ロボット計測で判明! 31種のボールを試打検証したら一番飛距離が出たのはホンマ『D-1』だった
イチオシスト
「飛んで止まる」という二律背反の性能を備えつつある最新ゴルフボール。自分に合ったボールを選ぶことはスコアアップにおいて重要だ。ウレタンカバーのいわゆる“スピン系”、アイオノマーカバーの“ディスタンス系”に加え、ルール非適合の“非公認”も合わせた全31モデルの実力を診断。今回は、ドライバーにおける評価を紹介する。
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藤倉コンポジットの協力を得てドライバーショットのロボットテストを実施。昨年最も売れた『G440 MAX』にフジクラ『スピーダーNX ゴールド 50S』を組み合わせ、福島県南相馬市にある同社の小高工場内のテストセンターで、HS43m/sで試打したボールをトラックマンで計測し、エラーを除いた3球の平均値を取った。
公認球で最も飛距離が出たのは、本間『D-1』で257.4ヤード。“スピン系”ではダンロップ『スリクソン Zスター XV』が254.9ヤードを記録した。それぞれのカテゴリの平均を見ると、飛距離重視で設計されているディスタンス系が251.2ヤード、ショートゲーム性能を重視したスピン系の方が252.4ヤードと若干飛んでいるという結果になった。
しかし、この数字だけで選ぶには注意が必要だと試打した海老原秀聡は言う。
「今回のロボットテストはヘッドスピード43m/s前後で行っています。これはスピン系ボールのターゲットにはぴったりですが、ディスタンス系はもう少しヘッドスピードが遅いプレーヤーがメインターゲット。飛ばし屋はこのデータ通りスピン系が有利ですが、パワーのない人の場合はディスタンス系の方が飛ぶという現象が起こる可能性は十分あります。それを考慮して、自分のヘッドスピードに合ったボールを選ぶことも重要です」。
なお、非公認ではPRGR『スーパーegg』が261.0ヤードを記録、平均も258.6ヤードという驚異的な数字を叩き出した。
【試打検証したボール31モデル】※順不同
ブリヂストン:『ツアーB X』『ツアーB XS』『ツアーB JGR』『プリセプトPR1』
ダンロップ:『スリクソン Zスター』『スリクソン ZスターXV』『スリクソン Zスター◆』『ロイヤルマックスフライ赤』『ロイヤルマックスフライ黒』『スリクソン XmaX』『ゼクシオハイパーRD』
キャロウェイ:『クロムソフト』『クロムツアー』『クロムツアーX』
テーラーメイド:『TP5』『TP5x』
ミズノ:『Mizuno Pro S』『Mizuno Pro X』
本間ゴルフ:『TW-S』『TW-X』『D-1』
プロギア:『RSスピン』『PRGR プレミアム』『ソフトディスタンス』『スーパーegg』
キャスコ:『キャスコロイヤル3』『キラMAX』『キラダイヤモンド』『ゼウスインパクト』
ゴルフパートナー:『ネクスジェン ツアースペック』『ネクスジェン Dスペック』
解説・試打:海老原秀聡
えびはら・ひであき/1990年生まれ。2012年にプロ入り。試打経験豊富で、繊細な感覚を言語化できる。「GOLF&FITNESS POINT 芝浦」でレッスン活動を行っている。
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