バリ島土産「ココナッツソープ」は普段使いにもイチオシ! 天然素材の手作り石鹸
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バリ島土産として人気の高い「ココナッツソープ」。バリ島在住で、バリ島ガイドを務めているプトゥさんも日常からココナッツソープを使っているんだそう。今回は、プトゥさんイチオシのココナッツソープの特徴や魅力を教えていただきました。
イチオシスト:プトゥ ヒロミ
バリ島在住。2001年に現地で夫と旅行会社を立ち上げる。その後、15年を節目に旅行会社をクローズ。現在はフリーランスにて自分の能力を活かした仕事を続けている。All About バリ島 ガイドを務める。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
お肌へのやさしい使い心地、豊かな泡立ち、南国ならではの香りなど、バリ島で生まれたココナッツソープの魅力はたくさんあります。100%天然の原料を用いているのが人気の秘訣です。
コールドプロセスという昔ながらの製法は、人為的に熱を加えず、じっくりと40日あまりの時間をかけ、自然の力で熟成させる製法です。食用にもなる新鮮なココナッツオイルから作られた石鹸は、分解されやすく環境に優しい上、保湿にも一役買ってくれます。
「ブラットワンギ社」のココナッツソープは草分け的存在
パパイヤスーパーマーケットのクタ店には、全21種類が並んでいます
ブラットワンギ社のココナッツソープは全部で21種類もあり、どれも魅力的で選ぶのに迷います。比較的香りは穏やかで、バリ島ならではの花や食材などが使われており、肌への刺激がやさしく、泡立ちがいいのが特徴です。商品のサイズは一種類でやや小ぶり。
ブラットワンギ社のウブドの工房、ウブドのデルタデワタというスーパーでも商品を購入することができますが、観光の途中で気軽に立ち寄ることができる、バリ島のクタとデンパサールにあるパパイヤ フレッシュギャラリー(スーパーマーケット)での購入がおすすめ。
人気は定番のココナッツ、ジャスミン、フランギパニなど。価格は、1万4700ルピア(約113円)から2万2000ルピア(約170円)とお手頃です。自分用と親しい友人へのバリ島土産として、大量に購入する旅行者が多いそう。日本のアマゾンで購入もできますが、715円から935円とやや割高になっていますね。
DATA
Burat Wangi(ブラットワンギ)┃ココナッツソープ
住所:Geriya Abian, Br.Ambengan, Peliatan, Ubud, Gianyar, Bali
TEL:0361-974125
バリ島で購入可能な場所:ウブド地域/工房
ウブド地域/デルタデワタ (スーパーマーケット)
クタ地域/パパイヤ フレッシュ ギャラリー (スーパーマーケット)
デンパサール地域/プラザルノン内、パパイヤ フレッシュ ギャラリー (スーパーマーケット)
気の利いたお土産として人気の「アラムゼンポール」
150グラム/4万ルピア(約307円)、100グラム/ 3万5000ルピア(約269円)、75グラム/ 2万5000ルピア(約192円)、50グラム/ 2万ルピア(約154円)、30グラム/1万5000ルピア(約115円)
ココナッツソープはクオリティーの高さが評価され、バリ島のヴィラやホテルなどのアメニティーとしても使われています。ミネラル分が豊富な粘土を原料としたクレイソープシリーズ、インドネシアのピュアなエッセンシャルオイルを石鹸に混ぜ込んだ、オリエンタルスメルソープのシリーズ、ハーブを用いたシリーズ、バリ島の香りのソープなど、ユニークで興味を引くナチュラルソープがたくさん用意されています。
きめ細かい泡立ちでやさしくすっきりと洗い流せ、溶けて崩れず最後まで使い切れるのが特徴。私も普段づかいで愛用していますが、なんといっても使い心地がいいのと、湿度の高い浴室に置きっぱなしでもぐずぐずと溶けないのが気に入っています。
商品のサイズ展開が多いのもうれしいポイント。一泊旅行用に、自宅用にと、使う人のTPOまで考えられているのはさすがですね。パッケージのデザインは明るいビビットカラーでセンスよくまとめられており、お土産としてもらった人の笑顔が想像できます。
