キッコーマンプロデュースのライブレストランは五感で楽しむ食のエンタメ!
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数多くのお店を食べ歩くグルメガイドの東龍さんがオススメしてくれたのは、日比谷にあるキッコーマンがプロデュースした「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO (キッコーマン ライブキッチン 東京)」。新感覚のエンターテイメント性溢れるレストランなんだとか!
イチオシスト:東龍
1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。炎上事件から美食、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。
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日比谷・銀座エリアで最注目の新レストラン
店内に併設されているショップ。数々の受賞歴を誇る「ソラリス」などのワインや、オリジナルのお菓子や調味料も販売されている
日比谷や銀座にはたくさんの飲食店がありますが、このエリアで今私が非常に注目し、イチオシしたいレストランがあります。
それは、キッコーマンがプロデュースし、2018年11月1日にオープンした「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO (キッコーマン ライブキッチン 東京)」です。
国内外で活躍する料理人が「融合」をテーマに開発したコース料理を、実演やトークと一緒に楽しむことができます。まさに、新しいタイプのエンターテイメント性に溢れるライブキッチンと言えるでしょう。
迫力が溢れるライブキッチン
ライブキッチンでは、ずらりと並ぶ豪華食材の説明のあとにシェフによる実演が行われる
ダイニングではコース料理が月替わりで提供されており、毎月、異なるジャンルを代表する有名料理人2~3人がタッグを組み、果敢に新しい料理にチャレンジしています。和食やフレンチ、イタリアン、中国料理などを組み合わせた料理を手掛けており、キッコーマングループの経営理念のひとつである「食文化の国際交流」を体感できるレストランとなっているのです。
目の前で次々と料理を仕上げていくライブ感は必見
ダイニングの中央にはライブステーションが設けられています。コースの進行に合わせて、使われている食材や料理を説明したり、こだわりや裏話を披露したりと、目が離せません。隣にあるオープンキッチンでは、料理が続々と作られ、提供される様子を見ることができます。
店内にはいくつものモニターが設けられており、料理名を表示したり、ライブキッチンの様子を映したりしているので、ライブステーションから少し席が離れていてもまったく問題ないでしょう。
創作料理の数々に、お得なワインペアリング
前菜として登場した「伊勢海老とパパイヤのカクテル」
取材時(2018年12月)は三重県の食材がテーマで、コラボレーションしたの「皿の上の芸術」と称されるフレンチの名店「クイーン・アリス」のシェフ・石鍋裕氏と、料理ジャンルや技法にとらわれず素材本来の美味しさを引き出すうかいグループ・紺野俊也氏でした。
スープ、前菜、煮物、魚料理、肉料理、豆腐料理、ご飯、デザートといった和スタイルの構成ですが、使われている食材は三重県の伊勢海老や鮑、和牛に加えて、フォアグラや黒トリュフもあり、まさに和とフレンチの食文化が融合しています。
「クイーン・アリス」のスペシャリテでもある「フォアグラ大根」
特に印象的な料理を挙げましょう。「海老とパパイヤのカクテル」はパパイヤを丸ごと使い、伊勢海老にパパイヤとオーロラソースを合わせた意欲的な冷前菜。「フォアグラ大根」はロッシーニとぶり大根を合わせたような一品で、フォアグラの脂と大根のさっぱり感が、非常に良い取り合わせです。
ワインペアリングは3杯と5杯の2種類が用意されており、シャンパーニュやプレミアムレンジの日本ワイン「ソラリス」が飲めるのは嬉しいところ。
五感で深く体験するので、一度訪れたら忘れることはありません。評判が高まっているだけに、早めの予約がイチオシです。
DATA
KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO (キッコーマン ライブキッチン 東京)
住所:東京都千代田区有楽町2-2-3 ヒューリックスクエア東京 B1
TEL:03-6866-0400
営業:レストラン 18:30~22:30(20:30L.O.)※18:30開場、19:00スタート/完全予約制
定休日:土日
アクセス:「銀座」駅・「日比谷」駅の地下通路から直結
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