原英莉花から授与された伝統のジャケット 竹田麗央は1年後のこと思い“ド緊張”「すごいメンバーで…」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<日本女子オープン 最終日◇29日◇大利根カントリークラブ 西コース(茨城県) ◇6845ヤード・パー72>
表彰式が行われた18番グリーンで、今月上旬に行われた「ソニー 日本女子プロ選手権」に続くメジャー2冠を成し遂げた竹田麗央が、優勝者のみが着ることを許される“伝統の紺色ジャケット”に袖を通した。
ディフェンディングチャンピオンが優勝者に着せるのが通例で、それは原英莉花の役目だった。第3ラウンド終了時には、「ギリギリでジャケットを贈呈するのは悲しいので精いっぱい頑張りたいです(笑)」と話していた原だったが、優勝争いに敗れ、今年はプレゼンターという立場になってしまった。
竹田は、「原英莉花さんにかけていただいて、すごくうれしかったです」と感激のシーンについて振り返る。そして、そんな新女王誕生の儀式を、多くのギャラリーも見守った。
歴代覇者は大会開幕前に行われるチャンピオンズディナーに出席。竹田も来年は、その一員となる。さらにディフェンディングチャンピオンは乾杯の発声をするのも“お決まり”で、大先輩たちを前に大役を担うことも“決定済み”だ。
そんな女王の晩餐には、今年、原をはじめ、大会最多8勝を誇る樋口久子や、2012年大会優勝の元世界1位フォン・シャンシャン(中国)といったレジェンドも含め17人が出席した。「写真を見て、すごいメンバーだなと思いました。来年はそこに自分が入るのを想像すると緊張します」と、竹田は今から表情を少しこわばらせた。当分の間は姿勢を正して、ジャケットを身に着けることになりそう?(文・間宮輝憲)
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