平均スコア『76.614』で“試練のフライデー” アンダーパーはわずか11人
イチオシスト
<アラムコ選手権 2日目◇3日◇シャドウクリークGC(ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>
米国女子ツアーの第2ラウンドは、119人中アンダーパーがわずか11人というサバイバルとなった。平均スコアは『76.614』で、カットラインはトータル7オーバー。日本勢は6人が予選を通過し、そのなかでアンダーパーの「71」をマークしたのは岩井明愛、岩井千怜の姉妹だった。
妹の千怜は「本当に難しかったです。しのいで、しのいで、しのいで。とにかく耐えるゴルフで、予選を通過してホッとしています」と安どの表情を見せた。
舞台はネバダ州の砂漠地帯に造られた林間コース。「人生の中でベスト1に入る景色と芝のきれいさ」と語る一方、難度は屈指だ。池や滝、バンカーが巧みに配置され、プレッシャーのかかる設計。乾燥した西海岸特有の気候によりフェアウェイやグリーンは硬くて速く、この日は最大瞬間風速8メートルの強風が加わって、難度は増した。
初日に「75」と出遅れたが、コンディションが悪化した2日目に「71」で巻き返し、トータル2オーバー・20位タイで週末へ。「スコアというより、耐えた自分を褒めたい」と胸をなでおろした。
一方、初日5アンダー・首位タイだった畑岡奈紗は、1バーディ・7ボギーの「78」とスコアを落とした。「風」との戦いで、「グリーンが乾いてすごく硬かった。きのうまでとは攻め方が違いました」と振り返る。
6番パー4ではピン手前10ヤードにキャリーさせたが、ボールは止まらずグリーン奥のラフに入った。急な下り傾斜で、ピン方向に打てば「下手したらグリーンからこぼれる」と判断。あえて右に90度向いて、斜面を使うルートを選択。ピンそば60センチにつける妙技を見せた。こうした繊細な判断と技術が求められる、難しいセッティングになっている。
「78」の要因のひとつは、パー5でスコアを伸ばせなかったこと。トータル1オーバー・15位タイで迎える週末に、巻き返しを図る。
第1ラウンドでもアンダーパーは26人にとどまったが、強風に見舞われた2日目は11人に減少し、“試練のフライデー”となった。3日目はどのようなドラマが生まれるのか。試合の行方に注目したい。(文・高木彩音)
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