絵画好き必見の映画『ミッドナイト・イン・パリ』
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絵画造形教室を主宰するかまゆみさんがおすすめしてくれたのが、映画「ミッドナイト・イン・パリ」。歴史的芸術家や作家が登場するこの映画は、美しいパリの風景とセンスのよい会話が光る、コメディかつロマンチックストーリーなんだそう!
イチオシスト:かまゆみ
All About 子供の絵画・工作 ガイド。これまで絵画造形教室・幼児教室・児童センター・保育園・フリースクール(石川県・富山県・千葉県・東京都)の
教育現場で活動。
2008年、かまゆみお絵かき教室主宰。2010年、アート団体ワークショップクリエーションを立ちあげる。「かまゆみアート研究所」代表。
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現代と1920年代のパリが交差し、歴史上の人物達と交流していく。そんな摩訶不思議な世界を描いた映画「ミッドナイト・イン・パリ」。美しいパリを舞台に、タイムスリップを繰り返しさまざまな時代の著名な作家や芸術家と出会うストーリー。アート大好きな子供の絵画ガイドの私を含め、読書や絵画ファンにはたまらない作品です。
ウディ・アレン監督作品で、第84回アカデミー賞脚本賞を受賞、各映画祭でも高評価を集めました。彼の作品では1994年の「ブロードウェイと銃弾」と並ぶ代表的な映画です。
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映画『ミッドナイト・イン・パリ』あらすじ
ハリウッドの脚本家であるギルが、婚約者とその両親と共に憧れのパリを訪れます。ある真夜中、旧式のプジョーが現れ、誘われるまま車に乗り込んだギル。着いた先は、彼が黄金時代と言っていた1920年代のパリでした。そこで出逢うヘミングウェイ、ピカソ、ダリにロートレックといった歴史的に偉大な人物たち。夜ごと繰り返すタイムスリップで、彼はメッセージをつかみとります。奇想天外でロマンチック、さらにコメディなストーリーです。
美しいパリの風景と歴史上人物の魅力がたっぷり!
以前フランス旅行に行く前に、パリを舞台にした映画を何本か観ました。その中でも、音楽とパリの叙情的な美しさが奏功し印象的だったのがこの映画です。また、歴史上人物の登場にも心惹かれました。
映画の中の芸術家や小説家達は、それぞれ特徴を上手く捉えており、演じる俳優と同一化しています。特に、理屈っぽいヘミングウェィの会話センスは圧巻です。
作品ジャケットにはゴッホの《星月夜》
作品のジャケットには、ゴッホの「星月夜」が描かれていますが、映画の中にゴッホは登場しません。ゴッホファンの私は、この作品を用いたタイトルワークにすぐ目がいき、いつ登場するのかとワクワクしながら観ておりましたが、残念。
なぜアレン監督はゴッホ作品をジャケットに使用したのか、映画を観たファンの間でも話題にのぼりますが、そんな疑問を抱かせるのも彼のマジックなのかもしれませんね。
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DATA
ミッドナイト・イン・パリ
監督:ウディ・アレン
主演:オーウェン・ウィルソン
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