食通が唸る隠れ家フレンチ「AZUR et MASA UEKI」
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大切なディナーのレストラン選び、迷いますよね。数多くのお店を食べ歩く東龍さんが特別な日のディナーにおすすめしたいのが、2017年3月1日西麻布にオープンした隠れ家的なレストラン「AZUR et MASA UEKI(アズール エ マサ ウエキ)」。フレンチ界屈指の食通がこのレストランを選ぶ理由を教えてもらいました。
イチオシスト:東龍
1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。炎上事件から美食、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。
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西麻布や広尾にはたくさんの素晴らしいレストランがありますが、そのなかでもイチオシしたい食通の隠れ家フレンチが「AZUR et MASA UEKI(アズール エ マサ ウエキ)」。
2016年のベストワインメーカーに選出されたカルフォルニア・ナパバレーの名門「Azur wines(アズール ワインズ)」がフレンチの鬼才と称される植木将仁氏を招聘し、2017年3月1日西麻布にオープンしたレストランです。
ゆったりとしたウェイティングスペースが設けられており、ダイニングのテーブル間隔にも余裕があるので、隣にいるゲストのことも気になりません。暖炉にゆらめく炎が気持ちを和ませ、会話も弾み、まさに隠れ家と呼ぶにぴったりなレストランです。
月替わりで全11品が提供される「AZUR Course(アズール コース)」(15000円/税・サービス料別)は、植木氏の才能を余すところなく体験できるので、私もお気に入りのコースです。
料理名は美しく、アミューズは「来たれ愛しい人」、シグネチャーディッシュのひとつ「シャンピニオンコンソメ」は「清澄」など、独特の詩的な世界観。
植木氏は、鴨を石川県の郷土料理である治部煮に昇華させた料理を、世界料理学会で発表し、実際にメインディッシュでも提供しました。
これまで鴨の調理法といえばポワレなどが一般的でしたが、減圧調理器「ガストロバック」を用いた調理法によって、たっぷりと出汁を含ませながら火入れすることができています。そのため、鴨はやさしい味わいに仕上がっており、鴨が好きな人にはもちろん、鴨が苦手な人であっても、おいしく食べられるようになっているところがイチオシポイントです。
また、治部煮で使われている加賀蓮根、人参、生麩を付け合わせており、モダンフレンチでもお目にかかれない新規性の高い逸品を創り上げたのです。
植木氏によって紡ぎ出される素晴らしい料理の数々が、私がイチオシする大きな理由といえるでしょう。
「Azur wines」のワイナリーレストランなので、「Azur」シリーズはもちろん、さまざまなワインが取り揃えられています。
フルペアリング(9800円/税・サ別)、ハーフペアリング(5900円/税・サ別)に加えて、ノンアルコールペアリング(4800円/税・サ別)まで用意されており、お得にマリアージュを体験できるのは嬉しいところ。
数ある隠れ家フレンチのなかでも、鬼才・植木氏の料理と豊かなワインを楽しめる「AZUR et MASA UEKI」は大切なディナーでは文句なしにイチオシです!
DATA
AZUR et MASA UEKI(アズール エ マサ ウエキ)
住所:東京都港区西麻布2-24-7 西麻布MAビルディング 1F
TEL:03-6805-1147
営業:17:00~23:30(最終入店 22:00)
定休日:日
アクセス:「乃木坂駅」から徒歩7分、「六本木駅」から徒歩10分、「広尾駅」から徒歩10分
2016年のベストワインメーカーに選出されたカルフォルニア・ナパバレーの名門「Azur wines(アズール ワインズ)」がフレンチの鬼才と称される植木将仁氏を招聘し、2017年3月1日西麻布にオープンしたレストランです。
ゆったりとしたウェイティングスペースが設けられており、ダイニングのテーブル間隔にも余裕があるので、隣にいるゲストのことも気になりません。暖炉にゆらめく炎が気持ちを和ませ、会話も弾み、まさに隠れ家と呼ぶにぴったりなレストランです。
鬼才の植木将仁氏による斬新な料理
植木氏は生産者と交流が深く、食材に精通しています。故郷である石川県の金沢や能登を中心とした食材を用いた料理を提供していますが、そのどれもが驚きと先進性に満ち溢れたものばかり。月替わりで全11品が提供される「AZUR Course(アズール コース)」(15000円/税・サービス料別)は、植木氏の才能を余すところなく体験できるので、私もお気に入りのコースです。
料理名は美しく、アミューズは「来たれ愛しい人」、シグネチャーディッシュのひとつ「シャンピニオンコンソメ」は「清澄」など、独特の詩的な世界観。
植木氏は、鴨を石川県の郷土料理である治部煮に昇華させた料理を、世界料理学会で発表し、実際にメインディッシュでも提供しました。
これまで鴨の調理法といえばポワレなどが一般的でしたが、減圧調理器「ガストロバック」を用いた調理法によって、たっぷりと出汁を含ませながら火入れすることができています。そのため、鴨はやさしい味わいに仕上がっており、鴨が好きな人にはもちろん、鴨が苦手な人であっても、おいしく食べられるようになっているところがイチオシポイントです。
また、治部煮で使われている加賀蓮根、人参、生麩を付け合わせており、モダンフレンチでもお目にかかれない新規性の高い逸品を創り上げたのです。
植木氏によって紡ぎ出される素晴らしい料理の数々が、私がイチオシする大きな理由といえるでしょう。
素晴らしいワインのマリアージュ
「Azur wines」のワイナリーレストランなので、「Azur」シリーズはもちろん、さまざまなワインが取り揃えられています。
フルペアリング(9800円/税・サ別)、ハーフペアリング(5900円/税・サ別)に加えて、ノンアルコールペアリング(4800円/税・サ別)まで用意されており、お得にマリアージュを体験できるのは嬉しいところ。
数ある隠れ家フレンチのなかでも、鬼才・植木氏の料理と豊かなワインを楽しめる「AZUR et MASA UEKI」は大切なディナーでは文句なしにイチオシです!
DATA
AZUR et MASA UEKI(アズール エ マサ ウエキ)
住所:東京都港区西麻布2-24-7 西麻布MAビルディング 1F
TEL:03-6805-1147
営業:17:00~23:30(最終入店 22:00)
定休日:日
アクセス:「乃木坂駅」から徒歩7分、「六本木駅」から徒歩10分、「広尾駅」から徒歩10分
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