ランニングやヨガに大活躍!目的別スポーツタイツの選び方
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運動を続けたいけれど、膝や腰を痛めるのは心配……という人は少なくないでしょう。最近はこうした不安を解消するためにさまざまな機能をもった「スポーツタイツ(レギンス・スパッツ)」が登場しています。アスレティックトレーナーの西村さんにスポーツタイツの選び方について教えてもらいました。
イチオシスト:西村 典子
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト。10年以上に渡り、スポーツ現場でトレーナー活動を行っています。資格と現場経験を活かし、健康づくりに役立つ、実践しやすい運動のコツをご紹介します。All About アスレティックトレーナー / 運動と健康 ガイド
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ランニングには「膝を守る」タイプ
日常的にジョギングを行う人からマラソンなど運動強度の高いものに取り組む人まで、走ることが中心の人は、ランニングフォームを安定させ、荷重ストレスから膝を保護するタイプのものを選びましょう。テーピング原理を応用した関節サポート機能のあるタイプもあります。DATA
CW-X(シーダブリューエックス)
スポーツタイツ エキスパートモデル 吸汗速乾 UVカット HXY109 [レディース]
ヨガやピラティスなどで使いたいとき ヨガやピラティスをするときは、ランニングのように荷重ストレスが大きく関節に加わることは少ないため、関節サポート機能よりも動きやすさや疲労回復をサポートするコンプレッションタイプを選ぶと良いでしょう。ふくらはぎまでカバーするロングタイプを選ぶとふくらはぎの持つ筋肉のポンプ作用を助け、疲労物質をより早く分解・代謝させるサイクルをサポートします。
DATA
CW-X(シーダブリューエックス)
18AW YOGA TIGHTS
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UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
フェイバリットグラフィックレギングス(ライフスタイル/ベースレイヤー/Women)[1317885]
実際に試着して選ぶようにしたい
スポーツタイツにはさまざまなサポート機能がありますが、自分の体に合ったものを選ばないとその機能を十分に活かすことができません。メーカーによって同じサイズでも履き心地やタイツの着圧などに違いがあるため、できるだけ実際に試着して選ぶようにしましょう。実際に履いてみて、動きにくさや着圧感を強く感じる場合は一つ上のサイズを再度試着してみます。
どうしても店舗での試着が難しい場合は通販での購入となりますが、このとき男性であれば身長とウエストサイズ、女性であれば身長とヒップサイズをしっかり確認した上で購入するようにしましょう。また男性用、女性用では骨格の違いを考慮してタイツの形状が異なっているため、男性では男性用、女性は女性用のスポーツタイツを選ぶようにします。
スポーツタイツはスポーツを行う人がより快適に動いたり、ケガを予防したりする機能が含まれているため価格帯もジャージに比べると高いものが多いようですが、その分、あなたの体をサポートする心強い味方となります。運動の目的などにあわせて自分の体に合ったものを選び、快適なスポーツライフを過ごしてください。
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