持ち運びに便利!「扇子」はビジネスマンの夏の必需品
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さっと出して粋にあおぐ「扇子」は、夏に欠かせない携帯便利なビジネスマンの必需品!うちわよりもスマートな印象を持ってもらえること間違いなしです。
イチオシスト:寿 マリコ
池坊短期大学教授
日本女子大学大学院人間社会研究科博士課程修了
大学卒業後、銀行勤務を経て現職。短期大学でビジネスマナーの講座を担当、就職の面接対策講座なども行っている。また、企業や官庁関連機関でもマナー講座や就労支援講座を行う。著書に『新社会人のためのビジネスマナー講座』(ミネルヴァ書房)がある。
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暑くて何かであおぎたい、そんな時は「扇子」がカッコいい!
無地でどんなスーツにもかっこよく似合うのが扇子の良さ。(宮脇賣扇庵 竜馬扇 各4320円)
営業先へ行く途中や、通勤の途中、また、冷房の温度を節電仕様にしているオフィスなど、夏はビジネスマンにとって、暑さでうんざりする場面が多い季節ですよね。暑くて何かであおぎたい、というときには扇子がおすすめです。
扇子はうちわと違って、上着の内ポケットに入れておけばいつでもどこにでも持ち運びができるので、夏に重宝する便利な品なのです。バッグに入れても場所を取りません。
ビジネスマンほど扇子がおすすめ! マナーはどうする?
扇子はビジネススーツにも合うので、暑い時にさっと出してあおぐと粋でカッコいいですよ。汗をかきっぱなしの人は、見た目にも暑苦しく不潔な印象を与えてしまいます。暑いと思ったら、汗がダラダラ出る前に、扇子であおいで涼をとりましょう。ただし、重要な会議や取引先との商談中、混雑している電車の中や人ごみなどは、使わないのがマナー。また、自分の顔の前で扇子をパタパタさせてあおぐと周りの人を不快にさせるので、周囲への気遣いを忘れずに。扇子を使う場合は、時と場合を考慮して、顔の下から静かにあおぐと良いでしょう。
ガイド愛用は職人の技が光る「京扇子」!
いつもバッグに入れて持ち歩いている愛用の宮脇賣扇庵の扇子。
今回おすすめしたいのが、私も愛用している宮脇賣扇庵(みやわきばいせんあん)の京扇子です。
宮脇賣扇庵は1823年創業の京都の老舗扇子店。多くの職人の手を経て作り上げられたこちらの京扇子は、開け閉めがとてもなめらかで、風の送りも良く、工業製品とはだんぜん使い心地が違います。持っていると一目置かれる、間違いなしの逸品です。
少し値が張りますが、柄ありデザインで人に差をつけるもよし。(竜馬扇 鳥獣戯画 各16200円)
扇子には女性用と男性用があり、色や柄もさまざまあります。縁起の良い柄の扇子を持つと、自分に活力を与えるパワーの源になるかもしれませんね。
スーツの色や好みにあわせたお気に入りの一品を見つけて、ビジネスアイテムとして取り入れてみてはいかがですか。
DATA
宮脇賣扇庵
男性用紙扇子 雲龍
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