成城石井で買える!タカキベーカリー「石窯モーニングフランス」で朝食を
ヨーロッパの伝統的なパン作りをお手本に開発され、2005年に発売開始したというタカキベーカリーの「石窯パン」シリーズ。東急ストアや成城石井、スーパーなどで身近に購入できますが、All About【パン】ガイドの清水美穂子さんイチオシの袋パンのひとつ。2018年秋に原材料や製法を見直して全面リニューアルして、バージョンアップしたその魅力を「まるで白いシャツのよう」と評価する理由とは?
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タカキベーカリーの石窯パンシリーズはおすすめできる袋パン
今まで、AllAbout【パン】のサイトでは、ホールセールのベーカリーのパン(スーパーなどで販売している袋入りのパン)を紹介したことが、なかったかもしれません。
今回は、私が今一番おすすめする袋パンとして、タカキベーカリーの「石窯モーニングフランス」をご紹介したいと思います。
タカキベーカリーといえば、アンデルセングループで、袋入りのパンをスーパーなどに卸しています。
石窯のある工場は岡山、広島、つくば、秦野の4つ。西日本に比べ、関東では取り扱い店舗も少ないのですが、石窯パンシリーズがこの9月に大きくリニューアルしたこともあり、関東でも販売店が増えつつあるようです。
現在、関東では東急ストアや成城石井などの一部の店舗で購入できます。お近くの取り扱い店について知りたい方は、お客様相談室(電話:0120-133-110)にお問い合わせください。
石窯シリーズはもともと、イーストフードや乳化剤を使用していないのですが、今回のリニューアルではさらに、全品でマーガリンとショートニングを不使用に。毎日食べるものならば、そこ、とても重要です。
美しい気泡があり、まるでベーカリーのパンのよう
石窯モーニングフランスの特徴は、袋パンなのに美しい気泡があり、しっとりもっちりとした食感が保たれていること。
スーパーのパンというより、普通のベーカリーのパンのよう……
と思ったら、しかるべき理由がありました。
石窯シリーズの工場では、普通のベーカリーにあるような縦型ミキサーを備え、生地を傷めないようにやさしく、かつしっかりと水和させるべく、ミキシングを行っているのだそうです。また、それに続く分割や成形などの工程もひとつひとつていねいに、大事な部分はパン職人の手作業で行われています。しっとりもっちりした食感は、そのようにして出来上がるのですね。
石窯の中では、熱された炉床から出る遠赤外線の熱が、クラスト(皮)をパリッと、クラム(中身)に適度な水分を残して焼き上げます。袋に入るので、クラストは柔らかくなっていますが、トーストするとパリッとした食感に戻ります。朝食のトーストにおすすめです。
一年中、さまざまに楽しめる、白いシャツのようなパン
こういうパンを食べると、私は白いシャツのことを思います。
シンプルな白いシャツのように、余計な飾りや甘さがなく、パリッとしていて、一年中さまざまなコーディネートを楽しめて、飽きることのないパンだから。白いシャツを着こなすように、シンプルなパンを食べたいと思います。
今回は薄くスライスしたバターをのせて、さっと火を通したブルーベリーとイチジクで、ドレスアップしてみました。シンプルなパンだからこそできる、朝のちょっとした楽しみです。
DATA
タカキベーカリー┃石窯モーニングフランス
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