なくす心配ナシ!お薬手帳アプリ「EPARK」が便利
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もらったお薬を記録するお薬手帳ですが、必要な時についつい忘れて再発行……なんて経験はありませんか? ポイントや決済サービスなど、お金に関するアプリに詳しいファイナンシャルプランナーの小澤さんは、お薬手帳も電子化。なくす心配がなくなるだけでなく、医療費が節約できるんだそう!
イチオシスト:小澤 美奈子
かつてはお金の管理が苦手でしたが、働きながら家計を切り盛りする中で、管理することの重要性を認識しました。FPである今は、多くの方にお金についてわかりやすく伝えることをモットーに邁進しています。保険会社出身のファイナンシャルプランナーです。
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1年ほど前から、かかりつけ薬局を持つようになりました。そちらの薬剤師さんから教えてもらって、とても便利だったのがこの「EPARKお薬手帳アプリ」です。
私自身、ファイナンシャルプランナーという職業柄、ポイントや決済サービスなど、お金に関するアプリについてはチェックするようにはしていたのですが、お薬手帳アプリについては盲点でした。手帳の紛失や薬局での待ち時間の短縮、薬の飲み忘れ防止になる上、実は、医療費の節約にも役立ちます
必要な時に、忘れた、なくした……
恥ずかしい話なのですが、実は私自身、お薬手帳を過去に何度か紛失した経験があります。その都度作り直すのですが、また失くしてしまうという悪循環。いつの間にかお薬手帳を持たない習慣ができてしまっていたのです。当然ながらお薬手帳を持っていないと、不便なことだらけ。お医者さんに行けば、問診表などに、その時服用しているお薬を書く必要があります。
しかし、お薬手帳がないと、お薬の名前が思い出せない! また、薬局へ行った際も、その時に別で服用しているお薬を伝えられずに、薬剤師さんを困らせたことも多々ありました。
そんなわけで電子化したところ、とにかく便利でもっと早く切り替えればよかった! と思ったのです。
お薬手帳アプリの機能を使って薬局での待ち時間を短縮!
使い方は簡単! 薬局で発行してもらったQRコードをスマホで読み込むだけです。簡単にお薬の情報をアプリに保存することができるのはもちろん、アプリの機能を使って処方箋を事前に送っておけば、薬局での待ち時間が短縮できるというのも大きな利点です。
というのも、処方箋の使用期限は交付の日を含めて4日以内と短く、店頭が混んでいて後回しにしたら営業時間を過ぎ、気づけば期日も過ぎてしまった……ということになりかねないのです。処方箋を再発行、なんて二度手間も防ぐこともできます。
お薬手帳のかわりとなるアプリにはいくつか種類がありますが、今私が使っているのは「EPARKお薬手帳」というアプリ。
なぜこちらを選んだのかと言うと、かかりつけ薬局で「EPARKお薬手帳」から送った処方箋を受け取れるサービスを行なっていたからです。ほとんどのお薬手帳アプリには、処方箋を送信できる機能が付いているのですが、アプリごとに処方箋を送れる薬局が決まっているので注意してください。
したがって処方箋送信サービスを利用したい場合、自分のアプリから送った処方箋が、かかりつけの薬局で受け取れるかどうかを事前に確認しておくことが大切なのです。
アラーム機能を使えばお薬の飲み忘れも防止できる
ほかの便利な機能としては、お薬の飲み忘れを防止できるアラームを設定できることが挙げられます。お薬って、ついつい飲み忘れてしまうことがありませんか? この機能を使えばお薬を飲むタイミングをしっかり教えてくれるので、飲み忘れはほぼなくなりました。
お薬手帳アプリで医療費が節約できる
さらに、ほんの少しだけなのですが、お薬手帳があると医療費が節約できることをご存じでしょうか。というのも、薬局でお薬を処方してもらう際にかかる「薬剤服用歴管理指導料」が、お薬手帳を持参することで、3割負担の場合であれば40円ほど安くできる仕組みになっているからです。この場合のお薬手帳の形式は問われることがなく、当然アプリのお薬手帳でも問題ありません。
ちなみに、「薬剤服用歴管理指導料」を安くするためには、同じ薬局に6カ月以内に再度行く必要があり、はじめて行く薬局や、以前に行ってから6カ月以上経ってしまってから行く薬局では適用できないことになっていることは、押さえておいてくださいね。
わざわざお薬手帳を持ち歩かなくても、スマホさえあればどこでも見られる。しかも医療費もちょっとだけ節約できるお薬手帳のアプリ。ぜひ皆さんも使ってみてください。
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株式会社フリービット | EPARKお薬手帳
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