蟬川泰果がJGAに“恩返し”の寄付 2026年は海外を強く意識する一年に「日本を主軸に欧州にも出たい」
イチオシスト
国内男子ツアー通算5勝の蟬川泰果が27日、2025年シーズンのポイント数に応じ寄付金を贈る『蟬川泰果 Eagle Donation for Future Supported by 住友生命』の贈呈式に出席。今年はナショナルチーム時代の“恩返し”にと、日本ゴルフ協会(JGA)へ寄付した。
スポンサー契約を結ぶ住友生命とともに取り組むこのプロジェクトは、子どもたちの未来、地球環境保護のための社会貢献活動の一環として実施。1年間で出場したツアーにおいて、優勝(100pt)、イーグル(25pt)、ホールインワン(50pt)の獲得数に応じてポイントを積み立てていき、それを換算した額を寄付金という形で団体に贈る。昨年は計450pt(優勝1回、12イーグル、1ホールインワン)を積み立てた(金額は非公表)。
贈呈式には蟬川のほか、池谷正成JGA会長や、住友生命の高田幸徳代表執行役社長らが出席した。壇上で蟬川は、「プロで活躍できているのは日本ゴルフ協会のおかげ。未来ある子供たちに貢献できることも光栄」とあいさつ。それに呼応するように、池谷会長は「蟬川選手をしのぐ選手が育つように使っていきたい」と約束した。
昨年で2年目を迎えたプロジェクト。「毎年、自分の活躍でどれだけ多くのジュニアゴルファーに夢を見せられるかという自覚もでてきた。もっと頑張りたい」と、プレーするうえで、この取り組みもモチベーションになっている。骨折などケガもあったシーズンだったが、1年目よりも多くの額を寄付することができ、「素直にうれしい」と喜んだ。
現在はシーズン開幕に向け、準備を進める日々。オフは昨年のケガを受け、「これまではやってこなかった体幹の基礎的なメニューや、柔軟性が上がるメニューを取り入れた。肩関節周りも柔らかくなっている」と、故障のない体作りに邁進。しっかりと鍛え上げ、「日本を主軸に、昨年の(国内)賞金ランク3位の資格で出られる欧州ツアーにも出たい」という青写真を描いている。
目標は「(国内)賞金王」と、もうひとつ。「そこをずっと意識している」と話す「日本プロ選手権 センコーグループカップ」(5月21~24日、滋賀・蒲生ゴルフ倶楽部)優勝だ。これまでに「日本オープン」「日本シリーズJTカップ」「日本ゴルフツアー選手権」を制しており、“日本タイトル全制覇”への最後の1ピースを勝ち取りたい。さらに、海外本格参戦についても「(賞金王になって行くのが)理想的だけど、(米ツアー)QTに挑戦するという気持ちもある」と再び意識を強める年になる。
来週4月2日(木)から日本で開催されるアジアンツアーの「インターナショナルシリーズ ジャパン」(千葉・カレドニアンGC)で今季が本格始動。同シリーズはLIVゴルフにも通じており、この大会にもLIV勢など強豪海外勢が集まってくる。「去年は予選落ちしたので、今年は通過できるように。世界で戦う選手たちと上位争いをしたい」。意気込みは強い。もちろんここでも未来のゴルフ界を担う選手たちのため、ポイントを荒稼ぎするつもりだ。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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