沖縄の伝統織物「機織り工房しよん」のブックカバーで読書が楽しくなる!
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沖縄在住の稲嶺さんが紹介してくれたのは、沖縄の伝統織物と若手作家による新しいデザインの融合で生み出されるブックカバー。カラフルでかわいく、プレゼントにもイチオシだそう。
イチオシスト:稲嶺 恭子
大手出版社で情報誌編集に携わり、退社後シンガポールへ。現地日本人向け情報誌編集部を経て、帰国後は沖縄へ移住。シンガポール、沖縄での経験を生かして、2007年よりフリーランスの編集&ライターとして、主にアジアと沖縄をテーマとしたガイドブック・雑誌・書籍・ウエブ媒体などで活躍中。
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文庫本サイズと単行本サイズのブックカバー
沖縄の伝統的な織物の技術から生み出されるアイテムで、鮮やかな色合いが魅力的。ちっとも古臭さを感じさせない、新たな沖縄の工芸品です。本がしっくり馴染むので使いやすく、読書をするのが楽しくなりますよ。
ここにしかないカラフルな伝統織物のブックカバー
沖縄にはたくさんの素敵な伝統工芸品があります。大御所の作品も味がありますが、若手の作家さんが伝統技法と新しいデザインを融合させた商品を生み出しているのも、沖縄伝統工芸の良いところ。「機織工房しよん」も、伝統的な沖縄の織物の技法を用いた新しい織物の姿を見せてくれる工房のひとつです。「機織工房しよん」では、普段の生活に取り入れやすい小物やテーブルウエアなどを制作していますが、なかでも私のお気に入りはブックカバー。
本が好きということもあり、ブックカバーをコレクションしているのですが、ここのブックカバーが一番使いやすいです。本にぴったりと馴染み、長く使っていてもヘタレません。織がしっかりしているのでとても丈夫なのです。
プレゼントに贈ったりもするのですが、みなさん口をそろえて「使いやすい」と言ってくださいます。気に入って、沖縄に来たときにもうひとつ購入していく人もいます。
さらに、色づかいもイチオシのポイント。ピンクや鮮やかなイエロー、沖縄の海のようなスカイブルーなど、カラフルでポップ、かつ上品。これは、化学染料と天然染料のいいところを活かして使い分けているから実現するのだそうです。
色の組み合わせ方も絶妙で、どこか懐かしさを感じさせる風合いもあり、長く愛用できる逸品だと思っています。
古民家の工房は和やかな雰囲気
「機織工房しよん」のブックカバーは、那覇市内のセレクトショップでも手に入りますが、せっかく沖縄に来るのであれば、八重瀬町にある工房を訪れてみてください。沖縄の古民家を利用した工房の販売スペースは畳敷きでのんびりとした雰囲気。「トントン」という機織りの音を聞きながら、ゆっくりと商品を選ぶことができます。
こちらの工房は4人の女性作家さんが営んでいるのですが、作家さんたちも織物同様に和やかで素敵。作り手の顔を見ると、商品にもさらに愛着が沸いてきますよね。ぜひ、「機織り工房しよん」の織物に出会いに、沖縄を訪れてください。
DATA
機織工房しよん┃ブックカバー
サイズ:文庫本サイズ、新書サイズ、単行本サイズ
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