GPS付きシューズ「うららかGPSウォーク」は認知症患者の徘かい対策の切り札かも
さまざまな介護のなかでも大変なのが、認知症の人の見守り。徘かいがあると家族としては気が休まるときがありません。介護情報サイトを運営する横井さんが、徘かいする人を素早く見つけることができる、GPS付きシューズ「うららかGPSウォーク」を紹介してくれました。
※記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部が当サイトに還元されることがあります。
2018年の認知症による行方不明者は約1万7千人。前年より2千人ほど増えているそうです。行方不明にならないまでも、家族が探して発見できたという人まで合わせると、その数はもっと多いことが想像できます。自分の親がフラッと出かけたまま戻ってこないなんて、誰だってイヤですよね。
そこで、介護ガイドとしてぜひおすすめしたいのがGPS付きシューズ「うららかGPSウォーク」です。
これなら万が一のときにすぐに見つけることができます。うちの親が行方不明? そんなの絶対に避けたい!
GPSがついていることを本人に知らせずに使用できるのもポイント
年々増え続ける認知症による行方不明者。要介護状態になる理由の第1位が認知症で、
65歳以上の4人に1人は認知症またはその一歩手前とも言われる時代です。そう考えると、認知症による徘かいはごく身近に起こりうると言えます。特に在宅介護の認知症患者さんは、目が行き届かない状況になると徘かいする危険性があり、注意したいものです。
GPS付きシューズは徘かい対策の切り札になるかも
対策もいろいろ考えられます。例えば玄関については、ドアに鈴をつける、センサーを付けて人が通ると知らせるなど。ほかにもGPS付きの携帯電話や、連絡先を書いた迷子札を持たせるといった対策があります。しかし、
音を聞き逃したり携帯することを忘れたりしてしまうことも。その点、
GPS付きシューズを履いてもらうというのはかなり有効です。もし手ぶらで出かけてもすぐに居場所を見つけることができます。
シニア向けのシューズとしても工夫がいっぱい
「うららかGPSウォーク」は、かかとにGPS端末を収納、中敷きで隠れるため本人には気づかれません。スマホの専用アプリで居場所を確認することができます。また、着脱の際に足の甲のところがガバッと開く、甲の高さに合わせて自由に調整できるなど、使いやすい工夫もされています。
2015年度にはグッドデザイン賞を受賞。
いますぐGPS端末を入れなくても、普通のシニア用シューズとして使えるので、いざというときの親孝行グッズとしてもおすすめです。DATA
株式会社トレイル┃うららかGPSウォーク
サイズ:2S~3L(21.5/22.0cm~26.5/27.0cm)
甲材:合成皮革(ポリウレタン100%)、トリコットスウェード(ポリエステル100%)
底:合成底
重さ(片足):約250g(Sサイズの場合)※GPS機器含まず
カラー:ブラック
福祉用具情報サービスTAISコード:01549-000001
※内側はさらっとしたナイロンメッシュ仕様。
※GPS機器は別売り(別契約)となります。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。 診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。 記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。 当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。