コスパ抜群の第2世代「iPhone SE」はどんな人におすすめ?
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スマホはやはり最新機種が人気ですが、性能のいい機種を買おうとするとコストが気になるもの。そこでITライターの伊藤さんが紹介してくれたのが、第二世代「iPhone SE」。どんな人におすすめなのかもあわせて教えてくれました。
イチオシスト:伊藤 浩一
ブログ「伊藤浩一のWindows Phone応援団(旧W-ZERO3応援団)」主宰。モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行い、アクセス数は月間30万を超えるブログとなっている。
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根強い人気を誇るAppleのiPhoneシリーズのなかでも、隠れた人気機種として「iPhone SE」があります。2016年に発売された初代iPhone SEは、iPhone 5sと同サイズの4インチディスプレイを搭載しながらも、中身はiPhone 6sと同等でコスパが高い機種でした。
2020年4月に発売された第2世代のiPhone SEは、iPhone 8と同サイズの4.7インチディスプレイで、中身はiPhone 11と同等と、さらにコスパが高くなりレベルアップしています。では、iPhone SEはどんな人におすすめなのでしょうか?
小型でホームボタンを搭載した旧iPhoneスタイルを継承
第2世代「iPhone SE」は、iPhone 8と同じデザインになっています。iPhone X以降、全画面ディスプレイでホームボタンが廃止になっていますが、第2世代のiPhone SEはホームボタン搭載の旧iPhoneスタイルに戻りました。画面をスワイプしてホーム画面に戻るスタイルよりも、ホームボタン操作の方が馴染みのあるユーザーも多いことでしょう。旧iPhoneスタイルが好みのユーザーや、iPhoneを初めて使うユーザーには、ホームボタン搭載のiPhone SEがイチオシです。
小型ながらもiPhone 11並の高性能
第2世代「iPhone SE」は、iPhone 11と同等のCPUを搭載しています。 iPhone 11とiPhone SEのベンチマーク速度を比較しても、GPU値以外はiPhone 11に匹敵する値を出しています。
同じ64GBのモデルを比較すると、iPhone SEはiPhone 11よりも30,000円ほど安いものの、性能としてはほぼ同等とコスパの良い機種です。全画面ディスプレイやデュアルカメラ、トリプルカメラの機能が不要なユーザーには、実用性の高い機種になっています。
デュアルSIMのeSIMは活用の幅が広がる
第2世代「iPhone SE」は、デュアルSIM機能を搭載しています。nanoSIMとeSIMのデュアルSIMになっており、2つの通信サービスを併用するには最適です。例えば海外に行ったときなど、nanoSIMは日本の通信サービスでローミング利用して、eSIMは海外の通信サービスでプリペイドでリーズナブルに利用する、など活用の幅が広がります。
第2世代「iPhone SE」は総じてコスパの良い機種です。iPhone 8以前の機種を使い続けているユーザー、初めてiPhoneを使うユーザー、iPhone X以降の機種のサブ端末として使いたいユーザーにイチオシの機種となっています。
DATA
Apple┃iPhone SE
ディスプレイ:4.7インチ Retina HDディスプレイ
サイズ:138.4mm×67.3 mm×7.3 mm
重量:148g
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