公式ウェブサイトには、ほかにもたくさんのアイテムが紹介されていますのでチェックしてみてください。気になる商品は、ウェブ上から申し込めばバリ島から直接郵便でご自宅までの発送も行っているそうなので、問い合わせてみるといいでしょう。
DATA
Alam Zempol┃ココナッツソープ
住所:Jl.Mendira Sengkidu Manggis Karangasem Bali Indonesia post code : 80871
TEL:+62 363 41283
バリ島で購入可能な場所:クタ地域/T-ギャラリア
気分を盛り上げる高級ソープ「センセイシャ」
サイズ展開は、25グラムと125グラムの2つのみで、25グラムが1万7000ルピア(約130円)、125グラムが7万5000ルピア(約577円)
ココナッツソープの種類は全部で9つ。ナチュラルソープが、シーウィード&バリライム、バリシナモン&グローブ、バリニーズ ハーバル ルルール、ブラック ボルカニックサンド、ココナッツ&マンダリンの5種類。シャバターソープが、レッドローズ、リラクスゼーション、シーサイドシトラスの3種類。ティーツリーソープは、ローズマリー&ラベンダーの1種類がラインナップ。以前は種類ごとに色が違いましたが、新しいパッケージではイメージが統一されているので、記載されている名前をよく見て判断しないと間違えそうですね。
センセイシャの石鹸は、天然素材で品質はもちろん素晴らしいのですが、一言でいうとおしゃれでロマンティックな高級石鹸。高級なだけあって、お値段は決して安くはない価格です。高級リゾートでしか使われない、選ばれたブランドというイメージ。日本の通販では125gで935円なので、バリ島で買う価格がすごく安いわけでもない印象でしょうか。
ローカル価格に慣れている私にとって、バリ島で石鹸が1個7万5000ルピアというのは本当に高い! と感じます。ローカルワルンでの1回の食事が2万ルピアくらいですので、石鹸1個で3回もお昼が食べられると考えてしまうと、普段使いにはなかなか手が出ないという価格ですね。
しかし、値段が高いだけあって、実際に使う時の満足感が高いのがセンセイシャのココナッツソープ。一瞬で浴室がバリ島のリゾートに早変わりするくらいのインパクトがあります。
センセイシャのココナッツソープは、香りがエキゾチックで際立っています。バスルームでうっとりしてしまうような、忘れられない特徴的な香りです。どの種類もそれぞれしっかりと主張がある香りで、この香りこそがセンセイシャのココナッツソープの最大の特徴だと思っています。
日本ではさっぱりとしたシトラス系などが好まれているとのことですが、香り成分が強いせいか、お肌が弱い方や肌が敏感な部分に使用すると刺激を感じることもあるそう。敏感肌の私は、ブラットワンギ社とアラムゼンポール社のココナッツソープは体と顔の両方に使いますが、センセイシャのココナッツソープは、刺激が気になるので顔には使いません。
DATA
Sensatia┃ココナッツソープ
住所:Jl. Pantai Jasri No. 720,Karangasem, Bali 80813
TEL:+62 363 232 60
購入可能な場所:センセイシャはバリ島内にいくつものオリジナルショップを展開しています。
チャングー、デンパサール地域のプラザルノン内、デンパサール地域のトランススタジオモール内、ジンバラン地域のサイドウォーク内、クタ地域のパパイヤ フレッシュ ギャラリー内、ヌサドゥア地域のバリコレクション内、サヌール地域、スミニャック地域のスミニャックヴィレッジ内、ウブド地域のモンキフォレスト通りなど
イチオシのココナッツソープを3種類ご紹介しました。それぞれのよさがあり、どのプロダクツもおすすめなのですが、自分好みの商品を見つけるきっかけになればうれしいです。まずはぜひお試しに、一度使ってみてくださいね。
(※情報は2020年7月現在)
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