年以上20kgの体重増減、摂食障害に。苦しいダイエット生活の末辿り着いた「仲間との楽しいお酒と食事」が「無理しない、簡単なダイエット法」として好評を博し、300以上の施設団体など多方面で活躍中。著書『居酒屋ダイエット』も好評発売中。
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アマランサスとは、世界保健機構が「未来の食物」と評価する注目の食材です。南米が原産地でヒユ科ヒユ属の植物。紀元前6世紀頃から「神の黄金の穀物」と称され、食べ続けられている古代食です。イネ科の穀類ではないので「疑似穀類」に分類されます。
アマランサスの粒はキヌアよりもひとまわり小さく、殻がやわらかいので全粒粉で食べることができることと、独特のぷちぷちとした食感が魅力。食感がアクセントになるので、十六穀米など雑穀米の名脇役として知られています。
スープやサラダのトッピングにかけたりと、活用方法は無限。食感が魚卵に似ていることから、ヴィーガンやベジタリアンの間では「もどき料理」にも使われています。
アマランサスの栄養成分
アマランサスは、その特徴や食感が似ているキヌアとよく比較されます。100gあたりのエネルギーや糖質はさほど変わりません。どちらもたんぱく質、食物繊維が豊富。加えてキヌアは、ビタミンB1、B2を豊富に含みます。
一方、アマランサスは、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、カリウム、リン、鉄といった「ミネラル」が豊富。他の雑穀類と比べ、ビタミンKが多く含まれていることでも有名です。
こんな人におすすめ
・ボディメイクをしたい人キヌア同様、穀物の中でもたんぱく質を大変多く含みます。たんぱく質は、身体全体の重要な機能に必要な栄養素。食物繊維も豊富で美容・健康を考える人にイチオシです。
また、ベジタリアンやビーガンの方にもおすすめで、グルテンフリーのたんぱく源としても人気です。
・含有する栄養素が気になる人
カルシウム、マグネシウム、亜鉛などミネラルを多く含有。そのほか、ペプチド、必須アミノ酸のひとつであるリジンも含んでいます。
・食物繊維を摂りたい人
食物繊維も豊富。グルテンフリーなので、美容・健康にもいいです。
アマランサスの上手な取り入れ方は?
お米を炊く際に大さじ1程度のアマランサスを加えて炊いてみましょう。いつもと変わらない食事でも、ビタミンKやカルシウム、リン、マグネシウムなどの栄養素を補えます。
もち麦やキヌアやキビ、ヒエなどいろいろな雑穀と一緒に食べると栄養バランスが整うほか、より食べやすくなります。
また、軽く洗って茹でたものをサラダのトッピングにしたり、スープに加えるのもいいですね。食感がよく満足感がアップします。
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内容量:80g
たんぱく質や食物繊維、ミネラルが豊富で、体に必要な栄養素を手軽に摂取できるアマランサス。普段のごはんやサラダに足すだけで、ボディメイクや美容・健康につながりますよ。記事を参考に、まずは少量のアマランサスからはじめてみませんか?
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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。 実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。 また、全ての方への有効性を保証するものではありません。